日曜にアカムツな面子と傳良丸の予定だったんですが、台風20号の影響による高波が予想され、金曜日の時点で早々に出船中止。
したら、日曜釣行の予定を繰り上げて、このところ絶好調な野毛屋ショウサイフグに行きましょっか。
ちょうどつり丸にこのときの取材の記事が掲載されて、いいタイミングですよ。
野毛屋では15日の火曜日に束釣りを記録、水曜、金曜にも頭80尾の好釣果。
こりゃ、よりふぐフェスタが始まったかな?と思ったのですが、HPの健太郎船長コメントにはよりふぐの文字は無し、どういう状況なんだろう?との興味もありました。
この日は潮が小さいため、勇治船長のエビタイ船はお休みでフグ船2隻だし。
どちらの船でもいいので、駐車場整理が落ち着く6時くらいに行こう、とのんびり出発したのですが、フグ船は大人気で、2隻分の札がだいぶん無くなっていましたよ。
これはつり丸への掲載効果!?なんてわけはなく^^;、みなさん秋の釣況や釣果をよくチェックしています。貸し竿の人も多くて、将来的にも楽しみですね。
やっぱり釣れてるときはこんくらい釣り人が集まらないと盛り上がりません(^^)
勇治船長の船の、左ミヨシから4番目に釣り座を取りました。潮上ですが、まあこんだけ釣れてる状況ならなんとかなるでしょう。
健流ファーストバージョンロッドにABU4601C、カットウは船上で結びます。
健太郎船長の第一忠丸の近くにイカリを打って、釣り開始。
先にイカリを入れた第一忠丸では、投入合図の直後から何人も竿曲げてますよ、こりゃ凄い食いっぷりみたい。こちらは数分遅れて釣り開始、予想通り、底に着くやいなやバリバリ食ってきますよ。しかも型がいいじゃないですか。
こういうときは餌があっという間に無くなるので、しゃくるタイミング勝負。錘安定させてから1.38秒くらいでフワリとしゃくると、スッと針が刺さる感触の後にオモリの重さが無くなります。上に泳いだフグをリールを巻いて追いかけて一丁あがり、という感じ。
隣のお兄さんは貸し竿(とはいえ健流Vなので私の竿より上等^^;)でフグ釣りが初めて、しゃくりが大きすぎます。ちょっとアドバイスしていたところに、中乗りエストシ君(仮名)がやってきて、竿を取って見本を見せます。
びっくりしたのは、説明しながら竿をしゃくって、ひとしゃくりめに魚かけちゃいましたよ^^;。カッコ良かったぞ、エストシ君。
このバリ食いなら軽く束いきますね、茨城だったら8時早上がりのペースです。
と、思ったんですが、そうは問屋が卸しませんでした^^;
10尾ほど釣ったところで、アタリは遠くなってしまいましたよ。勇治船長いわく、反応はずっと出てるようです。フグさんの朝食タイムは終わったか、以降はポツリポツリ。
そこから先はいつものフグ釣り。
誘って誘って、また誘ってやると、アタリがやってきます。
バリ食い入れ食いも楽しいけど、もともとカットウ釣りは誘いの釣り、フグの活性にあった誘いで釣れるのが楽しいものです。
ペースは遅いですが、バケツの中は徐々にフグが増えていきます。
途中、強烈な引き。なんだろう?シャープな引きなのでエイではないし、重い引きなのでサバとも違うと思ったら、ウスバハギでした。大貫沖では初めて釣った。
この魚は好きなので、もちろんキープ。50cmオーバーで、クーラーに曲がって入るサイズです。
で、気になるフグのサイズですが、大中小交じり。30cmオーバーの良型もいれば、16cmの小型もいます。まだよりふぐの群れではないですね、選別されてないから(^^)
昨年秋から今年の夏まで好調に大貫沖のフグが釣れていますが、その好調がいまだに続いているという感じです。
この先に小型の群れがでてくれば、よりふぐフェスタになるでしょう。
この日は健太郎船長は機動作戦、勇治船長は粘りの作戦でした。
大貫沖はさわやかな秋晴れ、風も気持ちよく、半袖でも暑いくらい。
こういう日には沖にいるだけでハッピーな気分ですね。
青空の下で素面で食べる枝豆が美味しかった、花王迷人さんごちそうさまでした(^^)
さて、フグの食いの方は、パタパタッとまとまって釣れたり、アタリが無いまったりタイムがあったりとの繰り返しが帰り際まで続きました。
後半は勇治船長は捌くのに大忙し、エストシ君もフグを集めたり配ったりで活躍ですよ。
結局28尾でフィニッシュ、頭は46尾とここ数日の釣果に比べると見劣りしますが、ほぼ満船でこの数字です。船中数は1000近くいってるんじゃないでしょか。
平日で客数と船数が少ない条件ならば、束に届く魚影というのは実感できました。
マルアジが混じったので、干物用にお持ち帰り。
他に外道にはギマ、サバフグが混じりました。
小ふぐの干物を作りたかったのだけど、サイズがばらけていたのでまとめて半身に卸しました。平均サイズは良いので、けっこう食べでがありますよ。
昨年は同じ日によりふぐがスタートしましたが、今年はどうでしょう?
小さいフグは混じっていますが、これが例年のようにまとまるかどうか。昨年からのフグがまだまだたくさんいるので、今シーズンはこの状況が続くのかもしれません。
[金沢八景 野毛屋]
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