居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

閉店のご挨拶

2016年02月21日 | つらつら

いよいよ 週末に迫った姫2の結婚式。

私も髪を整えるべく

いつもの美容院でいつものようにヘアカラー(白髪染め)と

和装用に襟足短いカットにして貰った。

ここの店長とは独立前からのお付き合いなので

かれこれ20年になる。

 

そもそも、

自分の美容院代は自分で払いたいと思った事が

パートに出るきっかけの一つでもあった。

 

月に一度は通っていたので

我が家の歴史もお見通し。

お互いの子供の事や世情の事

話題は尽きなかったのだ。

 

で、この度

「姫2ちゃんもお嫁さんか~そりゃ俺達も年を取るよね」

そうそう、これからこの足で妹家族の泊まるホテルと

式場までの距離を下見に行くところ

「筋金入りの方向音痴なんだから気をつけてよ!」

あはは!全くだよ

帰り際にポイントカードにスタンプ押しながら

「あ!dekochinさん、御目出度いって事は$%&@#$%&’...

それだけ心に留めておいて」

うんうん、分かった~

と良く聞こえなかったのにそのまま扉を閉めたのだ。

 

案の定、方向音痴の私は新橋~銀座 界隈を行きつ戻りつ

何とか時計を見ながら掛る時間を実測する目的を果たし

冷たい雨の中家路についた。

 

ポストを除くと何かのご案内のような白い封筒が届いている。

差出人は美容院。

中には閉店のお知らせ。

 

どう言うこと?

ついさっき いつものようにスタッフを交えて

おバカな雑談で大笑いして来たじゃない?

どうして一言言ってくれなかったの?

来月から誰に頭を任せるの?

 

頭の中は真っ白。

そして、自分で思っている以上に哀しく切ない気持ちに

見舞われていることに気づく。

すーっと涙も落ちている。

 

来月は姫2のお式の話をするはずだったのに...

こんな事が起きるんだ...

言えない事がいっぱいあったんだ、きっと。

 

ひとしきり落ち込んだ後、

閉店の日までにはまだもう少し猶予があることを確認。

 

結婚式が終わったらご挨拶に行こう。

ありがとうの気持ちを込めて...

 

本日もご訪問ありがとうございました

 

参加してみました

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
それは寂しいね… (ティモコ)
2016-02-24 07:51:05
20年もお付き合いのあった美容院と美容師さん。
ワタシも長く…と言っても7・8年かな?やってもらってる人がいるので、お気持ちわかります。
「家庭の事情でしばらく休んでる。いつ戻るかはわからない」と、別の美容師さんに言われた時、そんな気持ちになりました。
思いのほか「ガーン!」ってショックだったことに、自分でびっくりしました…
その人は戻ってきてくれたので良かったけど…
やはりひとこと挨拶したいですよね。
そして、また心落ち着ける、居心地の良い美容院が、dekochinさんに見つかりますように…
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Unknown (dekochin1105)
2016-02-26 11:35:30
ティモコさま
美容院、思いの外 大切な場所だったのだと
今さらながら思いましたよ。
切り立てじゃなくて、一週間経つと
思い通りになると言う不思議なカットでした。
姫達も愕然としてました
結婚式の写真持ってご挨拶に行こうねと
話していた所です
来月から新規開拓ですわ
ティモコさん、ありがとう~
返信する
Unknown (mari)
2016-02-29 23:10:15
それは寂しいですね。
閉店のお知らせと入れ違いだったなんて切ない…
自分の美容院代を自分で払う、
なんだかわかります、その気持ち。
専業主婦でも堂々と必要なものに
お金をかけていいはずなのに、
どこか遠慮があるんですよね…
遠慮ではないか…
委ねきれないというか…
私も自分で自由に使えるお金が欲しくて
仕事を再開したようなものです^_^;
今では娘の学費に吸い取られてますけど…
返信する
Unknown (dekochin)
2016-03-03 16:33:05
mariさま
はい、寂しかったです...
姫2の式が終わった今、一緒にご挨拶に行く予定です。
美容院代、
それぞれのご家庭の考え方ですよね。
もちろん、良いんですよ 堂々と身ぎれいにするのは
家族の為でもあるのですから!
でも、当時の我が家の空気は違ったのです。
それに耐えられなかったのですね。
ま、私の場合は家事が苦手なので
結果良かったかな
mariさん、ありがとうございます
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