地震リスク delphis manta blue

身近な地震リスク 減災を目指して

<復興を願い 2011.3.11東日本大震災>
<未曾有の巨大災害 記録>

超巨大地震から300年

2007-10-28 | 地震リスク
10月27日付 よみうり寸評(読売新聞) - goo ニュース

1707年10月28日から300年、この日はわが国最大級の超巨大地震である宝永地震が起こった。宝永地震はM8.4の規模で南海トラフ沿いの地震である。東海・東南海・南海の3つが同時に連続して起こったとされ、次期南海トラフ地震もこのパターンであることが懸念されている。国の中央防災会議では東海地震は単発で起こることを想定した防災計画を進めてきたが、3つの地震を想定した計画を進めることも必要かもしれない。宝永地震の後、12月16日には恐ろしいことに「宝永の大噴火」として知られる富士山の大噴火が起こっている。

住民参加型の防災債発行

2007-10-28 | 地震リスク

今や地方債の発行も共同債、個別債等と種類が豊富であるが、この11月から12月にかけて、資金使途を耐震化、補強とした住民参加型市場公募債が発行される。ネーミングも明解で、県民、市民も防災を意識しながら投資する仕組みとして注目される。今後、全国でも展開してほしいところ。

 

11月に発行される「川崎市民安全安心債」(第4回5年川崎市民債)は総額20億円、償還年限は5年、防災施設整備事業や公共施設等耐震化事業、消防施設整備事業などの財源に充てられる。

<川崎市 ニュースリリース>

http://www.city.kawasaki.jp/23/23sikin/home/ir/mini20071026.pdf

 

12月には南海トラフ地震が心配される徳島県、徳島市、鳴門市が共同で「しっかり!ぼう債」(平成19年度徳島 県市町村共同公募債)を発行する。総額10億円、償還年限5年、県立学校耐震化工事、津波対策施設整備事業等の財源に充てられる。徳島県ではこの「しっかり!ぼう債」は平成17年度から始めており、今回で3回目となる。今回は鳴門市が初めて共同で参加する。

<徳島県 ニュースリリース>

http://our.pref.tokushima.jp/kensai/