地球上のネット普及率(PART 1)
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ケイトー。。。 世界のインターネット普及率を調べてみたのォ~?
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あのねぇ~、夕べ、たまたま『早わかり世界の国ぐに』という本を読み始めたのですよ。。。 アルファベット順に世界の国が紹介されている。 最初に紹介されている国が“アイスランド”だった。
北極圏に近い寒い国でしょう!?
シルヴィーは行ったことがあるの?
ノルウェーまでは行ったことがあるけれど、アイスランドまでは行く気が起きなかったわ。 そのアイスランドがどうかしたの?
次のように書いてあったのですよ。
氷と火山の最北の国
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世界有数の火山活動の活発な国で、1996年には火山噴火にともないバトナ氷河が 4km³以上溶解して大洪水が発生した。
2003年には世界初の自動車用水素燃料スタンドを開設、30年間でガソリン自動車の全廃を目指す。
情報通信分野では世界のトップ水準を誇り、インターネット普及率の69.8%(2003年現在)は世界一。
(中略)
【基礎データ】
正式国名: アイスランド共和国
Republic of Iceland
政体: 共和制
面積: 10.3万km2 (北海道の約1.3倍)
人口密度: 2.7人/km2
住民: アイスランド人 97%
言語: アイスランド語 (公用語)
一人あたり国内総生産: 3万1835米ドル (2002年現在)
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34ページ 『早わかり世界の国ぐに』
著者: 辻原康夫
2004年7月14日 初版第一刷発行
発行所: 株式会社 平凡社
まさか、アイスランドがインターネット普及率で世界一だとは考えてもみなかったよ。
それで世界のネット普及率を調べてみる気になったのォ~?
その通り。 本では2003年現在の統計だから、最近ではどうなっているのだろうか? そう思って「インターネットが最も普及している国」と入れてGOOGLEで検索してみたのですよ。
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Wikipedia に「国のインターネット普及率リスト」という便利な表がある。 さっそく飛んで見ましたよ。
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あらっ。。。 2008年現在では アイスランドは90.56%で2位になってしまったじゃない。 でも、2003年から5年間に 69.8%から20%以上も増えたのね。 それにしてもトップが「フォークランド諸島」というのは意外も意外じゃない!?
僕も上のリストを見て驚きましたよ。 まさか、フォークランド諸島がトップだなんて考えてもみなかったよ。
カナダが14位で。。。日本が15位ねぇ。
そうです。 カナダも日本もアメリカよりも上位だというのがちょっと意外でした。 でもねぇ、不思議なことにフォークランド諸島もアイスランドも Denman Blog の海外からのアクセス・リストに出てないのですよ。
海外からのアクセス
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■『Maiden’s Prayer』
on Denman Blog
でも、上の統計は3年前のじゃないのォ~。。。 最近の記録ではどうなってるのォ~。。。?
次のようになっているのですよ。。。
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■『スパマーつぶちゃんの悪戯』
on Denman Blog
2013年の10月から2016年の9月までの3年間に、 89ヵ国から 123ヵ国に増えたのねぇ~。。。
そうです。。。 この3年間に 24ヵ国増えたのですよ。。。 でもねぇ~、フォークランド諸島もアイスランドもリストには出てこないのです。。。
どうしてなのかしら。。。?
あのねぇ~、フォークランド諸島(Falkland Islands)は、シルヴィーも知ってるように 南大西洋上にあるイギリス領の諸島なのですよ。
思い出したわよ。。。 確か、イギリスが攻め込んだことがあったわよねぇ~。。。
そうです。。。 シルヴィーは、よく覚えてるねぇ~。。。 古い話だけれど、1982年4月にアルゼンチンの軍事政権がフォークランド諸島を占領して、イギリスと戦争したのですよ。。。 イギリスは2ヶ月後に同島を奪還して勝利を収めた。
でも、両国の国交が再開され戦争状態が終わったのは、確か 1990年になってからよねぇ~。。。
そうです。。。 そうです。。。
。。。で、領有権はどうなったのォ~。。。?
2013年に帰属をめぐる住民投票が行われた。 投票者の99.8%がイギリスの帰属を望んだらしい。 今では、国家元首は、イギリス女王で、総督が代行している。
それで、一つの国として認められてるのォ~?
首相が、議会で選出され、総督が任命するようになってる。 それに、フォークランド諸島立法会議があるよ。 2009年にはフォークランド諸島憲法ができた。
じゃあ、独立国として認められているのねぇ~。。。?
いや。。。 まだ、独立国としては認められてないらしい。
どうして、ケイトーは、そう言うのォ~?
次のリストを見てください。
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上のリストは国と地域の人口密度のリストです。 アイスランドは独立国で“国”としては人口密度が 190番です。 でもねぇ~、フォークランド諸島は本国英国の植民地なんだよね。 だから、“地域”として 人口密度は 233番目というわけ。。。
つまり、人口密度が 0.2/km2 ということは 平均すると 5km2 に一人しか住んでいないということなんだァ~。。。
そういうことです。。。 世界でも 人口密度のチョー少ない地域なんだよ。。。 アイスランドは 1km2 あたり 3人しか住んでいない。 フォークランド諸島は5km2 に一人しか住んでない。 それに比べて日本は 1km2 あたり 336人も住んでいる。 でも、インターネット普及率は 75.4%。 1位のフォークランド諸島の 92.96%。。。 2位のアイスランドの 90.56%には遠く及ばない! これは一体どういうことなのかァ?
あのねぇ~、Yahoo!の「知恵袋」を見ていたら次のページに出くわしたのよ。
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ケイトーも上のページを見れば、どうしてインターネットが普及したのか解ると思うわ。
いや。。。 僕はこれだけが要因じゃないと思うよ。
他にどのような要因があるのォ~?
例えば、住民の教育程度だとか。。。 一人当たりのGDPだとか。。。 識字率。。。? 都市への人口集中だとか。。。 文化程度の問題とか。。。 あるいは、電話代が高くて、ネットでメールをやり取りして電話代を稼ぐとか。。。 テレビは見ない主義でニュースはネットで見るとか。。。 まだ他にも たくさん理由があると思うよ。
でも、ケイトーの Denman Blogに フォークランド諸島とアイスランドからアクセスする人が一人も居ないのはどういうわけかしら?
簡単な理由ですよ。 アイスランドの人は、きっと英語をあまり使わないのですよ。 おそらく、外国語は、近くのフィンランド語かノルウェー語を使っているのです。 もちろん日本語は読めない。 だから、僕の Denman Blogにはアイスランドからアクセスする人が一人も居ないのですよ。
でもフォークランド諸島の公用語は英語なのよ。。。 それでも、Denman Blog には一人もアクセスしてないじゃない!
それわねぇ~、僕がまだフォークランド諸島の事について英語で記事を書いてないからですよ。。。 そのうち書きます。。。 そうすれば フォークランド諸島からアクセスがあるはずです。。。
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(すぐ下のページへ続く)