夜道のルート66 (PART 1 OF 3)
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デンマンさん。。。 “夜道のルート66”というのは埼玉県道の66号線ですか?
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そうです。。。 小百合さんにとっても この県道には思い出が多いでしょう!?
ルート66
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陸上距離:11,862m
起点:埼玉県行田市 国道125号交差点(桜町交差点)
終点:埼玉県東松山市 国道254号交差点(上野本交差点)
ルート66(埼玉県道66号行田東松山線)は、埼玉県行田市から東松山市に至る県道(主要地方道)である。
江戸時代には千人同心街道と呼ばれ、八王子から日光へ向かう街道として整備された道である。
旧道は行田市忍城跡の交差点から前谷を経由し、鴻巣市吹上本町交差点で中山道と交差する。
その後、富士電機機器制御(富士電機)吹上事業所東側を通り、大芦橋の下流にかかっていた2本の旧橋を渡り、熊谷市(旧大里郡大里町)と東松山市の境付近で現道と合流するルートであった。
行田市下忍交差点 - 吹上駅前交差点間は、行田市街と吹上駅を結ぶ4車線道となっている。
また、高崎線との交差部分は陸橋化されている(榛名陸橋)。
旧道から分岐してこの陸橋へ直結しており、この内、国道17号鎌塚交差点以南も行田東松山線となっており、現在、国道17号 - 高崎線間には2ルート存在していることになる。
東平交差点から上野本交差点までの区間は、かつて国道407号だった。
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出典: 「埼玉県道66号行田東松山線」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
別に、この道路に 懐かしい思い出はありませんわァ。。。
そんなことはないでしょう! 小百合さんにとっても 忘れがたい思い出があるはずですよ。。。
いいえ。。。 そのような思い出は浮かんできませんわァ。
じゃあ、ちょっと次の小文を読んでみてください。
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この上の埼玉県道ルート66号線で奇跡が起こったのですか?
そうですよう。
一体どのような奇跡が起こったというのですか?
あのねぇ~、それを説明する前に まず小百合さんが書いたメールを読んでください。
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Subj: 行こうかな。。。?
Date: 2013/10/15 (Tue) 09:52
From: fuji@adagio.ocn.ne.jp
To: barclay1720@aol.com
おはようございます。
メール見ました。
「自遊空間」で記事を書いているのですね。
お昼ごろ終わるの?
その時、近くのファミマから電話ください。
お昼ごろ着くように向かおうかな?
電話待ってます。
では。。。
さゆり
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僕は記事を投稿してから すぐ近くのファミマの店の前にある公衆電話で小百合さんに電話しようと思ったのですよ。
それなのに、どうして電話しなかったのですか?
あのねぇ~、外へ出たら小雨が降っていたのです。 それで、雨にぬれながら話すのが億劫(おっくう)になって、これなら実家に帰ってからかけようと思って、ファミマによるのをやめにしたのですよ。 それで、そのまま国道17号バイパスの歩道を自転車に乗って ルート66に向かったわけですよ。
それで。。。?
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国道17号バイパスから おもむろに県道66号線に入っていったのです。
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それで白鳥を見ようと用水路に向かったわけですか?
いや。。。 今年の10月は暑い日が多かったでしょう! 異常気象でしたよ。 30度近い日が続きましたからね。。。 だから、白鳥には暑すぎたらしいのですね。 それで行田に滞在している間に一度も白鳥を見ることができませんでしたよ。 たぶん、行田にやって来る白鳥は 暑すぎたので東北か北海道のどこかに降りてしまったのですよう。
それでは“奇跡”は起こらなかったじゃありませんか!
いや。。。 別に奇跡が起こって白鳥が飛んで来る事を期待したわけじゃないのです。
じゃあ、いったい どのような奇跡が起こったというのですか?
あのねぇ~。。。 用水路を越えて上越新幹線のガードをくぐりぬけて 「ものつくり大学」入り口のバス停にさしかかった。 「フライ焼きそばの店 山下」の看板が目の前に見えてきたのですよ。
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それで行田名物のフライを食べようとして「フライ焼きそばの店」に入った時に奇跡が起きたのですか?
いや。。。違いますよ。 僕は行田名物のフライが食べたかったわけじゃないのですよ。 すでに200円の特製カレーを『自遊空間』で食べました。 だから、店の前の交差点を渡って「フライ焼きそばの店」の駐車場にさしかかって 店の前を通り過ぎようとしていたのですよ。
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すると、背後でクラクションの鳴る音がする。 さかんに、プッ、プッ、プッ、プッ、プッ、。。。と鳴らすのですよう。
誰かが事故でも起こしたのですか?
実は、僕もそう思ったのですよ。 でもねぇ、交通事故など日常茶飯事だから、僕には関心がありませんよう。 だから、そのまま店の前を通り過ぎようとしたのです。
それで。。。?
ところがクラクションが鳴り止まない。 一体誰のためにクラクションを鳴らしているのだろうか? 僕はすでに交差点を渡り終えて「フライ焼きそばの店」の前を通り過ぎようとしていたのです。 僕とは全く関係ないはずです! 「うるさいなアアア~ まったく、んもオ~~!」と思いながら、さらに進もうとすると、背後から三菱の軽トラックが僕を目指して突っ込んでくるではありませんかア!
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しかも、歩道に乗り上げてくる! 僕は、“ああああアアアァ~~!” あわや 軽トラに轢(ひ)かれるのではないかと思って一瞬恐怖でしたよ。 そしたら、僕と衝突する前に軽トラが急停車した! 僕は一瞬、殺されるかと思った! なんと、ドアを開けて出てきたのは小百合さんじゃありませんかア!
それが“奇跡”なのですか?
だってぇ、そうでしょう!? 僕がどこを自転車で走っているのか? 小百合さんには見当がつかないはずですよ。 それなのに僕の目の前に1年ぶりに急に小百合さんが現れたのですからねぇ~。。。 これが奇跡でなくて何でしょうか?!
つまり。。。、つまり。。。、“忘れられない!”というのは。。。、つまり。。、つまり。。。、私が運転していた軽トラに殺されそうになったという思い出ですかァ~?
そうですよゥ。。。 いけませんかァ~?
『忘れられない!』より
(2016年1月12日)
馬鹿バカしい思い出をデンマンさんは こうして記事にまで書いていたのですか?
そうです。。。 いけませんかァ~?。。。 僕にとっては、1年ぶりの危険で、しかも奇跡的な再会でしたからねぇ~。。。 (モナリザの微笑)
それで“夜道のルート66”というのは、どういうことですか?
あのねぇ~、その話をすると長くなるのですよ。。。
じゃあ、なるべく無駄話は省略して細木数子さんのようにズバリ!と話してくださいなァ。
あのねぇ~、僕がトロントに住んでいる頃に同じ家に下宿していた Kさんが11月13日に電話してきたのです。。。 それで、翌日の月曜日に10数年ぶりに会おうということになったのですよ。
Kさんとは、10年以上も会っていなかったのですか?
そうです。。。 でも、毎年 電話では話していたのです。
その方は女性ですのォ~?
いや、男性です。。。 現在、外資系の会社に勤めており 日本支社長の職にあるのですよ。。。
。。。で、どこでお会いしたのですか?
(すぐ下のページへ続く)