居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

シェイクスピア落語を楽しむ

2015年09月22日 | 落語

シルバーウィークのど真ん中

4時の会のお誘いで上野不忍池ほとりにある

森鴎外旧居へ足を運んだ。

私が最近、落語に傾倒しているのを知った一人が

【シェイクスピア落語】なるものに誘ってくれたのだ!

演じるのは 古今亭志ん輔さん。

ご存知の方もおられよう。

今から20数年前、NHK「おかあさんといっしょ」で

志ん輔劇場と言う名の

ブタくんやヘビくんとの楽しいコーナーがあった事を。


会場へ向かう道すがら向こうから私服の志ん輔さんが!

時を隔てたとはいえ

かつては毎日の様にお顔をテレビで拝見していたので

すぐに分かった。


思わず「志ん輔さん!」と声を掛けてしまうと

軽く会釈してくれた。

「後で聴きに行きます!」

「あ、そうですか。 じゃ、後で」とニコリ。

うん、良い人だ

「え?dekochinさんのお知り合い?」

いやだ、これから聴きに行く落語家さんだよ!

「今の人がそうだったの?てっきりお友達かと思ったわ!」

一同大爆笑

 

会場へ着くとまだ少し時間があったのでちょっぴり散策

鴎外が舞姫を執筆したお部屋

 

 新作落語の「ふぜいや」は

あの志ん輔劇場そのままの優しい空気が漂う。

トリの噺はシェイクスピアの「シンベリン」を題材にした

「八丁櫓」

原作を知らずに聞いたのだが「シンベリン」は蜷川演出で舞台にもなっているらしい。

きっとこの「八丁櫓」は志ん輔さんの解釈で

人間の無垢さと性善説が根底にあるのだろうな。

落語を聞くのが二度目の彼女達も

「話術って凄いね...あっという間に時間が過ぎてる。」

 

ね!だから落語は止められないのよ

お後がよろしいようで

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

コメント (4)
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