同志が去って

どうも将棋界の騒動については、期待がことごとく裏切られる。
女流独立問題、結局は分離独立という事態になってしまった。
　http://blog.goo.ne.jp/joryu-houjin/e/14848b9cc377eca3869daf865335de7d

昨年の12月、女流棋士達は自分達の将来のため、独立の賛否を投票にした。
　賛成４４、反対１、棄権８
独立は女流の願望であったはずだ。
しかし、この運動に横槍を入れたのが、弁護士に叱られてヘソを曲げた連盟会長。
12月の投票結果を踏みにじり、再度アンケートで「ほんとうに独立するのか？」ときたもんだ。
不当なアンケートの結果は、下記の通り。
　独立１７　残留３６
なにがあったか、だいたいの想像は付く、
連盟は、やることが汚い。将棋の盤上であれば、どんな手を指そうとそれがルールさえ守っていれば文句のつけようがないけど、今回の行為については、あなた方、世の中なめていませんか？
正義の在りかは連盟にあらず。いずれしっぺ返しがくるでしょう。

今回の悪事について、簡潔に、的確に書いている名文が松本さんのブログです。
琴線を刺激する文章を引用させてもらって、今日はワイン飲もっと。

　残留を表明した女流棋士が36人、という発表がされた日。いつもと変わらぬ将棋会館から窓の外に目をやると、鳩森神社の桜は満開で、昔よく聴いた「四月になると彼女は」の美しいメロディが頭の中で流れた。あのすさまじい切り崩し工作に最後まで持ちこたえた某さんは、「ちょっとわたし、バカなんじゃないの？」　会心の笑顔で首を振った。確かにバカなんじゃないですかね。でも何年かしてあなたの子供が大きくなったら、お母さんは目先の損得を考えないバカだけれど、同じ時代を過ごした私たちの誇りだと伝えたい。
http://shogi-pineapple.com/blog/2007/03/april_come_she_will.html