デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

使い捨てファッション

2022-03-22 01:28:28 | 役立つ生活情報

 

使い捨てファッション

 


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ケイトー。。。どういうわけで急に 使い捨てファッション を取り上げるのォ〜?


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実は、1月31日に軽井沢タリアセン夫人の小百合さんに次のメールを出したのですよ。。。シルヴィーもちょっと読んでみてね。。。

 




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ラップトップ・パソコンがクラッシュ!

 

2022年1月31日 月曜日  午後12時58分

 

8時00分起床。プラス1度。

夕べは5本のDVDを観た後で作画ソフトを使って美人画像を作成・修正していたのですよ。

画像を修正するために2倍に拡大しようとしたら、なぜか反応が遅い!

ボタンを2度3度とクリックしたら、急に8倍ぐらいになった大きな画像が表示され、

そのあと数秒したら画面が真っ黒になってクラッシュしてしまった。

恐らく、メモリーオーバーのためだったのでしょう!

 


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こういう場合、たいてい数秒経ってからスタート画面が現れるのだけれど、

今回は真っ黒な画面が出て、どのキーをクリックしても反応がない!

つまり、リスタートできないのですよ!

 

いつもならば9時からコミュニティセンターの2階のスケートリンクを見下ろすテーブルに座ってネットを始めるのだけれど、今朝は10時に開館するデンマン・ストリートにある図書館・分館の開館を待って そこのパソコンを使って、どうしたらリスタートすることができるのか調べるつもり。

現在、9時10分。

10時までの待ち時間の間に他にすることがないので、こうしてメールの下書きを書いてます。

 

ところで、夕べは5本のDVDを観ました。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 

そのうちの赤枠で囲んだ TRACEABLE というドキュメンタリーが興味深く印象的でした。

 


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『拡大する』

『実際のページ』




 

アメリカの衣服製造業者が作っている衣服は自国民が買っている衣服のほんの 2%だけだというのですよ。

つまり、98%はインド、パキスタン、バングラディシュ、中国、タイなどの国々で作られた物を輸入しているのです。

現在のアメリカの衣服はファーストフードならぬ、ファースト衣服で、言わば「使い捨ての安い衣服」になっている。

1年で、なんと 20,000,000,000もの衣服がアメリカで消費されているということです。

だから、当然、輸出国の製造業者に「早く造れ!」というプレッシャーがかかる!

それで次のような事故が起こるのです。

2013年4月24日、バングラディシュのサヴァー(Savar)の衣服工場のビルが崩壊!

 


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作業員 1,129名死亡! 2,515名が負傷!

崩壊する前にビルの壁にはヒビが入っており、危険な状態にあることが経営者にはわかっていた。

ところが、「早く造れ!」というアメリカの販売会社のプレッシャーがあったので、そのまま修繕しないで作業員を働かせていたというのです。

そういうわけで「使い捨ての安いTシャツは買わないようにしよう」という運動が起こっているという話。

 

僕はファーストフードは食べないようにしているし、使い捨ての安いTシャツも買わないようにしています。

小百合さんは、そういう安物は買わないようにしているよね。

なぜ分かるの?

僕がワコールの高いランジェリーをプレゼントしようとしたら、

「そういうの、たくさん持ってるの」と言うので、小百合さんと一緒に、軽井沢のアウトレットのワコールの店まで返しに行ったのですよ。きゃははははは。。。

カバーを破っていなかったので、例外的に返品を受け取り、返金してくれました。(微笑)

その顛末(てんまつ)を次の記事で書きました。

小百合さんも懐かしいだろうから、是非読んでみてね。。。

 


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『軽井沢南口』

 

じゃあ、小百合さんもコロナに感染しないように気をつけながらルンルン気分で過ごしてね。

バイバ〜♫〜イ。。。


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『絶望@クラッシュ』より
(2022年2月24日)


 



なるほどォ〜。。。バングラディシュのサヴァー(Savar)の衣服工場のビルが崩壊して作業員 1,129名が死亡! 2,515名が負傷したのねぇ〜。。。



そうです。。。崩壊する前にビルの壁にはヒビが入っており、危険な状態にあることが経営者にはわかっていたのですよ。。。

それなのに経営者は壁を修復しようとしなかったのォ〜。。。

修復できなかった。。。なぜなら、「早く衣料を造れ!」というアメリカの販売会社のプレッシャーがあったので、そのまま修繕しないで作業員を働かせていたというのです。

そういうわけで「使い捨ての安いTシャツは買わないようにしよう」という運動が起こっているというわけなのォ〜?

そういうことです。。。

カナダでも、そういう運動が起こっているのォ〜?

あのねぇ〜、2017年に、バンクーバーのロブソンストリートに「無印良品(MUJI)」が日本から進出してきたのですよ。。。

 


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『バンクーバー現地情報』

 



ブランド品じゃなくても安くて良い品を売っている、という口コミで、けっこう流行(はや)っているのですよ。。。僕も手袋を買ったのですよ。。。それほど安いとは思わなかったけれど、確かに品物は悪くはない。。。



でも、「無印良品」にも、何か問題があるのォ〜?

僕は、初め、この会社の製品も安くて使い捨ての商品を作っているのではないか? そう思ったのですよ。。。日本でも、海外でも、けっこう人気があるから。。。

。。。で、この会社もアメリカの量販店がしているように、海外で製品を作っているのォ〜?

僕も、そう思って調べてみたのですよ。。。

 



良品計画

 

株式会社良品計画は、無印良品やMUJIブランドの小売店舗・商品開発と製造・販売を展開する専門小売企業である。

住宅、家具、衣料品、雑貨、食品などの販売店を国内外に出店しているほか、オンラインストアやホテルも手掛けている[4]。 かつては旧セゾングループの一員であった。

1970年代、量販店各社はプライベートブランド(PB)の開発に取組んだ。
1977年10月、西友はそれまでのPB商品を充実させるべく田中一光、小池一子の提案による「SEIYU LINE」をPBの総合ブランドして取り扱うことを決定した。

バブル崩壊後も、良品計画は存在感とブランド力を保ち順調に成長を続けた。
また1990年代後半には、セゾングループ以外のジャスコなどにも商品供給を開始した。

2001年度にはディスカウントストアの台頭により衣料品等が不振で業績が悪化したが、商品企画力の強化などの業務改革が奏功し、業績は回復に転じた。
その後、2015年3〜8月期の連結営業利益は160億円程度となり同期における最高益を更新すると報じられた。

海外ではMUJIブランドで展開する。これに合わせて日本でも一時期はブランド統一のため「MUJI」ロゴを前面に出していたが、近年、無印良品アドバイザリーボードの原研哉らによって無印良品に再び一本化された。

 

不正・訴訟

定番商品である、ポリプロピレン製の収納ケースを無印から受託製造しているリス株式会社は、類似商品を販売する株式会社伸和を、不正競争行為として告訴した。
しかし「独創性は認められない」として、無印側が敗訴した。

無印良品は、株式会社カインズが定番商品のユニットシェルフに類似した商品を販売しているとして、不正競争行為として当該商品の販売差し止めを求める訴訟を起こしていたが、2017年(平成29年)8月に無印良品の勝訴が言い渡された。
カインズ側は控訴したが、翌年3月の2審で棄却された。

2018年4月25日に、消費者庁は同社のソファカバーを景品表示法違反(優良誤認)で、再発防止などを求める措置命令を出した。
同社は生地の調達先を変更した際に、社内での情報共有がされていなかったという。

中華人民共和国での訴訟

2005年7月に、中華人民共和国での1号店を上海市にオープンしたが、中国香港の企業・盛能投資有限公司が、被服履物について「無印良品」「MUJI」の商標を1994年(平成6年)に先行登録していたため、当初は中国大陸での衣料品の販売ができなかった。
同年12月に商標登録の無効の訴えが認められた。

2017年12月に、中華人民共和国の『無印良品』が権利侵害で損害賠償を求める訴訟を起こした。
のちに第1審判決で、主張が一部認められる。

2018年11月、中華人民共和国の『無印良品』が日本の『無印良品』を権利侵害で提訴した。
さらに上海市中級人民法院は、日本の『無印良品』が敗訴の判決を出した。
日本の『無印良品』は、判決に不服として控訴し、係争中である。




出典: 「良品計画」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



今のところ、「無印良品」に製品を納めている製造会社から「株式会社良品計画」を訴えている訴訟は見当たらないけれど、この会社は生産拠点を持ってないのですよ。。。



つまり、アメリカの量販店のように海外の製造会社に製品を作ってもらっているわけねぇ〜?

そういうことです。。。それで、現在、多くの製品を海外で作ってもらうという動きがあるようです。。。

 


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『無印良品の家具はどこで作られてる?』

 



じゃあ、もしかすると、そのうちバングラディシュと同じような問題を起こす可能性もあるわけねぇ〜?



無いとは言えないけれど、「株式会社良品計画」では、そういう事故が起きないように注意しているようです。

 



サプライチェーンの人権尊重


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良品計画は、自社において生産拠点を有しておりません
取り扱っている全ての商品において、自社では製造を行っておらず、商品製造/生産はすべてサプライヤーに委託していることから、調達基準を通じてサプライヤーとともに取り組んでいくことをきわめて重要なことと考えています。

調達基準

「良品計画生産パートナー行動規範」に基づき、サプライチェーン全体の労働環境、人権尊重、環境配慮の方針を取引先工場と共有し、遵守をお願いするとともに、人権尊重に向けた取り組みを進めています。

本行動規範は、世界中の全ての生産を委託している取引先工場に、日本語、英語、中国語で配布し伝えています。

製造を委託する全ての生産パートナーに対しては、本行動規範の遵守誓約への署名を要請し、遵守を誓約いただけるサプライヤーとのみ取引を行います。

生活者や環境および生産者にも配慮した商品やサービスを無印良品として具体化することで、「感じ良いくらし」「感じ良い社会」の実現を目指します




『サプライチェーンの人権尊重』より


 



一応、「株式会社良品計画」は、こうして素晴らしい理念を公開しているのですよ。。。。



今のところ、この会社の製品を製造している海外の製造会社の工場が崩壊して、従業員が死亡したり怪我をしたりしたことはないようねぇ〜。。。

これまでに、明るみには出てないようです。。。

今後も、「サプライチェーンの人権尊重」をしっかり守ってやってほしいわねぇ〜。。。

その通りですよ。。。



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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも、「無印良品」を愛用していますか?

ええっ。。。「100円ショップを使っているので、そんなことはどうでもいいから、もっと楽しいことを話せ!」

あなたは、そのように強い口調で私にご命令なさるのですかァ〜?

分かりましたわァ〜。。。

では、シルヴィーさんが出てくる面白い記事のことでも。。。

次の記事の中から面白そうなものを選んで読んでください。

 


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『熟女ヌード@デンマン』

『ロッキード事件の真相』

『政府と役人と嘘』

『ジュンガル』

『地球温暖化は避けられない』

『国際平和連合』

『鬼島』

『悪徳サイト』

『あげつらう』

『過ちを犯す』

『三島由紀夫の謎』

『ヒラリートランプ現象』

『ノーパン@CIA』

『未開人と文明人』


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『オセロの失敗』

『サン・ラザールの裏路』

『「夜と霧」を観た?』

『虫酸が走る』

『大空に乾杯』

『ターバンを巻いた少女』

『美しい日本語を探して』

『アダムとイブのバナナ』

『宮沢りえ@サンタフェ』

『ネットの主要言語』

『中国人がアメリカを発見した』


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『2000年前の光通信』

『習近平皇帝』

『プーチンの復讐』

『ペンタゴン・ペーパー』

『南米の富士山』

『ダンケルク』

『無実の罪』

『殺人光線』

『ロッキード事件すごい』

『注目の悲劇』

『核戦争』

『1910年の飛行レース』

『エンペラー習近平』


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『暗殺@GOO』

『テロとの戦い』

『マリアのミイラ』

『パナマ文書』

『南京事件』

『古代文明人』

『海の文明人』

『CIAの暗躍』

『特異点の世界』

『JFK 証拠隠滅』

『トランプ@スキャンダル』

『フェーリア・モール』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょう。

じゃあね。 バーィ。


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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■ "JAGEL - Soft Japanese Bagel"


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■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


(beach02.jpg)

■ 『軽井沢タリアセン夫人 - 小百合物語』

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宇宙は永遠か?

2022-03-22 01:15:46 | 真理・真実
 

宇宙は永遠か?

 


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デンマンさん。。。、最近 宇宙は永遠か? というような高尚な哲学的疑問を持ったのですか?


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僕は高尚な哲学的疑問を持った事を自慢するために、この記事を書こうと思ったわけじゃないのだよ!

じゃあ、どうして高尚な哲学的・天文学的疑問を選んでタイトルにしたのですか?

オマエは忘れてしまったのォ~?

オイラが何を忘れたとデンマンさんは言うのですか?

あのさァ~、オマエはかつて次のような哲学的・天文学的な内容をクラシックの記事の中で披露していたのだよ!

 


3.14 ジャン=カルロ・メノッティ

    (1919 - 2007)



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私が所持しているメノッティの《霊媒》のLPでは、作曲家自身が解説をしている。

これは幸いだ。

 


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私は、学者や評論家の書いた文章より、作曲家の綴った文章の方を好む。
やはり、創造の現場にいる人々のそれは、多くの場合に、文章に於いても有効な構成力があるのである。

説得力も、彼らの労作が背景にあるが故に、他の人々のそれとは違って感じられる。
客観性に於いてすら、自作、他作を問わず、多くの評論家よりは優っている。

意外なのは、演奏家の書いたものである。
イーゴリ・ストラヴィンスキーやピエール・ブーレーズのような、作曲家であり演奏家である人たちを除いては、著書にしても対談にしても、概ね、楽屋裏の話や有名人のエピソードに終始して、自他共の時間を浪費している。
彼らは、多分、おさらいに忙しく、考える余裕がないのであろう。

ただ、何でも例外はあるもので、内田光子の語っていることは興味深い。
彼女は、よく考えているピアニストである。

 


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しかし、メノッティは、たいしたことを書いてはいない。
それでも、次の一節だけは拾い物であった:

 


Although the Opera was not composed until 1945, the idea of ≪The Medium≫ first occurred to me in 1936 in the little Austrian town of St. Wolfgang near Salzburg.
I had been invited by my neighbors to attend a seance in their house.
I readily accepted their invitation but, I must confess, with my tongue in my cheek.

However, as the seance unfolded, I began to be somewhat troubled.
Although I was unaware of anything unusual, it gradually became clear to me that my hosts in their pathetic desire to believe, actually saw and heard their dead daughter Doodly (a name, incidentally, which I have retained on the Opera).
It was I, not they, who felt cheated.
The creative power of their faith and conviction made me examine my own cynicism and led me to wonder at the multiple texture of reality.



オペラは1945年まで作曲されませんでしたが、1936年にザルツブルク近郊のオーストリアの小さな町、ザンクトヴォルフギャングに居た時に≪霊媒≫のアイデアが思いつきました。

私は近所の人たちから彼らの家での交霊会に出席するよう招待されていました。

私はすぐに彼らの招待を受けましたが、実は、正直なところ、それほど参加したいわけではありませんでした。

 



 

しかし、交霊会が進むうちに、私はやや悩み始めました。

とりわけ異常な出来事に出くわしたわけではありませんが、次第に事の成り行きがわかって来ると、私を招いた主人の家の者たちは亡くなった娘のドードゥリー(その名前は、私のオペラで使わしてもらっています)が実際に現れて、彼女を見て、彼女の話を聞いているのでした。

だまされたのは彼らではなく私でした。

彼らの信仰と信念が生み出す創造力によって、社会の風潮や事象などに対して私自身が持つ冷笑的な態度を改めて考えさせられ、現実の多様さに驚かされたのです。

【デンマン訳】


私がこのオペラに興味をもったのは、欧米の霊媒とは如何なる者か、との好奇心があったからである。
私は、ひとは笑うかも知れないが、サムエル記上28章に登場する口寄せの女の存在を信じてもいるのである。
ただし、私は、同時に、そうした不思議な事象を幾つ並べても、超越の存在の証明にはならない、ということも弁えているつもりである。

此処、カナダで、この十年の間に、神を見た、という女性の二人を見聞きし、それが、たまたま、私も知っていた人たちなので、私は、内心、うんざりしているのであるが、彼女ら、神までを口寄せする霊媒が嘘を言っている、と迄は私は言わない。
言えないのである。
そもそも、不思議、不可思議、更に奇跡とは日常性には無く例外的であるからである(草子地:別に、彼女たちが怖いからではない)。

人は例外に接したとき、奇跡を連想する。
その連想は超越性を予感する。
ただし、それは、ただ単なる予感に留まらざるをえない。

そもそも、何ものかの非存在を証明することは、何ものかが存在することに較べ、一つのことを除き、不可能と言えるほどに難しいことなのである。
その唯一つの例外とは、超越の存在の肯定命題としての証明であるが、そこでは、比類なき絶対、という否定が命題に含まれるが為、否定命題にも還元できるが故である。

私が、うんざりしているのは、あの二人が各々自分が見たものを新、旧約に関連づけているからである。
超越が存在するとしたならば、それは絶対的な存在である。
絶対的とは、それが我々の思惟の彼方にある、ということである。
超越が存在するとしたならば、他の存在のしかたでは在り得ない、ということである(草子地:私は、ここで、超越が存在するとも、しないとも書いてはいない)。

我々が思い描ける存在は、或いは、我々の網膜に写る、写った影像は相対的なのである。
超越は、我々が見る対象ではないことを、旧約は、神を見る者は死ぬ、と表現し、それは、信じる対象であることを、新約が、見ずして信ずるもの、と言い表しているのである。
見たもの、見えるものを神とすること、それが偶像礼拝である。
セーレン・キルケゴールの<不安の概念>でも読め、と言いたい。

また、自然科学に於いてでさえも、それは、経験的に存在を確認された対象についての合理的な解釈であり、何ものかの非存在までを証明する方法論はもたない、と私は考えている。

序でに書くならば、時代遅れの宇宙永遠説に擬えるかが如くの安易な科学の進歩の無限性の主張にも根拠が無いのである。
(草子地:私は、此処で、科学の進歩は有限である、とは書いてはいない。ただ、経験に照らし合わせて無限に見える、つまり、経験則に過ぎない、と書いているのである。繰り返すが、無限であるとも、無限ではないとも書いてはいない。)


それは、更に、自然科学のみならず、一切の学問の進歩についても同様なのである。
例えば、Aと非AであるところのBの双方が存在するとしたらそれは矛盾である、という類の証明はできよう。

しかし、それは、AないしB、或いは、両方の非存在の証明にはならない、ということである。
現象としての現実なるものに原理、原則があるとすること自体が経験則を出ることのない仮定に過ぎなく、それらは、常に後知恵に過ぎないが故である。

さて、メノッティは、誰の冷たい手が霊媒ババの喉に触ったかを、結局は、謎として残している。
これをナバの心理の問題としてだけに見ることは、彼の言葉、現実の複数の質感が受け入れない、と私は判断している。

音楽は、過不足なく、この興味深い芝居につり合っている。
しかし、私自身は、こうしたアメリカ製の音楽によく聴かれる折衷的な作曲技術での創作に、反感までは持たないものの、好感を感じるのは無理だと思った。
ただ、ドードゥリーが登場する時の音楽は、充分に不気味で効果的であろう。

 



追記(コーダ):

 

私がキリスト教徒であるかどうか、という問題ですら、

究極的には、最終的には、超越の命題であろう。




赤字はデンマンが強調)

65-66ページ
『間奏曲集―主題なき変奏-作品 2』より

デンマン注: 太田将宏が会費を滞納したようで上のリンク先は削除されてます!


 



つまり、オイラが哲学的・天文学的な内容をクラシックの記事の中で披露していので、デンマンさんはムカついたのですか?



いや。。。 ムカついたと言うよりも、改めてオマエが一般庶民を見下しているような印象を持ったのだよ!

オイラは一般庶民を見下したりしてません。。。

でも、オマエは早稲田大学理工学部の数学科を優秀な成績で卒業したことを鼻にかけて、一般庶民が考えるよりも高尚な事を記事に中で披露して、自慢しているような印象を僕は持つのだよ。。。

それは、デンマンさんの極めて個人的な意見だと思うのですよ。。。 

じゃあ、その事については、すでに僕は記事で書いたので、これを読んでいるネット市民の皆さんにも次の記事を読んでもらって判断をゆだねるとしよう。。。

 


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『百姓と貴姓』

 



。。。で、今日は天文学的・哲学的な問題を語り合うのですか?



実は、バンクーバー市立図書館で借りていた本を読んでいたら次の箇所に出くわしたのだよ。。。

 



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アンドロメダ銀河と天の川銀河の衝突過程を、

順を追って示したのが図3-21(省略)である。

 


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完全合体まで70億年。
長いたびだが、銀河にとって長旅かどうかはわからない。
彼らにとっては、普通の出来事なのかもしれない。

ただ、こうして、天の川銀河は消えていくのである。
もちろん、同時にアンドロメダ銀河も消えていく。

宇宙にあるすべての天体に当てはまることがある。
すでに述べたことだが、ここで繰り返しておこう。

それは永遠という言葉はない ということだ。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




156-158ページ 『天の川が消える日』
著者: 谷口義明
2018年6月25日 第1刷発行
発行所: 株式会社 日本評論社


 



著者の言おうとしていることは解りますよ。。。 でも、「永遠」という言葉はあります。。。 だから、著者も「永遠」という言葉を使って書いているじゃありませんかァ!



そういう重箱の隅を突っつくようなことは言うなよ! 著者は「永遠」という概念はない、と書いているのだよ! 要するに、何事にも終わりがある。。。 有限だと主張しているのだよ!

それで、デンマンさんも「何事にも終わりがある。。。 有限だ。。。 無限ではない」ということに賛同するのですか?

いや。。。 僕は、ここで賛同するとも反対するとも明言するつもりはない。。。

それって、ズルイじゃありませんかア! はっきりしてくださいよ!

あれっ。。。 僕よりもオマエこそズルイのだよ!

その証拠でもあるのですか?

オマエが書いた次の箇所をもう一度読んでごらんよ!

 




 

時代遅れの宇宙永遠説に擬えるかが如くの

安易な科学の進歩の無限性の主張にも根拠が無いのである。

(草子地:私は、此処で、科学の進歩は有限である、

とは書いてはいない。ただ、経験に照らし合わせて

無限に見える、つまり、経験則に過ぎない、

と書いているのである。

繰り返すが、無限であるとも、

無限ではないとも書いてはいない。



 



こうして、オマエこそ「無限であるとも、無限ではないとも書いてはいない」と言っているのだよ!



要するに、オイラとデンマンさんは“同じ穴の狢(むじな)”ですねぇ~。。。 うへへへへへへへへ。。。

オマエと僕を一緒にするなよ! オマエは何も根拠もなく「無限であるとも、無限ではないとも書いてはいない」と言ってるのだよ!

根拠はありますよ! 「経験則に過ぎない」という根拠ですよ! 。。。で、デンマンさんの根拠は。。。?

「何事にも例外がある」という根拠だよ! つまり、著者は「永遠」という概念はない、と書いている! 要するに、何事にも終わりがある。。。 有限だと主張している! しかし、「永遠はない」という命題にも例外があるのだよ。。。 どのような法則にも、何事につけて例外というものがある。。。 これも、言わば、オマエが言うところの経験則だよ!

。。。で、たとえば、その例外とは。。。?

“愛”は永遠だよ!

 


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馬鹿バカしい! 浮気をしない男や女が居ますか?



そういう男や女が居たとしても、“愛”は存在するといっているのだよ!

それも馬鹿バカしいじゃありませんかア! アンドロメダ銀河と天の川銀河も消えてしまうのですよ! だから、“愛”もそれと一緒に消えてしまうじゃありませんかア!

あのさァ~、この宇宙が消えたとしても、別の宇宙が消えたという証明は不可能なのだよ!

つまり、我々が住んでいる宇宙が消えても、他にもたくさん宇宙が存在して、その宇宙の中の高等生物に“愛”がある、とデンマンさんは主張するのですか?

 


(universe5.jpg)

 



そうだよ。。。 そういう事があり得ないとは、誰も証明できないのだよ! なぜなら、我々人間は宇宙について知らないことばかりなんだから。。。

 



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宇宙は未知の暗黒に操られているのだ。

暗黒は2種類ある。

ひとつは“暗黒物質(ダークマター)”。

もうひとつは“暗黒エネルギー(ダークエネルギー)”だ。

 

宇宙全体の質量を100%とすると、私たちの知っている原子物質は5%。

暗黒物質と暗黒エネルギーはそれぞれ27%と68%。

これが宇宙の成分表だ。

 


(universe4.jpg)

 

これだけ科学が進んだ現在、私たちは宇宙の95%について知らないのだ。

私たちの身体や、地球、そして太陽などの星。

これらは私たちの知っている原子物質でできている。

 

100種類以上の元素だが、私たちは原子の世界を理解し、そして原子が宇宙を作っていると思い込んでいた。

ところが、私たちは宇宙についてまったく理解していなかったのだ。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




156-158ページ 『天の川が消える日』
著者: 谷口義明
2018年6月25日 第1刷発行
発行所: 株式会社 日本評論社




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【レンゲの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも“愛”は永遠に存在すると思いますか?

ええっ。。。 「そんな事はどうでもいいから、もっと面白い話をしろ!」

あなたは日本語のことなど、どうでもいいのですか?

分かりましたわァ。。。

では、話題を変えます。

たいていデンマンさんは 太田さんに対して かなり辛らつな批判をしています。

太田さんにしてみれば、コケにされたと思えるので、

次のサイトで抗議録を公開したのですわァ。。。


(kogiroku9.png)

『実際の抗議録』

デンマン注:しかし太田将宏が上の抗議録を掲載したサイトは消滅してしまいました!

 

デンマンさんも上の抗議録を読んで ムキになって反論しています。

『嘘を書く日記』

 

太田さんは、これに対しては反論ができないのか、それ以降 無言で通しています。

でも、そのうち 忘れた頃にまたコメントを書き込むかもしれません。。。

あなたは、どう思いますか?

とにかく、ネットには “めちゃキモい”人たちがウヨウヨしています。

太田将宏さんは、まだ良い方ですわ。

中には、まるで得意になって、愚かな事をして遊んでいる オツムの足りない人たちがたくさん居ます。

また、見かけは普通のブログでも、悪徳スパマーが手を変え品を変えて 悪徳サイトへ誘い込もうとしています。

スパムコメントで褒められると、ついついその気になって、

相手のブログへ飛んでゆき、お返しに、あるいはお礼にと思って

読者に登録してしまったりするものですわァ。

どうか スパマーの思う壺にはまらないでくださいね。

悪徳スパマーは悪徳サイトへ誘おうと

てぐすね引いて待っているのですから。。。

悪徳サイトを利用して、

メールアドレスで登録したりすると、

あなたのメールアドレスは第3者や第4者に売られてしまう危険性があります。

あなたは、そのようなスパム・コメントや 成りすましスパマーには

騙されないと思い込んでいるでしょう?

でもねぇ~、もしかすると騙されているかもよ。。。

とにかく気をつけてくださいね。

次回も、さらに面白い話題が続きます。

あなたも、どうか、また記事を読みに戻ってきてください。

では。。。


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