地デジの緊急地震速報遅れほぼ解消 信号を別建てで送信(朝日新聞) - goo ニュース
緊急地震速報が導入され、これまでの突然の揺れにパニックになる心理が、揺れる前に地震波をキャッチし、その揺れに備え身構えることができるようになった。
しかし、誤作動や地デジによる伝達の遅れ、機器の普及・開発が遅れ、全国民に普及していない状況だ。
我々一般人の中にも、「こんなもの何の役にもたたない」とか「地震より後に情報が届いた。こんな高いもの買って!」との声もよく聞かれる。
しかし、はたしてそうだろうか。この情報を活用・応用する機器や技術がまだ未熟で、一般的に普及しない数万円レベルと機器が高価であることとが最大の原因だ。さらに、外出時にドコモ、auの携帯電話でキャッチすることくらいしか地震の発生がわからない状況が普及を妨げている。
新築マンション、住宅でもインターホンに連動した機種もでているが、種類が少なく、まだまだ普及していない状況だ。既存物件でも買い替えなどの需要は少ない。
普及阻害の原因は、技術応用の機器が少ないことと値段だ。既存機種は機器本体とネットワーク開設の値段が数万円から数十万円にもなることでランニングコストも高い。
唯一、ウエザーニューズ社が提供する「The Last 10 second」がPC利用時だけ、画面が変わり地震が発生していることを伝える安価なサービスを提供している。
目覚まし時計に組み入れたり、公共の場の時計・アナウンス、行政の防災無線から情報が伝わればいいのにと思っている。応用は無限でカーナビも同様だろう。
車の運転中にパニックになるので導入は危ないといわれていたが、これまで何も起こらなかった。震度3程度から情報が流れる設定とすれば、普段から慣れてきて冷静に車を止められる可能性もあると思う。また、話題のスバル・アイサイト等の技術に連動したシステムも考えられる。
住宅の耐震化、免震化等に連動した技術も考えられる。今後普及が進むエアー免震をさらに緊急地震速報とも連動することも考えられる。