居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

ハート・ロッカー

2010年03月11日 | 映画、DVD、TV
今月の「月一映画館で映画」は

アカデミー賞6冠の 《ハート・ロッカー


キャスリン・ビグロー監督は

アバターのジェームズ・キャメロン監督と

元夫婦対決ともマスコミで話題に。



ハート・ロッカーとは「行きたくない場所/棺桶」を意味する。

イラク戦争の駐留アメリカ軍はいつも死と隣り合わせ。

死に行く仲間を何人となく見送っている。

この物語は実在の爆弾処理班の日常を描いている。

コインの裏・表のような生と死の毎日。

イラクの砂塵舞う乾いた熱風。

言葉に出すと均衡を失いそうな精神。

イラクにおけるアメリカ軍は救世主なのか敵なのか?

凡人の私にはその立ち位置の曖昧さにも虚しさを覚える。



爆弾処理のスペシャリストである彼らが

一つの任務に取り掛かる間

客席の私の肩はこわばり、息を呑む。

彼らが命がけで守ろうとしているものは何なのか。




明るさの戻った劇場に重いため息が漂う。





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コメント (6)
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