デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

あなたにとって愛とセックスとは?

2005-08-29 04:04:40 | 恋愛・失恋・不倫・性の悩み・セクハラ


あなたにとって愛とセックスとは?



これはいわば人類の永遠のテーマですからね、結論を出すつもりで昨日の記事を書いたのではありません。
また、ここでも、結論を出そうとは思いません。
要は、たまには愛とセックスについてちょっと考えてみても毒にはならないでしょう、と言うつもりで書いたのです。
いや、むしろ、あなたにとってオアシスになるのではないか?

というのは、先日、ヤマトさんが次のようなコメントを書いてくれました。



バンクーバーですか?

いいところですね。

シアトルも近いし...

わたしここ何年か休みらしい休みを
取ったことがありません。

おっしゃるとおり、
こんなに毎日残業して働いているのに
生活に全然余裕がないなんてやっぱりどっかおかしいと思います。

なんか、コメントと言うよりも愚痴になってしまいました。

by ヤマト at 2005-08-23 (Tue) 11:39


どうして、ヤマトさんが愚痴めいた事を言ったかと言うと、僕の次の記事『東京が世界で一番生活費が高い都市になると佐世保で小学生女児が殺人事件を起こす』を読んだからです。
ここには、ほんの“さわり”だけを書きます。




この家は、日本円にして約5千万です。
この同じ家を東京の世田谷で買おうとしたら、どんなに安く見積もっても2億円になるでしょうね。
つまり、同じことを東京でしようとすると、4倍一生懸命働かないと、この家が買えないことになりますよね。

あなたも含めて、平均的な日本人がですよ、カナダにやって来て働けば、こういう家で、実労6時間から7時間だけ働いて、楽しく、のんびりと生活することが出来るのですね。
ところが、今の日本はどうですか?
残業しても残業手当は出ない!
働きたくはないけれど借金に追われて働かねばならない!
子供の将来、教育費とか結婚の費用とか、そういうことを考えると、もう過労死するほど働かねばならない。
こういう社会環境の中で、子供の家庭教育なんて、かまっちゃいられないのが、ぶちあけた話でしょう?
そんな気持ちのゆとりなんてありませんよ!まず、生活してゆかねばならないんですからね。

こういう社会環境の中で、佐世保の小学生女児殺害事件が起きたわけですね。
こういう社会環境の中で、子供が、のびのびと、すくすくと、健康に明るく育ったら、それこそ奇跡ですよ!
あなたも、たまには海外に出て見聞を広めてください!
僕は海外生活が、そろそろ通算で30年になりますからね。
僕の人生の半分以上を海外で生活しています。

日本の暮らしにくさ!
社会環境の劣悪さ!
物価高!
もう、日本での生活には、ほとほと愛想が尽きていますよ!

でも、日本を捨てたわけじゃありません。私の肉親の何人かは日本で暮らしています。
しかも、私のふるさとは、日本ですからね。日本を良くしたいと思う気持ちは、あなたに勝るとも劣らないと思っていますよ。

何が一番悪いかと言うと、やる気のない政治家が最も悪い日本の癌ですよ!
こういう暮らしにくい世の中にもかかわらず、日本を良くしようなんて本気で考えていないんですからね。
党内の派閥争い!
利権獲得のあくなき欲望!
いかに次の選挙戦を戦うか?
こういうことばかりにかかずらわっているんですよ。

しかも、年金制度を根本的に見直すべき政治家がですよ!
年金のごまかしをしているんじゃないですか!?
こんな馬鹿な国が世界中を見渡してどこにありますか?

詳しい事は次のリンクをクリックして全文を読んでくださいね。

『東京が世界で一番生活費が高い都市になると佐世保で小学生女児が殺人事件を起こす。』


このような国で生活していると、“愛”とか“セックス”だとか、。。。そんなことを考えているより生活する事のほうが先決でしょうからね。
サラ金の支払い、住宅ローンの支払い、失業保険が切れてしまう、どうしようか?
セックスレスの夫婦が増えているのも分かるような気がしますよ。



幼児的な

ふれあいへのあこがれ



わたしのぐずぐず

さびしいよおおおお!

彼氏にあえないからねえ・・・

でも、本当はね、ここがふんばりどころだと気付いてる

遊びだけの男とセックスするのはやめとこう 

連絡したら来てくれるヤツもいるけど・・・

ずるずると同じことくり返して学習しないわたしを変える

誰とでもセックスするヤツやったんや!って

あの人を傷つけてしまった。

さびしさでこわれてるけど、きっと直る、この心。

どうしても、幼児的なふれあいへのあこがれが、

この年になると、イコールセックスになるんやわあ。

Renge 2004-12-27 11:37:24


そういうわけで、このレンゲさんの悩みは考えてみれば日本では贅沢な悩みなのかも知れませんよね。
いづれにしても、昨日の記事に対して“いの”さんから次のようなコメントをもらいました。
WABLOGでは語数制限のために3回に分けて書いています。


はじめまして。
「幼児的なふれあいへのあこがれ」
それはだれだって心の中に抱えてます。

携帯からみてるので最後まで読むことは出来なかったんですが、あなたの考えは間違ってないと思います。
ごくふつうの欲求でしょう。

僕はいちゃいちゃが大好きです。
暇があれば手をずっと握ってたりいきなりキスしたり抱き締めたり…
みんな同じです。
なぜならだいたいのカップルは、じゃれあうときは甘えた(赤ちゃん言葉みたいな)声になるからです。
逆に営業トークみたいな口調になることは考えられないですよね。

○「愛=SEX」○
愛の中にSEXは完璧に含まれます。
ただし、この愛とは、人間としての情(例えば友達を思いやったり困った人を助けたり)のことをいっています。
恋愛感情はその中にちりばめられています。

さてSEXというのは、「愛し合っている証拠」ではないと思います。
誤解を招く言葉ですが聞いてください。
SEXはコミュニケーションです。
普通に会話と同じだと思います。
キャッチボールが必要なんです。
考えてみてください。
だれが好き好んで自分の話に興味がないとわかっている人と話をしようと思いますか?

つづく
いの 2005年8月28日 09:49



だれも話す人がいないからとりあえず話す…ことはあるかもしれません。

話がそれました。

SEXに対する考えは個性です。
線引きは不可能です。
僕はあなたの考えを尊重します。
完全同意です。
あなたのような正直な女性はいまあまりいないです。
心のなかで寂しい気持ちをひきずって、それでも意地をはっているんですから。
てか、意地をはらないと生きている自覚が薄れてくるです。
これは社会心理学の話になり長くなるのでとばします。

男のSEXと女のSEXは違います。
「SEX」と言葉でわかろうとすれば、「愛」だって感じられない。

あなたの周りには、あなたの心を満たしてくれる人(=本当に好きな人)がいないか、失うのが怖いのかだと思います。
仲間はずれになりそうな子供が、みんなに一生懸命とりつくろうとするのと同じです。
僕はあなたに健気さを感じています。

以上の事は、いわゆる「表向き」の世界では語られません。
でもあなたはあなたでいいのです。
心が安定すればまたなにか見えるものがちがってきますよ。
自信を持ってください

いの 2005年8月28日 10:10



すみません。勘違いしてました…

別に議論を起こそうとは思いませんが、「そういう人がいるから理解する」ことが大切と書かれたのなら、彼女を否定するようなやりとりをしなくてよかったのでは…と、正直思います。
「この考えは誤解される」
でも
「僕はあなたの事は理解している」
そして
「そういう人もいる」
と思われるのならフォローされなかったのが不思議でなりませんし明らかに矛盾してると思うんですが…
僕はいろんな女性と話してきましたが、けっして少なくはありません。
むしろそれを望んでいる女性は圧倒的に多い。
SEXはふれあいです。ふれあわないSEXはありえないと思います。
そして『彼女は特別じゃない』と深く思います。

ながながとコメントしてしかも少し感情的になったことを心からお詫びします。ただ彼女の言葉を『間違ったもの』として終らせたくなかった…ただそれだけです。失礼しました。

いの 2005年8月28日 11:03


いのさんは“別に議論を起こそうとは思いませんが”と書いていますが、ネットは情報の交換の場です。意見の交換の場ですよ。
僕はそう信じています。僕の記事に対して、いのさんはコメントをつけてくれた。だから、いのさんの意見に対してまた僕がコメントをつけるのはごく自然な流れだと思いますよね。
それに対して、いのさんがコメントをつけるかどうかは、いのさんの自由です。議論はやりたくなさそうなので、僕はいのさんの返信を強要しません。

僕はレンゲさんの問題を社会問題として見ているんですよ。
つまり、上の引用で書いたように、


残業しても残業手当は出ない!
働きたくはないけれど借金に追われて働かねばならない!
子供の将来、教育費とか結婚の費用とか、そういうことを考えると、もう過労死するほど働かねばならない。
こういう社会環境の中で、子供の家庭教育なんて、かまっちゃいられないのが、ぶちあけた話でしょう?
そんな気持ちのゆとりなんてありませんよ!まず、生活してゆかねばならないんですからね。

こういう社会環境の中で、佐世保の小学生女児殺害事件が起きたわけですね。
こういう社会環境の中で、子供が、のびのびと、すくすくと、健康に明るく育ったら、それこそ奇跡ですよ!


レンゲさんはまさに、このような社会環境の中で“母親の愛を受けずに”育ったんですね。
もう5年以上も母親に会ってもいなければ、電話で話したこともない。
このようなことがレンゲさんの愛とセックスに大きな影響を与えているんです。

僕は、いのさんが問題の本質を見ているとは思わないんですよ。
観念論で話を進めています。全く僕の心に訴えるものがないんですよ。
つまり、いのさんの書き方に説得力がないんです!

決して長くはないコメントですが、これだけのコメントを読んでも、いのさんが僕のこれまでに書いた記事をほとんど読んでいないことが実に良く分かるんですよ。
しかも、僕の記事をよく読まずにコメントを書き始めていますよね。だから、おおきな“勘違い”をしてしまったんです。

今回は前置きだけを書きました。
あす、もう少し突っ込んで書きたいと思います。

いのさん、とにかくコメントありがとうございました。
久しぶりにコメントらしいコメントを読ませてもらいました。
また、気が向いたら、ぜひカキコしてくださいね。


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ん?ブルマン症候群?聞いた事がないねえええ。。。

2005-08-29 04:03:15 | 病める日本・高齢化社会


ん?ブルマン症候群?

聞いた事がないねえええ。。。






この語句をつい最近目にしたとき、僕は実際にそう思いましたよ。
“ブルマン”は英語に違いないとは思いましたが、聞いた事がないんですよね。
僕はもう英語に親しんで30年以上経ちます。
実際毎日、英語を生活の中で使っています。
でも、聞いた事がない。
人名だろうと決めて文章を読んでいったら、何のことはない“ブルーマンデー”の略なんですよね。

“気持ち悪い”が“キモイ”になり、
“気色悪い”が“キショイ”になったように、
日本では“sexual harassmenet”がセクハラ、
“blue Monday”がブルマンになってしまったんですからね。。。
本当に驚きです。

カナダでは、一度もカナダ人が“セクハラ”と言ったり“ブルマン”と言うのを聞いた事がありません。
ええっ?あなたは聞いたことがあるの?
それはね、和製英語が逆輸入されて、カナダ人が話しているだけの事ですよ。

ところで、この「ブルーマンデー症候群」というのは、ブルー(憂鬱)なマンデー(月曜日)の名の通り、月曜日の朝になんとも憂鬱な気分になり、心身に不調をきたすことを言うわけです。
休み明けの月曜日は、サラリーマンやOLなど、社会人にとって1週間の仕事が始まる日ですよね。
でも月曜日の朝って「これから、また1週間仕事が続くのかあああ・・・」と、何か憂鬱な気分になったことがあなたにもあるでしょう?
金曜日に仕事が終わった時の気分を思い出してください。月曜は誰でも、金曜日と比べたら、ブルーな気分になりますよ。

月曜日に昇給があるとか、昇進があるのなら別ですがね。。。

でも、たいていの人が月曜日の朝、憂鬱な気分になっても、いったん出社して仕事を始めてしまえば、それほど憂鬱にならずとも済みます。
忙しさに追いまくられますからね、気がまぎれると言うものです。

でも最近、この憂鬱な月曜日の気分が、単なる気持ちの問題では片付けられない深刻な問題になりつつあるというわけです。
そのことを名づけて「ブルーマンデー症候群」と呼ぶわけです。つまり、心の病なんですね。
重症になると、会社に行こうとするだけで、とたんに激しい頭痛や吐き気、下痢などの症状がでるそうです。
もっとひどくなると、自殺するらしいです。

厚労省保険統計課が2005年1月に発表した人口動態分析の自殺死亡統計によれば、
自殺者約3万2000人(平成15年)のうち、1日平均自殺死亡数を死亡曜日別にみると、
月曜日は男80.7人、女27.3人と最も多くなっており、土曜日は男53.5人、女21.2人と少なくなっていることが分かっています。
厚労省が自殺を曜日別で統計を行ったのは今回が初めてであり、数字的にもブルーマンデー症候群の深刻さが明らかとなったというわけです。

いづれにしても、自殺者が3万2千人居ると言うのは驚きですよね。つまり、大雑把に言えば一日に100人づつ自殺していると言うことです。

The Foreignerと言うページを見たら次のような統計が出ていました。

"The suicide rate per 100,000 people was about 20 until 1997,"
said Nishijima, "but rose to 26.1 persons in 1998, slightly below
Latvia, Lithuania, and Estonia, which have the world's highest
suicide rate, and Russia, Hungary and Slovenia where the suicide
rate is 30 per 100,000 people."

日本は自殺率が高いんですよね。1998年には10万人につき26.1人が自殺しています。ちなみに最高の自殺率は30人です。
ロシア、ハンガリー、スロベニアに自殺者が多いというのはちょっと意外でした。

ところで、カナダ統計局の調べでは1997年のカナダの自殺者は12.3人です(日本は20人)。

どうして、このような違いが日本とカナダで出てくるのか?
それは次の文章を読むと分かると思いますよ。




この家は、日本円にして約5千万です。
この同じ家を東京の世田谷で買おうとしたら、どんなに安く見積もっても2億円になるでしょうね。
つまり、同じことを東京でしようとすると、4倍一生懸命働かないと、この家が買えないことになりますよね。

あなたも含めて、平均的な日本人がですよ、カナダにやって来て働けば、こういう家で、実労6時間から7時間だけ働いて、楽しく、のんびりと生活することが出来るのですね。
ところが、今の日本はどうですか?
残業しても残業手当は出ない!
働きたくはないけれど借金に追われて働かねばならない!
子供の将来、教育費とか結婚の費用とか、そういうことを考えると、もう過労死するほど働かねばならない。

詳しい事は次のリンクをクリックして全文を読んでくださいね。

『東京が世界で一番生活費が高い都市になると佐世保で小学生女児が殺人事件を起こす。』


このような社会環境では、死にたくなる気持ちも分かろうと言うものです。
男性はリストラや社内環境の変化にストレスを感じている中高年の管理職、女性は20代の1人仕事が多いシステムエンジニア系の職業についている人がブルマン症候群になりやすいということです。

もしあなたがブルマン症候群に落ちそうになったら、どうすればよいのか?
何かよい克服法はないのか?

ないわけではありません。
レンゲさんのように、休みを取ってすばらしいバンクーバーに気晴らしにやって来るのも良いかも知れませんよ。
とにかく命あってのものだねですからね。
思い切って休みを取ることです。

そういうわけで、お互いに命だけは大切にしましょうね。
じゃあ、今日も一日楽しく元気にがんばりましょう。



働くだけが人生ではありませんよ!
イーハァ~!
コメント (1)
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