2000の活断層、精密図を来年から作製…完成順に公開(読売新聞) - goo ニュース
直下で起きる地震の多くは断層による地震だ。戦後最大の被害をもたらした阪神淡路大震災である兵庫県南部地震の震源は野島断層が動いた。宮城県北部地震、新潟県中越地震、福岡県西方沖地震、能登半島地震、新潟県中越沖地震、岩手・宮城内陸地震とこれまで多くの断層が動き大きな地震波となっている。
東海地震、東南海・南海地震等の海溝型地震は数百年間隔で起きる地震である。一方、断層の地震は数千年、数万、数十万年前に一度起きるタイプの地震。歴史、地質学上でも存在が見落とされがちだ。
最新の科学技術により数十メートルメッシュで活断層の存在位置を把握することができるとのことで、住む真下の土地が安全かどうか、その土地に建つ家は耐震性があるか、これまでのぼや~っとした身の周りの危険が鮮明になってくるのではないか。
<地震調査研究推進本部 資料>