地震リスク delphis manta blue

身近な地震リスク 減災を目指して

<復興を願い 2011.3.11東日本大震災>
<未曾有の巨大災害 記録>

専門家集団の社会的責務

2008-07-26 | 地震リスク
日本地震学会、被災地で住民にセミナー=岩手・宮城内陸地震で被害の栗原市(時事通信) - goo ニュース

初めて被災者と学者との直接対話のセミナーが開催された。

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地震による風評リスク 東北地方

2008-07-26 | 地震リスク
“ダブル地震”風評で客足バッタリ 祭り気分冷める東北(産経新聞) - goo ニュース

東北で相次ぐ地震により、東北三大祭り等、観光に大打撃となっている。
<画像は地震調査研究推進本部が公表した岩手県沿岸北部地震の震源位置図>

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震度の解説表見直しへ

2008-07-26 | 地震リスク

震度と被害のズレ解消へ、気象庁が解説表見直し方針(読売新聞) - goo ニュース

気象庁が解説している「気象庁震度階級関連解説表」を見直すとの報道だ。

 この「気象庁震度階級関連解説表」は、ある震度が観測された場合、その周辺で実際にどのような現象や被害が発生するかを示すもので、震度階級は現在0から7までの10階級あり、震度7では、木造住宅の場合、「耐震性の高い住宅でも、傾いたり、大きく破壊するものがある。」との解説だ。

今回の岩手県沿岸北部地震では、最大震度6強であったが、同様に木造住宅の場合「耐震性の低い住宅では、倒壊するものが多い。耐震性の高い住宅でも、壁や柱がかなり破損するものがある。」との解説どおりとはならず、倒壊した住宅はなかった。同じ震度6強の平成20年岩手・宮城内陸地震でも住宅全壊は23棟とのことだった。

阪神・淡路大震災以降、これまでに発生した震度6強、震度7の地震をみると、平成12年(2000年)鳥取県西部地震(M7.3)で住宅全壊435棟、宮城県北部地震(M6.4)で住宅全壊1,276棟、平成16年(2004年)新潟県中越地震(M6.8)で住宅全壊3,175棟、平成19年(2007年)能登半島地震(M6.9)で住宅全壊684棟、平成19年(2007年)新潟県中越沖地震(M6.8)で住宅全壊1,319棟と多くの住宅が倒壊している。

一概に震度だけでは被害状況が判断できるとはいえないことがわかる。地域の住宅の特性、地盤等も被害が多いか少ないかの判断材料となる。基本的なことであるが地震災害が起きれば現場を観察・調査することが必要であろう。

<気象庁 気象庁震度階級関連解説表>

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/kaisetsu.html

<気象庁 日本付近で発生した主な被害地震(平成8年~平成20年5月)>

http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/higai/higai1996-new.html

<岩手県 対応状況>

http://www.pref.iwate.jp/~bousai/taioujoukyou/saigai07-25-1600.pdf


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