ここ数年パッとしない釣果だった富津沖のイイダコですが、今シーズンは秋が深まってから好調になったようです。
早いとこ行かなきゃ、いつ行こうかと思ってるときに、この日の試食会でイイダコ釣りのお誘いをしてくれたのは、業界の大先輩の根岸さん。
二つ返事でGO!ですよ(^^)、調べてみると根岸さんとのイイダコ釣りは7年ぶり2回め。
いつもの風景、ビューティフル朝焼け。
無風べた凪、イイダコ釣りにはベストコンディション!
ひらの丸のイイダコ船では珍しく、といっては失礼だけど^^;、ほぼ満船。
以前はもっと小さな船でしたが、タチウオ船が新造船になったのでタチウオに使っていた船をイイダコに使用、このためけっこう乗れます。
人が多いので、私は突き出しに入りました。
こちらがタチウオ乗合の新船、でかいです。
タチウオは人気の釣り物で、こちらはいつも釣り人が多いです。
イイダコテンヤは無料で貸し出してくれます。
綺麗に加工されたラッキョウがセットされていますよ。
イイダコ釣りはラッキョウに限ります。
竿は手バネの2本使い、いつものスタイルです。
テンヤを2つお借りします。
使うのは手バネ竿とこの貸しテンヤだけ。
イイダコ釣りは、数ある釣りの中で、もっとも荷物が少ない釣りです。
バケツに脱走防止用の網も船に常備でいたれりつくせり。
さて、釣りますか。
この日はイイダコ船が5隻操業中。すべて富津港の船です。
このイイダコポイントは排他水域で、他地区の船は入ってこれません。
水深は7~9m、けっこう深い。
そして潮が濁ってます。深場でこの濁りは、かなりのバッドコンディション。
さらに潮が速くて道具が落ち着かない、糸の立ち方も道具によってバラバラ。
こんな潮じゃあイイダコはご機嫌斜めだろ、と悲観的になるような潮なのですが、それでも乗ってきます。
やはり今年は魚影が濃いのは間違いなさそう。
貝殻付きで釣れあがるアンモナイトイイダコも。
今シーズンは束越えも珍しくないので、ひそかに狙っていたのですが、どうもこの日はそれほどの乗りではないです。イイダコのいるポイントが局地的で、流していくとパタパタと釣れて、その後沈黙、またパタパタと釣れる、という感じ。
潮がへんな具合なので、途中から2本竿はやめて1本竿にしました。
私も悪くないペースで釣れるのですが、隣の根岸さんが途中から手をつけられないくらい乗せ始めました^^;
わたし、あんまりイイダコ釣りで苦労したことないのですが、この日は隣であおりまくられて焦りましたね、中盤からは差が開くばかりでした。
11月のシーズン終盤の深場、濁り潮のコンディションは初体験でしたが、ちょっと工夫が足りなかったかも?イイダコ釣りも奥が深いです。
まあそれでも、イイダコ釣りは楽しい。
特に、良型が乗ったとき、合わせから手繰りにはいる重量感はたまりませんね。
小型はつまらんのか?と言われるとそうでもなく、ちびイイダコにもそれなりの楽しさがあります。
昼過ぎに沖あがりとなり、38杯でフィニッシュでした。
こちらは竿頭の根岸さんの釣果、54杯。
本日の船宿釣果はこんな感じ。
今シーズン、もう一回くらいイイダコ釣りに行きたいな、行けるかな?
家に戻って、スーパーちまちまマシン1号になって内臓を取り洗います。
38尾くらいならちょちょいのちょいです。
本日の最大くんと最小くん。
秋口に釣れるような小型も交じってるので、今年はもうちょい続くのかな,,??
しゃぶしゃぶも美味しいですが、今日はぜんぶ茹でます。小さくてかわゆす。
孫ちゃんにタコさんを見せてあげたいので、マイドータのとこまで届けてあげました。
この後は、ワインを空けてバタンQでした。
[富津港 ひらの丸]
https://www.hiranomaru.net/
私はここ数年衰えてイイダコやってないですが・・・
大船長のお下がり船は足元海水流れてないですか?
海水循環装置の船は手繰ったラーヂが船外に流されて困ります(^_^;)
もう一度いきたいとこだけど、12月も続いているかな...
お下がり船ですが、水は出るけど出しっぱなしではないようです。
この日は、私が手信号で「水だしてー」とお願いしたらすぐに出してくれましたが、バケツ一杯になったら止めて、上がりまでそのままでした。
なので、手バネ糸が流される心配については大丈夫ではないかと。
以前、作栄丸のシマアジ爆釣でコメントさせていただいた者です。今週末初めてイイダコ釣りに行くのですが、なにかワンポイントアドバイスをお願いします。
イイダコですが、テンヤを小突くときに底から浮かさないのが鉄則です(マダコと同じだけど、テンヤが軽い分、操作は繊細になります)。僅かでも動いていればタコは乗ってくるので、動きが大きくなりすぎないように注意してください。
あと、初めての場合はイイダコの乗りがわかりにくいと思います。慣れるまでは、5回小突いて一回くらい、テンヤを10cmくらい浮かせるようにして「空合わせ」をしてみてください。
それで何杯か釣れば、イイダコがテンヤに掛かったときの感覚がわかると思います。
次は小突いているときの重さの変化に注意して、イイダコがテンヤに乗った感触(=小突きがモタッとして僅かに重くなる)を得られるようにしてください。このテンヤの重みの変化がわかるかどうかで、釣果に大きく差がでます。
週末の天気はどうなんでしょうか、好釣を祈ってます(^^)
かなり繊細な釣りなんですね。
天気びみょーですが、行けたら頑張ってきます。
天気びみょーですか、、私も取材予定はいってるんで、好天祈願。
結果8杯と完全に修行となってしまいました。
確信を持ってあわせて釣ったのは2杯だけでした。
難しい…
とてもシンプルな釣りなんですが、テンヤの小突きと乗りの感知は、慣れて感覚を掴むまでは困惑するかもしれません。
私は取材予定が変更になって、家でぬくぬくと竜王戦中継を観ています^^;
#今日のDKO決勝取材の方も、おつかれさまです^^;