電柱の地中化がなかなか進まない。電柱地中化の目的は景観だけでなく災害対策が一番の目的である。
東京電力では、2004年度から始まった無電柱化推進計画では2008年度までの5年間で、市街地の幹線道路沿いの無電柱化率をわずか9%から17%にする計画の内容だ。その後の計画が公表されておらず、頓挫しているのか実態はわからない。
大地震時、激しい揺れに電線を張り巡らした電柱が倒れる危険性がある。万一、電線に触れた場合は感電死する可能性もあり非常に危険だ。
身近な危険物である電柱の耐震化、地中化などの対策が必要だ。電子化社会になり、本来の電気の供給が止まると社会的影響が非常に大きい。
<東京電力 景観調和>