1910年の飛行レース

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ケイトー。。。どうして急に1910年の飛行レースを取り上げるのォ〜?

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実は、バンクーバー市立図書館でDVDを借りて次の映画を観たのですよ。。。

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映画とあらすじ

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『素晴らしきヒコーキ野郎』(原題:Those Magnificent Men in Their Flying Machines or How I Flew from London to Paris in 25 Hours and 11 Minutes)は、1965年公開のイギリス映画。
飛行機発展の黎明期であった1910年を舞台に、大手新聞社主催によるロンドン-パリ間の飛行機レースに世界中の強者を集めて開催されるレースの模様を、ケン・アナキンが国際的スターを集めて作った豪華な大作映画。
日本からは石原裕次郎が参加し、ハリウッド映画初進出を果たした。
登場人物たちの出身国の国民性をステレオタイプに描いた、喜劇である。
あらすじ
賞金目当てのくせ者たちが、飛行機レースのために、ロンドンに集結する。
離陸寸前に破れたり離陸できずに暴走したり、とんでもないところに墜落したり…。
フランス人デュボワは女の尻ばかり追いかけ、ドイツ人ホルスタイン大佐はマニュアル人間だ。
2人がつまらぬことから決闘したがイタリア人のポンティチェリ伯爵 が妙チキリンな飛行機にのって中に入ってコトなきを得たり…。
イギリス人のアーミテージ卿はズル賢く、目的のためには手段を選ばない男である。
まず強敵をヤッてしまおうと、日本人のヤマモト(石原裕次郎)に下剤入りの酒を呑ませようとしたが、それを横からとった別の飛行士が呑んでしまう。
卿は仕方なくヤマモトや西部男オービルが操縦する飛行機に細工する。
レースの日。
ヤマモトは卿のお蔭で離陸間もなく墜落、オービルも車輪なしで飛び立った。
結局、オービル、メイズ、ポンティチェリの3機で決勝を争うことになったが、ポンティチェリ機のエンジンが火を吹きだし、オービルは空中離れ業を演じて救った。
このためレースの一着はメイズだったが事の次第を知り、オービルと賞金を山分けしようと申し出る。
そして新聞王の娘パトリシアの愛の行方は?
出典:「素晴らしきヒコーキ野郎」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

あらっ。。。おもしろそうな映画ねぇ~。。。

面白いですよ。。。映画の出だしに、空を飛ぼうとする夢を実現しようと、いろいろな人物がいろいろな飛行機を考え出して飛ぼうとする実験が出てくるのですよ。。。

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日本人の俳優も出てくるのォ〜?

出てきます。。。この映画は1965年に公開されたのです。。。当時、日本で有名な若い俳優といえば石原裕次郎だったので、彼がヤマモトというパイロットの役を演じて映画に出ているのですよ。。。

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石原裕次郎という俳優は、元東京都知事の石原慎太郎の弟ねぇ〜。。。

あれっ。。。シルヴィーは元東京都知事の石原慎太郎を知ってるのォ〜?
知ってるわよ。。。ソニーの元会長と一緒に本を出していたじゃない。。。

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シルヴィーはこの本を買って読んだのォ〜?

バンクーバー市立図書館で借りて読んだのよ。。。で、ケイトーは上の映画を観て何か気になったことでもあったのォ〜。。。
ちょっと次のシーンを観てください。。。

自転車に乗った婦人が、彼女のスカートがチェーンに挟まれてころんでしまうのねぇ〜。。。

そうです。。。すると、それに気づいたアメリカ人のパイロットが手助けしようと近づいて、チェーンに挟まれたスカートを取りはずそうとするのだけれど、うまくゆかずにスカートを脱がせてしまう。。。その下のブルーマが丸見えになってしまうのですよ。。。

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つまり、1910年当時の女性の下着が出てきたので、このシーンを取り上げたわけなのォ〜?

いや。。。そういうわけではないのですよ。。。
いいのよ、別に、弁解しなくても。。。。ケイトーが「おばさんパンツ」にハマっているのは周知の事実なんだから。。。

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■『おばさんパンツが並んだ』

いや。。。僕は「おばさんパンツ」にハマっているわけではないのですよ。。。

いいのよ。。。弁解しなくても。。。
あのねぇ〜、ちょっと次のシーンをもう一度見てください。。。。

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And bloomers too.
実は、ブルーマーもよく目にするよ。

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I'm not being stuffy. But we haven't been introduced.
私はヴィクトリア朝の身持ちが固い女というわけじゃないけれど、あなたとは正式に紹介されたわけじゃないのよ。

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But of course. English girls don't care about to be pickd up.
でもねぇ〜、イギリスの婦人は声をかけられて、すぐに仲良く付き合うようなことはしないものなのよ

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So, until we are properly introduced …
だから、正式に紹介されるまでは(あなたの飛行機に一緒に乗らないわ)

僕は、こうして訳してみたのだけれど、僕よりはカナダ在住が長いシルヴィーは、僕の訳をどう思う?

いいんじゃない。。。特に大きな間違いはないと思うわァ〜。。。つまり、1910年当時の女性が男性とどのように付き合い始めるのか? その事を知ってケイトーはショックだったのォ〜?
別にショックと言うほどのことではないけれど、当時は正式に紹介されるまでは、女性は男性と付き合うことはなかったんだねぇ〜。。。
そうらしいわァ〜。。。つまり、ロンドンの街角できれいな女性が現れて、付き合いたいと思っても、声をかけてナンパすることは ほぼ間違いなくできなかったわけよゥ。。。
なるほどねぇ〜、それで当時は、素人の女性をナンパすることはできないので、そうしたい男たちはロンドンの売春宿に入って玄人(くろうと)の女性を相手にしたわけなんだ。。。
そういうことよ。。。ところで、上の女性はどういう素性(すじょう)の女なのォ〜?
飛行レールを主催する新聞社の社主の娘です。。。パロリシアという名前です。。。
要するに上流社会の娘なのねぇ〜。。。
そうです。。。言わば「箱入り娘」ですよ。。。当時のロンドンでは女性が自転車に乗ることも「はしたないこと」として「あばずれ女」というレッテルを貼られたらしい。。。だから、飛行機に乗るなんてありえない。。。「乗ったらダメだ!」と父親から厳しく言い渡されていた。。。
でも、乗ってしまうのォ〜?
操縦はしなかったようだけれど、乗ってしまうのですよ。。。
女性は、色々と行動を制限されていたけれど、少し時代は下がるけれど、女性パイロットも出現したわよねぇ〜。。。
そうです。。。アメリア・イアハートという女性が飛行機で世界一周を試みたのですよ。。。
アメリア・メアリー・イアハート
(Amelia Mary Earhart)

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(1897年7月24日 - 1937年7月2日)
1927年のチャールズ・リンドバーグの快挙に続き、女性として初めての大西洋単独横断飛行をしたことから、ミス・リンディの愛称がある。
知的かつチャーミングな女性であったため、当時から絶大な人気があり、彼女の名前を冠された商品も多岐にわたっていた。
これらは出版人であった夫のジョージ・パットナムの協力と手腕であったとされる。
最後のフライトも、7月4日の国民的祝日のアメリカ独立記念日にアメリカ本土到着を計画したもの、との見方がある。
1937年(昭和12年)には赤道上世界一周飛行に挑戦するが、同年7月上旬に、南太平洋において行方不明となった。
その後アメリカ海軍と大日本帝国海軍により大規模な捜索が行われたが、機体の残骸や遺体が発見されなかったことから、イアハートの失踪が「ミステリー」として取り上げられることとなった。
アメリカでは今も代表的国民ヒロインの一人(スミソニアン博物館所蔵品の3Dデータ公開ではライト兄弟機と同時に彼女のフライトスーツが公開された)であり、さらに謎めいた最期のために、未だにSF・フィクションの世界では彼女の登場するものが少なくない。
また、イアハートは自身の体験を通じ、女性の地位向上のために熱心な活動を行い、ゾンタクラブの主要メンバーとして活躍していた。
今もイアハートの名前を冠した奨学金制度(大学院課程で航空関連の科学や技術を学ぶ女性対象)が運営されている(2012年現在も活動が続いている)。
これらのことから、昨今、ナンバー1でなくても切り口を変えればナンバー1になりうる、としてマーケティング分析分野では「アメリア・イアハート効果」という語も生まれている。
出典:「アメリア・ハースト」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

。。。で、日本人のパイロットはレースでは優勝しないのォ〜?

実は、ヤマモトの操縦する飛行機は優勝候補と考えられていたのですよ。。。
でも、どうして優勝しなかたの?
アーミテージ卿の妨害工作にあって、離陸直後に墜落してしまうのです。。。黄色人種には優勝はさせないという当時の人種差別がこの映画にも影響を与えていますよ。。。

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【ジューンの独り言】

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ですってぇ~。。。
あなたも人種差別の影響でヤマモトは墜落してしまったと思いますか?
ええっ。。。「そんなことはどうでもいいから、もっと楽しいことを話せよ!」
あなたは、そのように強い口調で私にご命令なさるのですかァ〜?
分かりましたわァ〜。。。
では、シルヴィーさんが出てくる面白い記事のことでも。。。
次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。

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■『アダムとイブは何を食べたの』
■『舞踏会 明子』
■『波乱の人生』
■『国際化だよね』
■『イングナさんを探して』
■『美しい日本語 チェーホフ』
■『横の道@ニコライ堂』
■『また塩野七生批判』
■『日航スチュワーデス』

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■『クレオパトラ@塩野批判』
■『テルモピュライの戦い』
■『思い出の蓮』
■『角さんと天罰』
■『ラーメン@リガ』
■『角さんと天罰がなぜ?』
■『南京事件と反知性主義』
■『あけびさんの卒論』
■『愛は降る星の彼方に』

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■『サイバー戦争』
■『エロくて、ごめんね』
■『モバイル社会とガラケー』
■『元老のアメリカ』
■『ケネディ家の呪い』
■『欧米を敵に回す』
■『ソフィアからこんにちわ』
■『ドイツが原爆をロンドンに』
■『いまだに謎』
■『さらば大前研一』

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■『空飛ぶスパイ』
■『愛情はふる星@ベトナム』
■『ヒラリーと塩野七生』
■『ケネディ夫人@インドネシア』
■『究極の大前研一批判本』
■『フェルメールの謎』
■『女に文句を言う女』
■『あなたの祖国』
■『宮沢りえ@韓国』
■『正しい戦争』
■『ゴールデンシャワー』
■『死刑廃止』

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■『かまびすしい』
■『今、新たな戦前』
■『クレオパトラ@アラビア』
■『政府は嘘をつく』
■『犬と人間と戦争』
■『未来予測』
■『知られざる悲劇』
■『量子活動家』
■『アンネの運命』
■『10次元の世界』
■『ポーランドの犬』

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■『熟女ヌード@デンマン』
■『ロッキード事件の真相』
■『政府と役人と嘘』
■『ジュンガル』
■『地球温暖化は避けられない』
■『国際平和連合』
■『鬼島』
■『悪徳サイト』
■『あげつらう』
■『過ちを犯す』
■『三島由紀夫の謎』
■『ヒラリートランプ現象』
■『ノーパン@CIA』
■『未開人と文明人』

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■『オセロの失敗』
■『サン・ラザールの裏路』
■『「夜と霧」を観た?』
■『虫酸が走る』
■『大空に乾杯』
■『ターバンを巻いた少女』
■『美しい日本語を探して』
■『アダムとイブのバナナ』
■『宮沢りえ@サンタフェ』
■『ネットの主要言語』
■『中国人がアメリカを発見した』
■『2000年前の光通信』
■『習近平皇帝』
■『プーチンの復讐』
■『ペンタゴン・ペーパー』
■『南米の富士山』
■『ダンケルク』
■『無実の罪』
■『殺人光線』
■『ロッキード事件すごい』
■『注目の悲劇』
■『核戦争』
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。 バーィ。

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ィ~ハァ~♪~!
メチャ面白い、
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