東京湾北部地震に代表される首都圏でおきる直下地震は首都東京の経済・行政の中心機能に影響を及ぼす可能性があることで心配される。さらにそこに住む我々にとって気がかりなのが住宅が建ち並ぶ東京郊外の住宅地。特に立川断層に代表される東京西部地域である。
関東学院大学の松田氏の論文「武蔵野台地の自然災害」でも指摘された地震災害の総合危険度は高く、万一、何万年も前の大地震が目覚めた場合には、東京の中心で発生する地震よりもはるかに危険な地域となる可能性がある。
<関東学院大学経済研究所 武蔵野台地の自然災害>
<関東学院大学経済研究所 東京低地西部の地形・地盤と地震被害>