春はメランコリック
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デンマンさん!今度は、めれんげさんの短歌ですかあああ~~?デンマンさんは、あたしよりもめれんげさんをずっと、ずっと、もっともっと愛していますわぁ~。
やだなあああ。。。また、そうやってレンゲさんは僻(ひが)むのですかぁ~?
僻んでいませんわ。
だったら、ヤキモチを妬(や)いているのですね?
ちがいますってばあああぁ~。。。最近、デンマンさんは、めれんげさんにこだわりすぎていますわぁ。
でもねぇ~、レンゲさんがヤキモチを妬くほど気にすることではありませんよ。
どうしてですの?
めれんげさんの短歌をジックリと読んでみてくださいよ。
読みましたわ。
だったら、現実の世界でめれんげさんが忘れることが出来ない恋に身を焦がしているのが分かりませんか?
分かりますわ。
だったら、レンゲさんがそれ程気にすることでもないと言う事が分かるでしょう?
いいえ。。。気になりますわ。
どうしてですか?
だって、めれんげさんはヴァーチャルな世界でデンマンさんとの愛に満ち足りているからこそ、現実の世界で、かなわぬ恋が春の風と共にメランコリックに胸の内にひしひしとよみがえって来るのですわぁ~。
ホォ~。。。レンゲさんは、なかなか読みが深いですねぇ~。やっぱり、炎の歌人・炎の詩人は違うなあああ~~
妙な所でおだてないで下さいなア~。。。デンマンさんがめれんげさんを愛すれば愛するほど、めれんげさんは現実の恋の空しさ、悲しさに、ますますメランコリックになってゆくのですわア~。
レンゲさんは、僕がめれちゃんを愛しすぎると言うのですかぁ~?
ほら、ほら。。。また、そうやって、“めれちゃん、めれちゃん”って、デレデレしないで下さいなア~。
僕は別にデレデレしていませんよゥ。
いいえ!していますってばあああぁ~。みっともないですわあああ。。。世界のネット市民の皆様の前でえぇえぇ~~ めれんげさんの短歌を持ち出してきて、あたしにジックリと読ませる。でも、その心は。。。ヴァーチャルな世界でデンマンさんとめれんげさんが萌え萌えにルンルン気分で居る事をあたしに見せ付けようとしているのですわア~。
やだなあああ。。。それは、レンゲさんの読みすぎですよゥ。僕は、そこまで考えていませんよ。
でも、デンマンさんは、めれんげさんをあたし以上に愛していますわ。
例えそうだとしても、レンゲさんがヤキモチを妬く理由にはなりませんよ。
どうしてですか?
どうしてですかって。。。レンゲさんには清水君と言う毎日毎日愛し合っているボーイフレンドが居るじゃないですかぁ~。
ここで急に洋ちゃんのことを持ち出してきて話題を変えてしまおうとするのですね?
ちがいますよゥ。
そうですってばあああ。。。あたしの矛先をかわそうとして洋ちゃんのことを持ち出したのですわア。そういうのって、ずるいですわあああ。。。コスイですわあああ。。。ヒヨルのですか?
ちがいますよゥ。矛先をかわそうとして清水君のことを持ち出したのではなく、僕は初めからレンゲさんと清水君のことを話すつもりだったのですよ。
だったら、めれんげさんの短歌など持ち出さなければいいじゃありませんか?初めから洋ちゃんのことを話せばいいのですわ。
でもね、共通するモノがあるからめれんげさんの短歌を持ち出したのですよ。
その共通するモノって何ですの?
だから、メランコリックにさせる春の風ですよ。
つまり。。。、つまり。。。、あたしも。。。あたしも。。。春の風に吹かれてメランコリックになっているとおっしゃるのですか?
そうですよゥ。めれんげさんの短歌2首を読んだぐらいで僕に絡みつく。。。これは、やっぱりメランコリックな春の風に吹かれたからですよォ~。うへへへへ。。。。
デンマンさん!いい加減にしてくださいな。あたしはマジですねん。
ぼくだってマジですよ。
だったら、真面目な話をしてくださいな。
だから、清水君とレンゲさんの話をしようとしているのですよ。
あたしと洋ちゃんがどうしたとおっしゃるのですか?
レンゲさんと清水君は、切っても切れない程に離れがたい関係になりつつある。一度、清水君が久美子さんに浮気して、レンゲさんは彼と別れてしまった。しかし、別れたけれど、運命の絆がまたレンゲさんと清水君を結びつけた。そうやって、また今年も夜桜を眺め、咲き誇るソメイヨシノの下で風流に求め合う。
![]() 2007-04-02 ![]() 夜桜の 匂うしじまに 抱(いだ)かれて 今宵も君と 愛を交わしつ by レンゲ ![]() 萌える夜の 思いは巡る 乱れ髪 炎をともす さくらの園に by レンゲ ![]() 春の風 君と歩んだ 忘れ路の ソメイヨシノに 愛を託して by レンゲ 『夜桜』より |
こうして夕べ、掲示板にレンゲさんは短歌を3首書いたんですよ。
読んでくださったのですわね?
そうですよ。レンゲさんが電話までかけてよこして“読んで欲しいの”って言ったからですよ。
だって、あたし、デンマンさんには、ぜひとも読んでもらいたいと思って詠(よ)んだのですもの。
だから、そこですよ。。。レンゲさんも、めれんげさんと同じように春の風に当たってメランコリックになったのですよ。
そうかしら。。。?
そうかしらって。。。とぼけないで下さいよ。少しは僕の気持ちを考えてみたらどうですか?
デンマンさんの気持ちですか?
そうですよ。僕はレンゲさんをめれんげさんと同じ程度に愛しているんですよ。上のような萌え萌えの短歌を書けば、レンゲさんが清水君と桜の下で愛し合ったあとで書いた事が見え見えじゃないですかア~~。。。どうしたって、夜桜の下で二人が熱く求め合う様子が見えてきますよ。僕だって、少しは妬(や)けますよ。。。いや、少しどころじゃない。レンゲさんが濡れ濡れになって愛されていることを想うと僕の心は掻き毟(むし)られますよ。
デンマンさんは。。。、デンマンさんは。。。また、あたしと洋ちゃんがさくらの花咲く下でエッチした事を妄想したのですか?
妄想したわけじゃないですよ。んもお~~。。。上の短歌を読めばねぇ、これまでのレンゲさんと清水君の事情を知っている人にとって、二人が夜桜の下で風流に求め合ったことが手に取るように分かるのですよ。妄想する必要は無いのですよ。上の3首の短歌を読めば、どんな馬鹿でも容易に連想できるんですよ。
そうでしょうか?
やだなあああ。。。そんな風にしらばっくれてえぇえぇ。。。僕が連想も出来ないほどの馬鹿だと思っているのですか?
まさか。。。?
だったら、レンゲさんと清水君が桜の下でエッチした事を妄想したなんて言わないで下さいよ。
デンマンさんは、本当に心が掻き毟られて、嫉妬に苦しめられたのですか?
いや、いや。。。それ程ドラマチックなモノじゃなかったですけれどね。。。うへへへ。。。でも、やっぱり僕は妬(や)けましたよ。
あたしは、そのつもりでデンマンさんにあたしの短歌を読んで欲しいと言った訳ではなかったのですわ。
レンゲさんがそのつもりでなくとも、上のような短歌を読まされた者は、どうしてもレンゲさんと清水君の濡れ場を連想してしまいますよ。
あたしはただ、デンマンさんに短歌を読んで欲しかったのですわ。
だから、そこなんですよ。僕がレンゲさんと清水君の事を話したいと言ったのは。。。
どういうことですか?
めれんげさんは上の2首の短歌を詠んだ。それは、現実の恋がめれんげさんの思うように行かない。春の風に当たると、かなわぬ恋がどうしても思い出されて来て、めれんげさんはメランコリックな気分になってしまう。
あたしもそうだとおっしゃるのですか?
そうですよ。ただしレンゲさんの場合にはメランコリックになる状況がだいぶ違っている。
どのように。。。?
めれんげさんは、愛しい現実の恋人に会えないんですよ。会いたくても会えない帰らぬ人なんですよ。でもね、レンゲさんの場合には毎日毎日愛し合っている。上のような萌え萌えの短歌まで作っている。それにもかかわらずメランコリックになって、自分の書いた短歌を僕に読んでもらいたいと思う。
そうですわ。
常識的に考えれば、それは可笑しなことでしょう?
そうでしょうか?
だって、レンゲさんは清水君と毎日毎日、朝と晩と。。。少なくとも1日に2度は求め合い愛し合っている。。。そうでしょう?
なにも、そこまで強調なさらなくても。。。
僕はレンゲさんと清水君がイカに愛し合っているか?二人が離れられないほど強い絆で結びついている事を言いたいのですよ。
でも、デンマンさんはセックスにこだわりすぎますわぁ~。
僕はこだわっていませんよ。んもお~~。。。こだわっているのは僕じゃなくてレンゲさんの方でしょう?
あたしはこだわっているのではありませんわ。。。ただ。。。、あのゥ~。。。しているだけですわ。。。でも、デンマンさんはこだわって妄想したりして、あたしと洋ちゃんが毎日毎日、少なくとも1日に2度は求め合っていると。。。くどくどと世界のネット市民の皆様の前でバラしているのですわあああ。。。
バラしているんじゃなくて。。。事実を事実として書いているまでですよ。
分かりましたわ。。。それで、何がおっしゃりたいのですか?
それ程愛し合っているにもかかわらず、それだけではレンゲさんは満ち足りない。愛し合った思いを短歌に込めて記録する。それを、誰あろうデンマンに読ませる。。。どうですか?これって、なんとなく可笑しな事だとは思いませんか?
可笑しなことでしょうか?
短歌を作ることは可笑しいことではないけれど、それを。。。な~んつうかあああ。。。見せびらかすようにしてデンマンに読ませる。。。それはやっぱり可笑しいでしょうね。
デンマンさんだけがあたしの詩も短歌もじっくりと読んでくれて、こうして記事でも取り上げて批評してくださるからですわ。
だから、そこですよ。
どこですか?
あのねぇ、漫才やっているわけじゃないんだから、そういう突っ込みは入れないで下さいよ。僕は前にも次のように書いたことがある。