居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

若鮎

2023年05月28日 | 家族編

地元病院通院の為

月一の割合で姫1が帰って来る

 

仕事終わりに姫1の好物「若鮎」と

リクエストの夕飯のお買い物をして

帰宅する

 

いつもより品数が幾分多い食卓で

話題も事欠かない

 

一番の気がかりは

身体の不調が続いている姫2の事

大人のリンゴ病の疑いがあるらしい

姫1のリンゴ病は思い出せても

姫2が罹った記憶がない

高熱も続き発疹と腕の浮腫みがあり

そうとう辛い様子

塗り薬と日にち薬で忍の日々

大人になって罹ると大事になるのだ

 

 

そう言えばと先日のプチクラス会

スピンオフの話題を切り出す

 

クラス会の3日前に

故郷での同窓会の往復はがきが届いた。

東京での同窓会には

10年ほど前に出席したが

地元の会には出席したことがない

 

その翌日見知らぬショートメールが届く

以前にもSMSでは痛い目に合っているので

無視しようと思ったが

≪〇期〇組のMです

dekochinさんの番号ですか?

届いたらリアクション下さい≫

 

これはひょっとして?本物?

 

恐る恐る当時のあだ名で

≪クマさんですか?≫と返信

 

≪そうです!クマです!

同窓会に出席しますか?

dekochinさんが出席するなら

今まで出た事ないけど出てみようかなと≫

 

≪まだ思案中だけど

たまたま東京組の5人で今度集まるよ≫

 

そこから何往復か

当時の会話のテンポで

メッセージをやり取り

 

5人集まった写真が見たいと言われたが

それは事務所がNGだからと

顔を隠した写真を送ったのだ

 

 

「で、それから?東京で会おうって話にならなかったの?」

うん、それで終わり

「なにそれ~?それだけ??」と姫1

 

「そのクマさんはどんな人だったの?」

当時、お互い別々に意中の人がいて

お付き合いしてたけど

前髪切り過ぎたから廊下ですれ違いたくないとか

そう言う話が出来た人

 

それから私が柿好きだから

誕生日に毎年

これを植えたら柿の実になると

柿の種をくれた人

 

そんなエピソードをポツポツと

 

「イイ人だったんだね...」

うんイイ人だった...

 

「なんだ~ますます会う約束すると良かったのに」

 

いやいや、それは無いわ

きっとお互い劣化してる

会わぬが花よ

 

ふ~ん、お母さんにも乙女の頃があったんですね

 

 

 

さてさて、そろそろ同窓会の葉書を送らねば

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

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おかえりdekoちゃん

2023年02月19日 | 家族編

故郷に住む妹から

「古いアルバムがたくさんあるよ。

保管するなら預かって、自分が死んだら

処分する事にしようか?

どうする?」と相談のメール

 

2~3枚の写真をラインで送って貰ったが

いやはや懐かしいものばかり

 

実は実家を畳むに当たっては

妹が全て任を負ってくれていた。

故に

実家に残されていたモノは

果たしてどうなったのか

仔細あって尋ねる事が憚られていた。

 

妹の家で処分に困るものは

全てこちらへ送って欲しいとお願いする。

 

 

後日、大好きな「草太郎」と一緒に

ずっしりと梱包されたアルバムが送られてきた

青い表紙を開くとそこには

母に抱かれている

赤子の私がそこに居た

幼い頃の自分の写真の行方がわからず

母が亡くなってからずっと

捜していたのだが

とうとう見つからず

諦めていたのだ

 

さらにページを繰ると

若い両親の間に

無防備に笑う私がいる

 

今、ようやく手元に戻り

思わず「お帰り...」と呟き

知らぬ間に涙が伝っていた

 

幼い頃、父にはdekochin

母にはdekoちゃんと呼ばれていたその声が

耳元で蘇る

 

また別のアルバムには

まるでファミリーヒストリーのような

母方の実家の家族写真も...

もう、皆鬼籍に入ってしまった...

 

妹からの手紙には

「ご先祖様もお姉ちゃんのそばで落ち着くと思います」

 

 

妹よ、処分せずに送ってくれてありがとう

セピア色のアナログの世界も良いものだ

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

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新年おめでとうございます

2023年01月02日 | 家族編

明けましておめでとうございます

本年もどうぞ

よろしくお願いいたします

 

母さんは年末は30日まで仕事だから

お節は三人で分担しようと

娘達から有難いお申し出が!

そこで

おせち料理一覧を作り

娘達とシェア

それぞれが担当料理にチェックして

当日持ち寄ることにした

 

次女家族が大晦日から帰ってきて

賑やかに年を越す

ちびっ子たちも紅白の殆ど最後まで

頑張って起きていた

 

 

元日は長女夫婦が合流

 

ここで長女の旦那さんと

次女の旦那さんが初顔合わせ

お正月に皆が顔を合わせ

会話も弾みお箸も進み嬉しいひと時

 

三人で力を合わせたお節を

孫たちも喜んで食べてくれる

 

 

我が家の娘らが遊んだシルバニアのお家に

ツグミんが興味津々だったので

ショコラウサギ家族を

お年玉替わりにプレゼント

乗り物大好きなチースケには都営バス

整備場に通うほどのバス好きには

堪らなかった模様

 

 

さて本年はウサギ年にあやかり

弾むような一年になると良いなぁ...

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございます

 

 

 

 

 

 

 

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フォトウエディング

2022年10月23日 | 家族編

半年前に婚姻届けは出したけれど

お式は挙げていない姫1夫婦

 

本人たちがそれで良いならと

余計な口は出すまいと思っていたが

写真だけは残してほしい気持ちは実はある

 

姫1もその思いはあったらしく

「フォトウエディング」を行う事となった

 

たまたまその日は私も仕事がオフの日

 

「母さんも見に来る?」

 

折角のお誘いに便乗し見学する事に

 

到着すると和装が仕上がっているとの事

我が家で衣装の話が出た時

「綿帽子の姫1を見たいなぁ」

のつぶやきを姫1が採用してくれたのだ

 

ベテランのヘアメイクさんも

「綿帽子は久々で私も嬉しいです」と

 

当日その姿を目の当たりに

うん、うん、良く似合ってる

本当に親バカ丸出しだけれど

いつの間にこんなに綺麗になってたの?

スタッフさんもお祝いムードを盛り上げて下さって

見学に行って良かったなぁ

楽器を弾く姫1夫婦たっての希望で

それぞれの楽器を手にピンショットも

 

姫2のザ・ウエディングとは

全く違う趣だが

それでもこんなに嬉しそうな姫1を見て

私も嬉しくて胸がいっぱいになる

 

七五三の時期も近いので

親子連れのお客様も次々来店されていた

 

ドレスの姫1とすれ違ったちびっ子が

「お姫様だ...ママ、お姫様だ!」

 

ありがとう、お嬢ちゃん

そうなの我が家のお姫さまなのよ

 

この幸せを独り占めした

親バカな母は心で呟いたのでした

 

 

 

 

最後まで自己満足のブログに

お付き合い頂きありがとうございます

 

 

 

 

 

 

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嫁ぐ日を前に

2022年04月24日 | 家族編

昨年の夏に同棲をスタートしていた姫1

この度、入籍の運びとなった。

 

決まると早いもので

彼氏さんが我が家へご挨拶に見えた。

それでは我が家の黒い番犬MOOくんの

難関を超えて頂こう!

 

始めのうちは威嚇していたMOOくんだが

丹念に匂いを嗅ぎ

おやつとボールで心を許す

どうやら敵では理解した模様

 

 

その翌週には両家の顔合わせ。

先方も彼氏さんとお母様のお二人

四人で和やかに会食

甘いものは苦手と伺っていたので

手土産には「赤坂松葉屋」の詰め合わせを持参

 

依頼を受け

婚姻届けの証人欄に

それぞれの母が記入、捺印

 

 

そして

そのまた翌週には入籍である。

 

 

さて、その日を前に姫1から

「旧姓でいる最後の日、地元で過ごしたい」

 

駅近くのお蕎麦屋さんでランチし

我が家へ向かう

 

MOOくんは思いがけず

短期間に姫1に会えて大喜び

MOOくん習得の「アゴ」を披露

 

いつもの様にゆったりと

お茶を飲みながら甘味を頂く

 

夕刻、予定のある姫1を

MOOくんと駅までお散歩がてら見送る

 

「お姉ちゃんとお散歩楽しかったね~」

帰宅してみると

リビングのテーブルに

小さなブーケと手紙が

「姫2から随分遅ればせながら

嫁ぐことになりました。

女三人家族になってから

母さんの背負うものも大きかったと思うけれど

これで肩の荷も少し軽くなるかな

娘二人を嫁がせた母さんへ

 

三枚の便箋に綴られた文章は

次第に滲んで

読み終えるには時が掛かった

 

いつも、いつもどうして私を泣かせるか...

丈夫な身体に産んでやれなかった

繊細な心を十分に理解してやれなかった...

こんなガサツな親から

良くぞ育ってくれたものだ

 

 

姫1からの「ありがとう」の

何十倍も母は「ありがとう」と思ってる

 

姫1の幸せそうな顔が

私を幸せにしてくれるのだ

 

嫁ぐ日を前にただ

娘達の前途に幸あれと祈る

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

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憂いの弥生、やがて花咲く

2022年03月06日 | 家族編

三月に入って早々

妹と姫1が手術をした。

予てより予定されていたその日が

奇しくもほとんど一緒の日。

 

二人とも

場所こそ違えど同じ婦人科

妹は子宮全摘出の開腹手術

姫1は卵巣嚢腫で腹腔鏡手術

 

このご時世、手術を無事に受けられるまでに

ハードルがいくつもあった。

もちろん、発熱はNG

前日のPCR検査もクリアしなければならない

 

付き添いの為、お休みを取っていたが

蔓延防止法が出た為それも叶わず。

 

それぞれに不安を抱えながらの入院

 

それでもビデオ電話で顔を見て

入院の部屋の様子も分かり少し安心する。

 

 

お陰様で二人とも無事に手術を終えた。

 

全身麻酔の副作用が思いのほか辛くて

一晩中吐いていたと姫1。

体質によって思わぬ反応が...

時間が経つと抜けて

歩行訓練も順調とのこと

 

頑張り屋の妹は

病棟を何周も歩いて頑張っている。

留守宅を守るのはあの小さかったチビ姫ちゃん

もう高校生になりすっかりお姉さん。

パパとオレオくんとで妹の帰りを待っている。

 

 

 

一足早く姫1が退院できた

 

ここから日常生活に戻るまで

しばらくシンドイだろうけど

応援してるよ。

 

 

遠からず桜も咲くでしょう

 

ボクも御祈願したです

 

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

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チースケに学ぶ相槌法

2022年02月13日 | 家族編

先週の金曜日

姫2と孫たちが我が家へやって来た。

 

日陰に残った雪を踏み踏みしながら

たっぷり時間をかけて駅から我が家へ向かう

 

ツグミんの好きな事は工作

ペットボトルの蓋を集めておいたら

早速、夢中

 

チースケは我が家に着いたとたん

「ひかり、しよ~ね~」

???

プラレールだった

 

飽きもせず「ひかり」と「こまち」を

延々走らせるチースケ

時々

「こーママも乗ってくださ~い」とお呼びが掛る

(dekochinママとはまだ言えない)

 

 

そんなチースケはとっても鷹揚な男の子

立て板に水の姫2母とツグミんの弟は

受け流すのがとても上手

 

これはな~に?と聞かれて答えると

「しょっか~しょうなんだ~」(そうか、そうなんだ)

「へぇ~しゅご~い!」(へぇ、すごーい)

と返してくる

 

我が家のお泊り様に用意してある

ツグミんのお下がりと髪留めをつけご満悦

チースケ可愛いね、と褒めると

「えへへ」とはにかむ

 

チースケの返答は肯定的でとても平和である

 

納得できるまで

「どうして?」を掘り下げてくる

ツグミんとは対照的

 

大人の世界でも相手が必ずしも

答えを求めてる訳ではない場面があるから

チースケのフレーズは的を射ていると感心する。

 

 

そんなチースケは働くお兄さんは何故か

「じいじ」と認識しているらしい。

だから

電車の運転士さんは「電車じいじ」

バスの運転手さんも「バスじいじ」

 

翌日帰る時は一緒にお家まで同行

このあともちろん運転士さんに

「電車じいじ~」と叫んで

手を振っていました

笑顔で手を振り返してくれた運転士さん

本当にありがとうございます

 

 

 

 

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

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寅年スタート

2022年01月02日 | 家族編

皆さま

明けましておめでとうございます

お健やかに新年を迎えられた方も

又、そうでない方も

今年は心穏やかな年となりますように...

 

 

 

大みそかには

姫1と孫連れの姫2がやって来た。

賑やかにお寿司を食べたり

紅白を観たり...

おかえりモネの

その後の姿を観られたのが

とっても嬉しい

ちびっ子も今日だけは

いつもより夜更かしのお許しが。

 

元日には仕事明けのエイくんも合流し

総勢6人で初詣

今年のお節は

姫2の協力を仰ぎ形にした。

 

例年であれば力強い戦力の姫1は

口の中に大きな腫れ物が出来

スープ状のものしか喉を通らず

大好きなお節を殆ど口にする事が出来ない

集った誰よりもお節を楽しみにしていたのに...

 

それでも

ちびっ子の遊び相手を

買って出てくれて

最近ピアノを習い始めたツグミんの

レッスンも見てくれた

 

ムーくんもお付き合い頑張った

おこぼれ待ちです...

 

マジメなツグミんは

一生懸命にアクアビーズで

作品を作ってくれたり

チースケののんびりした

相槌に思わず吹き出したり

 

せわしなく楽しい時間は

あっという間に過ぎ去り

皆それぞれに自分の居場所へと帰る。

 

 

静かになった我が家で

ひとり渋茶を飲みながら

録画しておいた紅白の見逃しシーンを観る。

これはこれでなかなかに良きかな

 

 

そんな折、姫1から

「腫れモノが自然に潰れて楽になったよ

「これで固形のものも食べられる!」

との知らせが!

いや~良かった、良かった

今夜はお節の残りを心置きなくつまみながら

ま~ったりと過ごすのだ

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします

 

 

 

 

 

 

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祝い膳

2021年11月08日 | 家族編
備忘録を兼ねているブログ故
以下余りにも自己満足の記事ご容赦下さい
 
 
********************************
 
 
立冬の晴れた日
子ども達が還暦を祝って
お食事の会を設けてくれた。
 
場所は以前、ママ友と行った
 
豪華で趣のある設えに感激したと熱弁をふるうと
が実現したのである。
 
 
ふと思い立って
母の形見の洋服を出してみると
これがサイズもピッタリ
これを着て行こう!と決めた。
 
 
時期的に七五三のご家族が多かった。
他にも結納やご成人、ご長寿などの
お祝いの席を囲むご家族が集っている。
 
我々がこの度通されたのが離れの一部屋
石畳を抜け
酒蔵の部屋を通り抜け辿り着く
 
お食事はどれもこれも美味しくて
 
小さな孫たちもお部屋から見える
お庭の池の鯉に喜んでいた。
 
赤いちゃんちゃんこは辞退してたので
代りに
真っ赤な皮のブックカバーと
通勤バック
ツグミんから折り紙の花束と
チースケからの何故かムー君のちっちと
dekochinママの顔の絵
 
 
 
 
10年前の自分に教えてあげたい
 
娘達との暮らしを守り
それなりに楽しんでいるだろうけど
もっともっと幸せな日が
待ってるよ
 
金銭的にはカツカツだけど
精神的には解放されてるから
 
 
こんなに幸せを独り占めして
良いのだろうか...
歳を重ねるのも悪くないなぁ
 
 
 
 
 
 
 
本日もご訪問ありがとうございます
 
 
 
 
 
 
 
 
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インビテーション

2021年11月05日 | 家族編
夕方のお散歩から戻ると
姫1から郵便が届いていた。
 
封を切ると
まるで招待状と見紛う様な
還暦に相応しい素敵なカード
 
姫1と二人暮らしの間
誕生日には
カードとプレゼントが
欠かさず用意されていた。
 
 
お祝いの食事会は後日
姫2家族も合流して
賑やかに行う予定なのだが
 
今年は当日に直接渡せないからと
おそらく一人の私を
気にかけてくれたのだ
 
 
お一人さまの誕生日
 
 
さしずめこれは
成熟した大人への
招待状か?
 
 
 
 
本日もご訪問ありがとうございます
 
 
 
 
 
 
 
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