デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

デジカメの画素数

2020-01-29 04:00:46 | 就職・転職・資格・スキル・技能
 

デジカメの画素数

 


(yen0201.gif)


こんにちは。ベティーです。
お元気ですか?
最近 旅行に出かけましたか?
記念写真をたくさん撮ったでしょう!?


(traveler2b.gif)

ところで、あなたもデジカメを持っているでしょう?
家族揃っての旅行や卒業・入学式など、思い出のワンシーンを残すのに欠かせないのがデジタルカメラですよね。

気軽に写真が撮れるので、携帯電話のカメラを含めればその所有率はかなり高く、一人一台と言っても過言ではないでしょう。
そんなデジカメで撮影した写真は利用の仕方によっていろいろな楽しみ方ができますよね。

ところで、あなたも画素数って聞いたことがあるでしょう。
でも、この画素数とメモリーカードの容量の関係ってどうなっているのだろうか?
ちょっと考えてみた事がありますか?

あなたのデジカメは、最大500万画素で撮れるとします。
メモリーチップは1ギガバイトです。
最大の500万画素に設定した場合、399枚まで撮れることになっています。
でも、これって本当でしょうか?

あなたには分かりますか?

画素数と容量(バイト数)との関係はどうなってるのォ~?

興味があったらぜひ次のリンクをクリックして読んでみてくださいね。

『カメラの画素数とメモリーカードの容量との

関係を理解するために』


もちろん無料ですよ。
登録する必要もありません。
すぐに使えますよ。

これであなたのデジカメについての理解を深めて、
これまで以上に写真撮影を楽しんでくださいね。



(house03.gif)

あなたが絶対、

見たいと思っていた

面白くて実にためになるリンク



平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
(himiko92.jpg)

『卑弥子の源氏物語』

『平成の紫式部』

■ めれんげさんの『即興の詩』

■ めれんげさんの『極私的詩集』


(compter.gif)

■ 『今すぐに役立つホットな生活情報』


(santa9.gif)

■ 『あなたが思う存分笑って楽しめて幸せになってしまうサイト』

■ 『あなたのためのサイト 立ち上げ ガイド』


(creditx.gif)

■ 『あなたのための クレジット カード ガイド』


(atmvend.jpg)

■ 『あなたのための ローン ガイド』


(house03.gif)

■ 『住宅ローン・ビジネスローン ガイド』

■ 『レンゲ物語の最近の記事を特集したサイト』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

ジューンさんの熟女下着 June Adams 下着美人
(30june.jpg)

『センスあるランジェリー』

■ 『現在に通じる古代オリエント史の散歩道』

■ 『見て楽しい、読んで面白い 私版・対訳ことわざ辞典』


(dollar.gif)

■ 『ブログに記事を書いてお小遣いをもらおう!』

■ 『笑って楽しめる 私版・対訳 慣用句・熟語辞典』

■ 『辞書にのってない英語スラング』

■ 『オンライン自動翻訳利用法』


(cherry21.jpg)


平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
(himiko92.jpg)

おほほほほ。。。。

また現れて、

くどいようでござ~♪~ますけれど。。。

どうしても、あなたに

お会いしたかったのでござ~♪~ますわよ。

ええっ?相手も分からないのに

いい加減な事をぬかすなア!

あなたは、そのような厳しい事を

おっしゃるのですか?

イヤなお方だことォ~♪~

ええっ?余計な事を言わずに、

さっさと言いたい事をぬかせ!

あなたは、さらにそのような

強い口調であたくしに

ご命令なさるのでござ~♪~ますか?

分かりましたわ。

そのつもりで出てきたので

ござ~♪~ますから。。。

おほほほほ。。。

では、あたくしからの今日の一言ですわ。

If you don't conquer self,

you will be conquered by self.

--- Napoleon Hill

自分に打ち克つことができない人は

自分に負けてしまうわよ。


ナポレオン・ヒルというおっちゃんが言ったのですって。

克己心(こっきしん)の事について言ったのよね。

なんとなく分かるでしょう?

ところで、あなたは小百合さんの記事を

読んだことがござ~♪~ますか?

ないのォ~?

ダメよゥ!そいじゃあああ~~

実に面白いから次のリンクをクリックして

読んで御覧なさいよう!


(sayuri3.gif)

『カナダと日本で別荘を持つ夢を膨らませながら

前向きに楽しく生きている小百合さんの物語』


あなたも読んで楽しめるわよ。

ぜひ読んでね。 

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。



(himiko5.gif)


(bravo.gif)
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三島由紀夫の謎(PART 1)

2020-01-29 04:00:46 | 歴史四方山話
 

三島由紀夫の謎(PART 1)

 


(mishima79.jpg)


(question.gif)


(sylvie702.jpg)




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ケイトー。。。、どうして急に三島由紀夫の謎を持ち出してきたわけぇ~?


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実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んだら次の箇所に出くわしたのですよ。。。

 



(mishima3.jpg)

 

近代日本が生み出した最高の知性が、なぜこれ以上ないほど「愚か」な最期を選んだのか?

そして、「究極の小説」を目指して執筆した最後の長編『豊驍の海』のラストは、なぜ支離滅裂ともいうべきものになったのか?

1970年11月25日、三島は市ヶ谷駐屯地に向かう前に、編集者へ『豊驍の海』の最後の原稿を渡すよう準備を整えている。

つまりこのふたつの謎には何らかの繋がりがあると考えるべきなのだ。

だが、これまで誰もそれを「合理的」に説明できていない。


あの日、作家の内部でいったい何が起きていたのか?

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




『三島由紀夫 ふたつの謎』
著者: 大澤 真幸
2018年11月16日 発行
発行所: 株式会社 集英社




。。。で、上の箇所を読んで、ケイトーは何が気になったわけぇ~?



あのねぇ~、この本の著者は「このふたつの謎には何らかの繋がりがあると考えるべきなのだ。 だが、これまで誰もそれを「合理的」に説明できていない」と断定しているけれど、これまで誰も説明していないのは、ほとんどの人が、その関連を重要だとは思ってなかったからですよ。。。

つまり、ケイトーも、その関連は重要じゃないと思っているわけぇ~?

そうです。。。 だいたい、作家と作品というのは、別物ですよ。。。 一つの作品の中に、作家の人生観や価値観がすべて込められていると考えるのは、妄想か幻想ですよ。。。 司馬遼太郎さんが次のように言ってました。。。

 


(shiba3.gif)

“作品は作者だけのものと違うんやでぇ~。。。

作者が50%で読者が50%。。。

そうして出来上がるモンが作品なんやでぇ~”


 



でも、作品の中には、作者の人生観、世界観や価値観が多少なりとも含まれているのじゃないのォ~?



いわゆる「私小説」と呼ばれるジャンルの作品には、シルヴィーが言うように確かに作者の人生観、世界観や価値観が含まれる可能性があるのは納得できますよ。。。 でもねぇ~、例えば、司馬さんが書いたような歴史小説の中では、作者の人生観、世界観や価値観が歴史的人物(主人公)と同じだったら、読者は納得しませんよ。。。

それも、そうねぇ~。。。

だから、原則として作者と作品は別物なのですよ。。。 だから、作品を精査して謎を解くなんて、無理な話です。。。 作品を理解するのに、50%の読者の主観や人生観、経験、感性、教養などが入り込むのだから。。。

上の本の著者は「『豊饒の海』のラストはあれでいいのか?」と問題を提起しているけれど、ケイトーは どう思うのォ~?

あのねぇ~、作者がそのようにラストシーンを書いたのだから、それでいいに決まってるでしょう! 不満ならば、読まなければいいし、読んで作者と意見が違ってムカついたら、その後、その作者の本を買わなければいいのだから。。。

著者は「なぜ切腹したか?」とも 問題を提起しているわねぇ~。。。

三島は切腹したかったから切腹したのですよ。。。 なぜなのか? そんなこと、本人に訊く以外に、誰もはっきりと理由は分からないですよゥ。。。 ただ、はっきり言える事は、どのような理由であれ、三島由紀夫は切腹したかったのですよ。。。 だから事実、三島由紀夫は切腹して自死を遂げたのです。。。

でも、それじゃあ、身も蓋もないじゃない。。。 上の本の著者は、そこを考えましょうということで、本を書いたのだから。。。

あのねぇ~、僕は上の本が図書館にあったから、読んだわけで、本屋でタイトルを見たら、ちょっとだけ立ち読みして買ってまで読みませんよ。。。

どうして。。。?

だってぇ~、死人に口なしですよ。。。 『豊饒の海』は書評を読んで、興味がわかなかったから読んでないし、それに、切腹なんて、時代錯誤も甚(はなは)だしいですよ。。。 僕は、その報道を初めて聞いた時 「馬鹿な事をしでかした!」としか思えなかったですよ。。。

そう言えば、そのことで、かつてケイトーと話したわよねぇ~。。。

 




慈椰 春香(じや はるか)さんは昭和45年当時、日本航空のスチュワーデスをしていたわけぇ~?



そういうことです。。。

 


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(attend04b.jpg)

 



あらっ。。。 マジでスチュワーデスの制服を着ているわねぇ~。。。



あのねぇ~、春香さんが小学生の頃に『大空に乾杯』という映画を観たのですよ。。。

 


(attend08.jpg)



 



つまり、この映画を観て春香さんは日本航空のスチュワーデスになろうと決めたわけなのォ~?



そうなのです。。。 その当時、日本ではスチュワーデスというのは少女の憧れの職業だったのですよ。。。

最近のカナダとはずいぶんと違うのねぇ~。。。 私は小学校の教師をしていたのだけれど、生徒の数が減ったのでレイオフになったのねぇ~。。。 つまり、人員カットで生徒が増えるまでの間、自宅待機というわけよ。。。 でも、食べるために何かしなければならないので、私は外国語をけっこう話せるから 手っ取り早くエア・カナダのキャビン・アテンダントになったのよ。。。

 


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シルヴィーがエア・カナダのキャビン・アテンダントをしていたという事は話には聞いていたけれど、こうして写真を見ると、“孫にも衣装”でシルヴィーはまるで人気女優のようにサマになってるねぇ~。。。



煽(おだ)てても何もでないわよ。。。 ケイトーは知っていると思うけど、カナダではキャビン・アテンダントというのは、少女があこがれるような職業じゃないのよ。。。

どうして。。。?

仕事がきつい割りに お給料がよくないからよ。。。

それで、シルヴィーは少し勤めて止めてしまったわけぇ~?

そうなのよ。。。 生徒が増えてきたので、教師に再雇用されたわけなの。。。 で、春香さんは、どういうわけで『ジャルパックと国際化』を読んだわけなのォ~?

検索結果に次の写真を見たからですよ。。。

 


(always2.jpg)



 



春香さんが生まれて 物心ついた頃の時代ですよ。。。 それが、この『ALWAYS 三丁目の夕日』という映画なのですよ。。。



つまり、「1970年昭和45年日本航空スチュワーデス画像」と入れてGOOGLEで画像検索して、「もしかして自分の写真が出てるかなァ~。。。」と思って検索結果を見ていたら、懐かしい『ALWAYS 三丁目の夕日』という映画のポスターが出てきたので、その写真をクリックしてケイトーのブログにやって来たというわけなのねぇ~。。。

ネットをサーフィンしていると、つい興味深い写真とかイラストに目が移って わき道へそれてしまうということがシルヴィーにもあるでしょう!?

言われてみれば、確かにそういうことってあるわよねぇ~。。。

昭和45年(1970年)には、いろいろな出来事があったのですよ。。。

たとえば。。。?

三島由紀夫が1970年11月25日に割腹自殺しているのですよ。

 


(mishima79.jpg)





 



つまり、この三島事件は多くの日本人にショックを与えたわけぇ~?



日本人だけじゃないでしょう! 今時、「ハラキリ」をするなんて海外では“野蛮”だとか“時代錯誤”だとか。。。、そう思ってショックを受けた人も大勢いたのですよ。。。 シルヴィーはどう思ったのォ~?

やっぱり、日本人は太平洋戦争の時代の“カミカゼ”の伝統がなんとなく受け継がれているのかなァ~、と思ったわねぇ~。。。

あのねぇ~、戦後生まれの僕らの世代では、「ハラキリ」をする人など まず居ませんよう。。。 そんなのは日本の伝統などではない!

要するに、三島由紀夫は例外だと言いたいわけぇ~?

そうですよ。。。 一般の日本人とはかけ離れていましたよう。。。 当時の日本人は、あの悲惨な戦争の事を忘れたように万博で浮かれていたのですからねぇ~。。。

 


(expo70a.jpg)



 



つまり、大阪で万国博覧会が開かれたことがきっかけで、古い日本からケイトーは世界に飛び出して行ったわけなのねぇ~。。。



そういうことです。。。 僕にとって、三島由紀夫は最後の古い日本人なのですよ。。。

つまり、慈椰 春香(じや はるか)さんも、ケイトーと同じように古い日本から飛び出した新しい日本人なのねぇ~。。。?

僕は、そう思います。。。




『日航スチュワーデス』より
(2017年7月8日)


 



つまり、三島由紀夫にとって、1970年代の日本は極めて住みにくかったわけなのねぇ~。。。?



そういうことですよ。。。 彼の理想とする世界は大義に生きて大義に死ぬことだった。。。。 上のクリップのNHKのインタビューで、そう語ってますよ。。。 しかも、その自分の想い描いた世界を『憂国』というタイトルで映画をつくった。。。 その映画の中で三島自身が主人公になって切腹もしている!

要するに、自分が思い描いた世界と現実があまりにも乖離していたので、そのまま生きることは「大義に反している!」それで、自分の理想の世界の大義のために切腹して果てた! ケイトーは、そう信じているわけぇ~?

上の2つのクリップを見たら、そうとしか考えられないでしょう!

要するに、1970年代の経済大国になろうとしている日本に絶望して、死に場所を求めていたということォ~?

そうです。。。 そして、切腹する場所を陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地と決めたわけですよ。。。

でも、近代日本が生み出した最高の知性が、なぜこれ以上ないほど「愚か」な最期を選んだのかしら?

あのねぇ~、確かに、素晴らしい作品も書いているけれど、さっきも言ったように作品と作者は、別物ですよ。。。 作者が亡くなっても作品は生きてゆくのだから。。。 僕も『金閣寺』は読んだけれど、実際の事件にインスピレーションを得て、素晴らしい作品に仕上げていると思いましたよ。。。 でもねぇ、三島由紀夫本人に対しては失望しました。。。 結局、時代錯誤に殉じて自殺した、その程度の知性しか持っていなかった。。。 哀れな人間だと、僕は個人的には考えていますよ。。。

厳しいのねぇ~。。。

“終わり良ければすべて良し!” という格言があるけれど、三島由紀夫の場合は、自分では最後に大義のために死んだつもりでも、少なくとも僕の目には、時代錯誤もはなはだしい切腹までして世の中を騒がし、人生の最後で汚点を付けまくったダメ人間という印象でした。。。 哀れとしか言いようがない! たぶん、多くの平凡な日本人は、当時 そう思ったと思いますよ。。。



(laugh16.gif)

 (すぐ下のページへ続く)







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三島由紀夫の謎(PART 2)

2020-01-29 03:58:09 | 歴史四方山話





 

三島由紀夫の謎(PART 2)

 


【ジューンの独り言】


(bare02b.gif)

ですってぇ~。。。

あなたも、今でも三島由紀夫は近代日本が生み出した最高の知性だと思っていますかァ~?

ええっ。。。 「そんなことは、どうでもいいから、他に、もっと楽しいことを話せ!」

あなたは、そのように強い口調で私に命令するのですか?

分かりましたわ。

シルヴィーさんが出てくる面白い記事は たくさんあります。。。

次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。


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『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』

『真紀子落選(2013年1月14日)』

『野火(2013年1月18日)』

『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』

『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』


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『チョコレートと軍産複合体』

『チョコレートと甘い権力』

『CIAの黒い糸』

『美しい日本語再び』

『宮沢りえブーム?』

『また、宮沢りえ?』

『浅間山噴火とフランス革命』

『なぜアクセスが急増したの?』

『気になる検索ワード』

『なぜ塩野七生批判』

『その検査、ムカつく!』

『宮沢りえと床上手な女』


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『MH370ミステリー』

『なぜ死刑廃止?』

『真犯人はそこにいる』

『MH370ミステリー裏話』

『お裁きを信じますから』

『ジャルパックと国際化』

『古代ローマのセックス』

『CIAとノーパン』

『エロいローマ再び』

『エロいけれどためになる話』

『えろあくにめ温泉』


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『エロいけれどためになる』

『地球上のネット普及率』

『原発はダメだったのに』

『スカートをはいた兵隊』

『行田シンドローム』

『幻の暴走機関車』

『CIA@NOパンツ』

『やっぱり、セックス』

『セックス風呂具村』

『CIAの黒い手再び』


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『アダムとイブは何を食べたの』

『舞踏会 明子』

『波乱の人生』

『国際化だよね』

『イングナさんを探して』

『美しい日本語 チェーホフ』

『横の道@ニコライ堂』

『また塩野七生批判』

『日航スチュワーデス』


(cleopara2.jpg)

『クレオパトラ@塩野批判』

『テルモピュライの戦い』

『思い出の蓮』

『角さんと天罰』

『ラーメン@リガ』

『角さんと天罰がなぜ?』

『南京事件と反知性主義』

『あけびさんの卒論』

『愛は降る星の彼方に』

『サイバー戦争』

『エロくて、ごめんね』

『モバイル社会とガラケー』

『元老のアメリカ』

『ケネディ家の呪い』

『欧米を敵に回す』

『ソフィアからこんにちわ』

『ドイツが原爆をロンドンに』

『いまだに謎』

『さらば大前研一』


(superm3.jpg)

『空飛ぶスパイ』

『愛情はふる星@ベトナム』

『ヒラリーと塩野七生』

『ケネディ夫人@インドネシア』

『究極の大前研一批判本』

『フェルメールの謎』

『女に文句を言う女』

『あなたの祖国』

『宮沢りえ@韓国』

『正しい戦争』

『ゴールデンシャワー』

『死刑廃止』

『かまびすしい』

『今、新たな戦前』

『クレオパトラ@アラビア』

『政府は嘘をつく』

『犬と人間と戦争』

『未来予測』

『知られざる悲劇』

『量子活動家』

『アンネの運命』

『10次元の世界』

『ポーランドの犬』

『熟女ヌード@デンマン』

『ロッキード事件の真相』

『政府と役人と嘘』

『ジュンガル』

『地球温暖化は避けられない』

『国際平和連合』

『鬼島』

『悪徳サイト』

『あげつらう』

『過ちを犯す』


とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。 バーィ。


(hand.gif)



(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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平成の紫式部、橘卑弥子でござ~ます
(himiko92.jpg)

『卑弥子の源氏物語』

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■ めれんげさんの『即興の詩』

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Jagel - Soft Japanese Bagel
(bagel702.jpg)

■ "JAGEL - Soft Japanese Bagel"


(linger65.gif)

『センスあるランジェリー』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(beach02.jpg)

■ 『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』

■ 『今すぐに役立つホットな情報』




(rengfire.jpg)


(byebye.gif)
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知られざる蚤

2020-01-29 03:55:11 | 日本人・日本文化・文学論・日本語
 

知られざる蚤

 


(question8.png)


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デンマンさん。。。、あんさんは最近 新種のノミに悩まされてるん?


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いや。。。 わてはノミに血を吸われたことがあらへん。。。

あらっ。。。 マジで。。。?

四国出身の知り合いが、ノミはとても機敏にジャンプすると聞いたことがあるねん。。。 そいで、一度ぜひ見てみたいと思っているのやけれど。。。 めれちゃんは、ノミに悩まされたことがあるのんかァ~。。。

ありますねん。。。 京都のはずれの林間学校で ずいぶんかゆいと思うていたら、それはノミに喰われたからやと、先生が言うてましたわァ~。。。 で、今日はノミの話をするつもりやのォ~?

ノミはノミでも、格調高いノミやねん。。。

いったい、どないなノミやのォ~?

ちょっと、次のリストを見て欲しいねん。。。

 


(liv90605a.png)


『拡大する』

『我輩はノミである』


 



これはライブドアの わての『徒然ブログ』の日本時間で6月4日の午後8時3分から 5日の午前2時1分まで約7時間の「生ログ」やねん。。。 赤枠で囲んだ箇所に注目して欲しい。。。 



あらっ。。。 6月4日の午後9時15分にYahoo!で検索しやはって「徒然ブログ」に掲載されてる『我輩はノミである』を読みはったネット市民がいたのやねぇ~。。。

そういうことやがなァ~。。。

 


(liv10209e.png)


『拡大する』

『我輩はノミである』


 



。。。で、もしかして上のリストの写真の女性が読みはったん?



そういうことやァ~。。。 名古屋市に住んでおる野田 真梨子(のだ まりこ)さんが読みはってん。。。

あんさんは、またIPアドレスを調べて野田 真梨子さんがアクセスしたことを突き止めはったん?

そうやァ~。。。

 


(ip3190b.png)

 



。。。で、真梨子さんはYahoo!で、どないに検索しやはったん?



次のようにして検索したのやでぇ~。。。

 


(yah90605a.png)


『拡大する』

『現時点での検索結果』


 



あらっ。。。 「我輩はノミ 徒然ブログ」を入れて検索しやはったのねぇ~。。。



そういうこっちゃがなァ~。。。 真梨子さんは「徒然ブログ」の常連さんやねん。。。

。。。で、真梨子さんは名古屋市で何してはるのォ~?

名古屋学院大学の国際文化学部で勉強しておるねん。。。

 


(nagoya11.jpg)



 



国際文化学部で勉強しておることと『我輩はノミである』が関係あるのォ~?



関係あるねん。。。 真梨子さんは国際文化を勉強してはるのやでぇ~。。。 

つまり、『我輩はノミである』という海外の本があるということを 真梨子さんは発見しやはったん?

めれちゃんは、よう そないなことがわかるなァ~。。。 そうなのやがなァ~。。。 しかも、『我輩はノミである』というタイトルから、めれちゃんもあの有名な漱石の本のタイトルがすぐに思い浮かぶやろう?

夏目漱石の『吾輩は猫である』ですやん。。。

そうやァ~。。。 それで、真梨子さんは、もしかして漱石はこの本を読んでいたのかも知れへん。。。 そう思いはってん。。。

つまり、夏目漱石は、その外国の本のタイトルから『吾輩は猫である』というタイトルを思い付いたと。。。真梨子さんは思いはったん?

そういうことやんかァ~。。。 そいで真梨子さんは、そないに思うてネットで調べ始めたというわけやァ~。。。

そないなわけで、Yahoo!で検索しやはって、あんさんのブログの『我輩はノミである』にたどり着いたと いうわけやのォ~?

そういうこっちゃがなァ~。。。

。。。で、あんさんの記事の中に、その答えになるような文章が載ってはるのォ~?

あるねん。。。 めれちゃんもその箇所を 改めて読んでみたらええやん。。。



(nomi10.jpg)

 

『蚤の自叙伝』なる翻訳書が、やはり筆禍に遭った。 こちらは西洋の有名な春本で、文芸資料研究会が四百部限定で製作し、会員に頒布した。 価格は5円26銭である。 

この年の歌舞伎座の正月興行の桟敷席一人当たり料金が、5円30銭。 現在同座の桟敷席は普通興行で1万6千円である。 正月興行は特別の顔見世だから、もう少し高くなる。 

春本としては、良い値段であったと見るべきだろう。 臙脂(えんじ)色のラシャ紙表紙、本文351ページ、奥付はないが、訳者は佐藤紅霞(こうか)とわかっている。

 (中略)

では今では読むことができない、当時の西洋翻訳本の代表として、『蚤の自叙伝』をご紹介しよう。

書き出しは、こうである。 「私は此世に生を受けたものである、然しどうして、いつ、どこで生まれたのか申し上げることが出来ない。 何(いず)れそのことはひとりでに知れることだろうと、皆さんのご推量にまかせることにする」

ここで「私」とは、「蚤」のことである。 蚤が語り手である。 そう、皆さんがすぐさま思い浮かべるように、文豪、夏目漱石の『吾輩は猫である』だ。

あちらは猫、こちらは蚤。 実は漱石先生はこの有名な春本をヒントにして、『吾輩は猫である』を書いたのではないか、と某氏が推測していたが、もう一人の文豪の鴎外先生さえ、古今東西の春本を読了している、あながち妄説とはいえぬ。

大体、昔は(鴎外先生は、けしからぬとか馬鹿げているなどとののしるが)、春本は教養の一つで、学を好む者はひと通り目を通していた。 それが証拠に江戸期のものは、写本でたくさん残されている。

皆、啄木のように書き写して所持したのである。 断定するが、明治以降の文学者で、春本春画を愛好せぬものは一人もいない。 かの真面目な宮沢賢治でさえ、春画の収集家だった。

それはさておき、『蚤の自叙伝』は、一匹の蚤がベラーなるいささか好き者の女性に食いつく。 その蚤が眺めた世界を描いてある、といえば、それ以上の説明は不要だろう。

蚤が助兵衛なることは、皆さん経験で承知のはず。 舞台は教会で、たくさんの「僧侶」が、入れかわり立ちかわり、ベラーを相手に「秘儀」を披露する。 最も聖なるものを穢(けが)すのが、春本の基本理念である。 

同時にこの本が書かれた時代は、教会が堕落しており、それを諷したとも言えよう。 




20-21ページ
『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所:株式会社 新潮社



(merange12.jpg)

なるほどォ~、あんさんも漱石先生が翻訳本の春本『蚤の自叙伝』を読んでいたと言いたいん?


(kato3.gif)

そうやァ~。。。

そやけど、『蚤の自叙伝』を読まへんでも『吾輩は猫である』というタイトルを思いつくことぐらいあり得ますやん。

もちろん、そういう事だってあるやろなァ~。

それやったら春本を持ち出してきて『蚤の自叙伝』と『吾輩は猫である』を結びつける必要ないやんかァ~!

あのなァ~、わては漱石先生が間違いなく『蚤の自叙伝』を読んでいたと思うのやァ~。

その証拠でもあるのォ~?

芥川龍之介がエロ本を探して欲しいという依頼の手紙を書いてるねん。 ちょっと次の部分を読んで欲しいねん。


大正10年3月、芥川はある人にこんな手紙を書いている。

「拝啓 支那の本中楊貴妃の生殖器なぞの事を書いた本と云(い)ふのは何と云う本ですか御教示下されば幸甚です
なほそんな本で面白いのがあつたら御教へくださいませんか
僕の知つてゐる誨淫(かいいん)の書は金瓶梅。
肉蒲団。 杏花天。 牡丹奇縁。 痴婆子。 貪官報。 歓喜奇観。 殺子報。 野嫂曝言(やそうばくげん)。

 


(sokuten2.jpg)

 

如意君伝(にょいくんでん)。 春風得意奇縁(しゅんぷうとくいきえん)。 隔簾花影(かくれんかえい) 等です
以上」




172ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎 2009年9月20日発行
発行所: 株式会社 新潮社




わたしは芥川龍之介がエロ本を読んでいたということを問題にしているのではないねん。 漱石先生のことを訊(き)いてるねん。



分かってるがなァ~。

だったら、漱石先生の手紙でも出したらどうなん?

あのなァ~、芥川龍之介が師と仰いだのが漱石先生なのやァ。

つまり、弟子が中国の有名な春本をすべて読んでいるので師である漱石先生が『蚤の自叙伝』を読んでないわけがないと、あんさんは言わはるのォ~?

そうやァ。。。しかも、『春本を愉しむ』の著者は次のように書いてるねん。

断定するが、明治以降の文学者で、

春本春画を愛好せぬものは一人もいない。

かの真面目な宮沢賢治でさえ、

春画の収集家だった。


鴎外先生は「けしからぬとか馬鹿げているなどとののしるが」それでも古今東西の春本を読んでいた。 しかも『ヰタ・セクスアリス(性的生活)』という作品まで書いていた。


僕は女の体のある部分を目撃したことがない。 五月雨の晴れたころであった。 僕が裏庭の蔵の前で遊んでいると、ときどき家に来る勝(かつ)という娘がやってきて遊ぼうという。 僕はたちまち「あの縁から飛んで遊ぼう」と一計を案じた。

「こうして飛ばんと、着物が邪魔になっていけん」

僕は尻をまくって活発に飛び降りた。 勝はしばらく困った顔をしていたが、無邪気で素直な子であったので、とうとう尻をまくって飛んだ。 僕は目を丸くして覗いたが、白い脚が二本、白い腹に続いていて、なんにもなかった。 僕はおおいに失望した。

 (中略)

僕は東先生の家にいるあいだ、性欲上の刺激を受けたことは少しもない。 強いていえば、書生と手伝いの女とが話をしていたのを聞いた。 女の器械はいつでも用に立つ。 心持に関係せずに用に立つ。 

男の器械は用に立つときと用立たないときとがある。 女は耳を真っ赤にして聞いていた。 僕は不愉快を感じて、自分の部屋に帰った。

 (中略)

金井君はある夜ここまで書いた。 金井君は腕組みをして考え込んでいる。 金井君は一度も自分から攻勢を取らねばならないほど強く性欲に動かされたことはない。

 


(lion02b.jpg)

 

いったん筆を置いて考えてみると、このような不必要の衝突が偶然に繰り返されるのを書くのが、無意義ではあるまいかと疑うようになった。

金井君は断然筆を絶つことにした。 そしてつくづく考えた。 世間の人は性欲の虎を放し飼いにして、どうかすると、その背に騎(の)って、滅亡の谷に墜(お)ちる。 自分は性欲の虎を馴らして抑えている




19 - 22ページ 「ヰタ・セクスアリス」
『あらすじで読む日本の名著 No.3』
編者: 小川義男
2003年12月28日 第1刷発行
発行所: 株式会社 樂書館




『春本を愉しむ』の著者は鴎外先生が「けしからぬとか馬鹿げているとののしるが」と書いているけれど、上の文章を読むと春本や性欲がけしからぬとか馬鹿げているとののしったわけではあらへん。



鴎外先生は何をけしからぬ、アホらしいと思うていたん?

鴎外先生は次のように書いてるねん。

世間の人は性欲の虎を放し飼いにして、

どうかすると、その背に騎(の)って、

滅亡の谷に墜(お)ちる。

自分は性欲の虎を馴らして抑えている


つまり、性欲に振り回されているような人間になるのはけしからん、アホらしいと言うてはるのやねぇ~?

そうなのやァ。。。実は、『ヰタ・セクスアリス』は1909(明治42)年に発表されたのやでぇ~。 でも、この作品を掲載した『スバル』7号は発売禁止処分を受けてしもうたのやァ。

どうして。。。?

性的表現が多すぎて社会に悪影響を及ばすと関係当局が考えたのやがな。 当時、鴎外先生は47歳やった。 陸軍軍医総監・医務局長の要職についていたのや。

仕事を辞めさせられてしもうたの?

辞めさせられへんかったけれど、上司から叱られたそうや。

鴎外先生は、内心ではそのような堅物(かたぶつ)の上司もけしからん、アホらしいと思うていたん?

そうや。。。鴎外先生は両極端を嫌っていたようや。 春本や性欲を何が何でも害悪視する堅物(かたぶつ)を嫌悪しておったようや。

春本や性欲に振り回されるって具体的にどういうことやねん?

あのなァ~。。。興味深い具体例があるねん。

そんなら、もったいぶらんで話したらええやん。

石川啄木の面白いエピソードや。 ここに書き出すから、めれちゃんも読んでみたらええやん。


「創作の興と性欲とは よほど近いように思われる。 貸本屋がきて 妙な本を見せられると、なんだか読んでみたくなった。 そして 借りてしまった。

ひとつは“花のおぼろ夜”、ひとつは“なさけのトラの巻”。 “おぼろ夜”の方をローマ字で 帳面にうつして、三時間ばかり ついやした」

 


(takuboku3.jpg)

 

石川啄木がローマ字で日記にこう記したのは、明治42年4月14日の項である。 妙な本とは春本のことだが、啄木は大いに気に入ってしまい、翌日も書き写して、寝たのは午前三時であった。

目がさめたのは十時半頃で、とうとう勤めを休んでしまった。 啄木はこの頃、東京朝日新聞社の校正部で働いていたのである。 休んで何をしたかというと、春本を書き写していた。 夜っぴて、せっせと写していた。 午前二時頃、火事があった。




101ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎 2009年9月20日発行
発行所: 株式会社 新潮社




あらっ。。。エロ本を午前3時までかけて写して会社を休んでしまいはったのやね。 うふふふふふ。。。



石川啄木は何かにつけて熱中してしまうタイプやったのやでぇ。。。それで無理をして若くして病魔に冒されて早死にしてしもうたのやがな。

鴎外先生はお医者さんやったので啄木先生と比べると、さすがに長生きしてはるわ。

そうや。。。鴎外先生は確かに「性欲の虎を馴らして抑えてい」たので勤務に差し障りが無いように無難に過ごす事ができたのや。

そやけど、『ヰタ・セクスアリス』を発表して上司に叱られてしもうたやないの。

まさか、上司が『ヰタ・セクスアリス』を読むとは思わんかったのやろなァ。。。

それにしても、鴎外先生はどうして『ヰタ・セクスアリス』を発表しやはったん?

『ヰタ・セクスアリス』が発表されたのは1909年やけれど、その2年前、つまり、1907(明治40)年に田山花袋が『蒲団』を発表したのや。

つまり、『蒲団』に対抗するつもりで鴎外先生は『ヰタ・セクスアリス』を書きはったん?

対抗するつもりと言うよりも批判するつもりやったと思うでぇ~。。。

いったい『蒲団』のどの部分に鴎外先生はアホらしさを感じはったん?

次の部分やと思うでぇ~。。。



(mauve12.jpg)

 

意を決した(女弟子の)芳子は(中年作家の)時雄に一通の手紙を手渡す。 そこには隠し続けていた(恋人の)田中との関係の告白と、時雄を欺いたことに対する煩悶、詫びが書かれていた。

心を激した時雄は、すべてを打ち明けて懺悔をしようとした芳子の態度を解釈する余裕がないまま、師として父親のもとに帰るように命令するのであった。

翌朝、なにも知らない田中は時雄を訪ね、芳子がすべてを打ち明けたことを知らされる。 羞恥の念と激昂の情と絶望とが田中の胸を刺した。

時雄の胸は激してはいたが、恋する女を競争者から父親のもとに戻したことで、前よりは軽快になっていた。 同時に、芳子のその美しい表情を見ることができなくなる侘しさも感じていた。

時雄と芳子、父親の三人は最後の会食をすませ、新橋の停車場に向かった。 わが身と芳子とに尽きない縁を感じていた時雄は、発車を待つ間、芳子と結婚した場合の自身の姿と、その可能性を空想していた。

発車直前、芳子は柱のかたわらに一人の男が立っているのを見つけ、胸を轟かせる。 しかし、空想にふけっていた時雄はその存在を知る由もなかった。

芳子が去ったあと、時雄には、再び荒涼たる生活が待ち受けていた。 時雄は芳子が使っていた二階の部屋に入っていった。 かすかに残っている芳子の面影を偲びたかったのである。

部屋は芳子がいたときのままで、恋しい人がまだここで暮らしているのではないかと錯覚するほどであった。 時雄は芳子が使っていた蒲団と夜着を引き出し、女の懐かしい油と汗の匂いを心ゆくまで嗅いだ。

性欲と悲哀と絶望とがたちまち時雄の胸を襲った。 時雄はその蒲団を敷き、夜着をかけ、冷たい汚れたビロードの襟に顔を埋(うず)めて泣いた




57 - 58ページ 「蒲団」
『あらすじで読む日本の名著』
編者: 小川義男
2003年11月19日 第15刷発行
発行所:株式会社 樂書館




この上の最後の赤字にした部分が鴎外先生には気に喰わんかったと思うねん。



それほど問題にいなるところやろか?

鴎外先生は1862(文久2)年生まれやがなァ~。。。つまり、江戸時代の末期に侍の息子として生まれたのやがなァ。。。女弟子が使っていた蒲団と夜着を持ち出してきて、女の懐かしい匂いを心ゆくまで嗅(か)いで中年作家がビロードの襟に顔を埋めて泣く。 そんな姿を見ることは、武士に生まれついた鴎外先生には女々しいとしか思えなかったのやァ。 愛欲と性欲に翻弄される中年作家の姿は、まさに「性欲の虎を放し飼いにして、どうかすると、その背に騎(の)って、滅亡の谷に墜(お)ち」てゆくように見えた。 それで、鴎外先生は筆を取らずにはおられんかったのや。

そないにして書いたのが『ヰタ・セクスアリス』やと、あんさんは言わはるの?

そうやァ。。。でもなァ、鴎外先生の批判をよそに、田山花袋は『蒲団』によって日本の自然主義の方向を決定付けた。 この作品が“私小説”の始まりとなったのやがなァ。

あんさんも、そないに思うてはるの?

いや。。。『蒲団』は田山花袋にとって習作やったと、わては思うとるねん。 本当に書きたかったのは『田舎教師』やったのやァ。。。その事については次の記事の中で書いたから、ここでは、これ以上言うつもりはないねん。 時間があったら、めれちゃんも読んでみィ~なァ。

 


(tayama2.jpg)

『「蒲団」と「田舎教師」』

(2009年9月24日)


 



要するに、田山先生の『蒲団』が発表されて、当時の文壇の主流が自然主義に占められていったのやね。



そういう事になってるねん。 鴎外先生は、性欲の虎が走り回っているような自然主義文学への風刺として『ヰタ・セクスアリス』を書いたのや。

そう言えば漱石先生も自然主義文学にハマりませんやったなァ~。

そうなのやァ。。。その点は鴎外先生とよく似ている。

二人とも古今東西の春本には明るかったのに性欲の虎に振り回されんかった。 鴎外先生は性欲の虎を飼い馴らしはったけれど、漱石先生は、どうしやはったん?

漱石先生は「則天去私」に徹したのやんか!

「天に則(のっと)り、わたくしを去る」とは、どういうことですねん?

私的視点や私心に囚われずに、私情や性欲から距離を置いて俯瞰的に物事を捉えると言う事やん。。。

そやけど、表現者として「わたくしを去る」ことは無理やと、わたしは思いますわ。

もちろん無理や! 要は、性欲の虎に振り回されんようにしよう!と言う事なのやァ。 そやから、漱石先生は『我輩はノミである』ではなく、『吾輩は猫である』を書いたのやでぇ~。。。

つまり、名古屋学院大学の国際文化学部で勉強しておる真梨子さんも あんさんの書きはった『我輩はノミである』を読んで、同感したと。。。 そう言わはったん?

そういうことやァ~。。。 



(laugh16.gif)


【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif)

ですってぇ~。。。

あなたは デンマンさんの言うことが信用できますか?

ええっ。。。 「そんなことはどうでもいいから、何か もっとお面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で、あたくしにご命令なさるのでござ~ますかァ?

分かりましたわ。。。

あなたは、結婚にやぶれたかもしれません。

でも、そんなに落ち込むことはないのですわよう。。。

なぜなら、あの有名なアインシュタインは次のように言ったのでござ~ますわァ。


結婚とは、ひとつの偶然から

永続的なものを作りだそうという、

成功するはずのない試みだ。



(einstein2.jpg)

---アルバート・アインシュタイン


分かるでしょう!

結婚は永続しないものでござ~♪~ますわァ。

だから、今晩も、近くの居酒屋によって一人でお酒を飲めば いいのでござ~ますわァ。

 

ええっ。。。? 「そのような、慰めはいいから、気晴らしに、もっと面白い話をしろ!」

あなたは、更に、あたくしにご命令なさるのでござ~♪~ますか?

分かりましたわァ。。。 では、ちょっと次の検索結果を見てくださいまし。。。

 


(gog60409a.png)

『拡大する』

『現時点での検索結果』

 

「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわよう。

うふふふふふふ。。。

あなたも、ビックリするでしょう?

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわァ。

 


(buttdimp5.jpg)

 

どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、

最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

ところで、話は変わりますけれど、

かつて、レンゲさんの親友の めれんげさんは 一生懸命にブログを更新していたのでした。

でも、時には、他のことに夢中になって、会費を滞納したことがあったのでござ~ますわァ。。。

そのために、サイトを削除されてしまったのです。

それでも、2013年の6月にライブドアで『即興の詩』サイトを再開しました。

めれんげさんの『即興の詩』サイト

再開して間もないのに 検索結果 3,960,000件中の 9位に躍り出るなんてすごいですよねぇ~。。。


(gog30703.gif)

『現時点での検索結果』

現在、めれんげさんは お休みしています。

でも、これからも、ブログを通して「愛のコラボ」を続けて欲しいですよねぇ~。。。

かつて めれんげさんの「即興の詩をはじめました!」の『極私的詩集』サイトは 次の検索結果で見るようにトップを占めていたのです。


(gog30928a.png)

また、ブログを更新して トップに返り咲いて欲しいものです。

ところで あなたは「どうしたら、上位に掲載されるのォ~?」と考えているかもしれません。

その秘訣を知りたかったらデンマンさんが面白い記事を書いていますわ。

次のリンクをクリックして読んでみてください。


(seo001.png)

『おばさんの下着に見るSEO』

話は変わりますけれど、めれんげさんは可愛い猫を飼っています。

あなたも、猫ちゃんを飼っていますか?

ええっ。。。 ワンワンちゃんを飼っているのですか?

そういえばデンマンさんが『ワンワンちゃん』という面白い記事を書いていました。

気が向いたら下のリンクをクリックして読んでみてください。


(dog202.jpg)

『ワンワンちゃん』

とにかく、次回も興味深い話題が続きます。

あなたもどうか、また読みに戻ってきてくださいね。

では、また。。。


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メチャ面白い、

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(june06.jpg)

こんにちはジューンです。

バンクーバーでは例年に無い暑さを記録しました。

1960年7月30日に記録した33.3度を破って

今年の7月30日に 33.8度を記録したのです。

でも、日本の暑さと比べれば

たいしたことはありませんよね。


Hottest Day Ever Recorded

in Vancouver


Source: The Canadian Press
Posted: 07/30/09 8:09AM
VANCOUVER, B.C.


(june08c.jpg)

The city of Vancouver has registered its hottest day on record.

Environment Canada says a temperature of 33.8 C was recorded at Vancouver airport on Wednesday, shattering the previous high of 33.3 C that was set in 1960.

"A very strong ridge of high pressure is currently dominating all of B.C.," said Gary Dickinson, a meteorologist with Environment Canada.

"The ridge of high pressure also brought up from the south very warm air, which was responsible for the record-breaking temperatures."


ところで、今日は8月7日ですけれど、

最高気温は18度でした。

夏というよりも、もう秋という感じです。

わずか1週間しか経っていないのですが

変われば変わるものです。

あなたの地方では、いかがですか?

まだまだ暑さが続いているのでしょう?


(valent1.gif)

話は変わりますが、

デンマンさんがレンゲさんの記事を集めて

一つにまとめました。

もし、レンゲさんの記事をまとめて読みたいならば、

次のリンクをクリックしてくださいね。

■ 『最近のレンゲ物語 特集』


(wildrose.jpg)

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。



(bikini84b.jpg)


(kissx.gif)

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