気になっていた「プラン75」を観てきた。
冒頭の数分で
もうエンドロールが流れるのでは?
と思い紛うほどの空気感
**********************************
日本政府は超高齢化社会における
明るい未来の為に
満75歳以上の後期高齢者に
生死の選択権を与える法案を可決する。
行き届いた事に現金10万円給付の
有り難さ。
「プラン75」を円滑に進める運営側に
悪意は感じられない。
むしろ、自分達は善意のもと
良かれと思い
淡々としかし丁寧に職務を遂行する。
果たしてそこに尊厳はあるのか?
そして、そのプランを選んだ人らは
本当に自分で選んだのか?
選ばざる得なかったのでは?
*********************************
正直、この映画を観る前は
自分でその時を決めるのも悪くないのかな
そんな、気持ちもあった。
両親を父67母72で亡くしている。
何故か自分の寿命もその辺りかなと
勝手に思うところもある。
が、わずかの年金と貯蓄を切り崩す
細々とした生活が
この先待ってるかと思うと
寿命が尽きるのが早いか
貯蓄の尽きるのが早いか‥
映画の中には
私にはホロコーストを彷彿させる
場面もあり背筋が寒くなった。
エンディングを観ても決して心は
晴れない。
が、観る前と観た後では
自分の気の持ちようが
明らかに変わった。
子供の頃観た洋画に
似たような主題のものがあった。
うろ覚えだが
最期を迎える時には
自分が一番行きたい場所を
大型スクリーンで映し出し
夫婦ならば夫婦で手をつないで
静かに息を引き取る。
そしてその先は...
場面が変わり
国民が完全栄養食品として
配布されている緑色の固形物が
大きな工場から
ベルトコンベアーで流れてくると言う
衝撃的な内容だった。
いくら検索しても
この洋画のタイトルは分らず仕舞
「プラン75」を観終えたあと
この映画をふと思い出した。
そして何かが勝手に決まってしまわないよう
必ず選挙には行く。
本日もご訪問ありがとうございます
映画、majaさんも気になってましたか。
親が亡くなった年齢は心のどこかに
引っかかりますね。
大きくなった孫達を見ていたいとか
ワンコとの生活を一日も長くとか
もう少し先の楽しみのために
元気でいなくてはですね(^∇^)
私も何かの予告で見て。。。
気になって居ました😅
父も70歳で現役で亡くなりました
何となく父と体質も似て居るので、私もそうなのかなぁとか
父を亡くした時は漠然と思っていました。
が。。。
人生欲が出てきますね あははっ
孫達の結婚式見たい(*^^*)
75歳、まだまだですよね!!
お互いに孫達の結婚式を見れるように
楽しく人生を送りたいですね✌︎('ω'✌︎ )
とても絵空事とは思えないのが
不気味でした。
そうです!私も尊厳死は理解できます。
誰もが大切にされる世の中希望です。
尊厳死は考えさせられますが
こんな政策が本当にあったら若者も未来に希望が持てませんよ(;ーー)
けどリアリティがあって怖いです(◎_◎;)
老後の生活に不安がなく過ごせるならば
このような問題提起は起こらないのではと
思います。
皆が寿命を全うするまで安心して暮らせる社会を
望むところです。
ありがとうございます!
確かグリーンが付いてた記憶が残ってました。
さっそく検索してみます。
死を選択するなんて、なんか怖い映画ですね。
私の父は83で亡くなり、母は81で今も元気に過ごしています。
映画の話だけど、考えさせられる内容ですね。