デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

トランプ対ハリス

2024-08-08 01:00:15 | アメリカ政治・文化


 

トランプ対ハリス

 


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『動画を観る』


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ケイトー。。。 トランプさんとハリスさんがアメリカ大統領の椅子を巡って対決することになるのねぇ〜。。。


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そうです。。。この対決は歴史に刻まれると思いますよ。。。

あらっ。。。ケイトーはどういうわけで、そう思うのォ〜?

あのねぇ〜、僕は個人的にはトランプは大嫌いなのですよ。。。

どうしてよ。。。実は、僕はかつて次の記事を書いた。。。シルヴィーも思い出してね。。。

 




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ケイトー。。。、トランプ大統領の写真が出ているけれど、ゴールデンシャワーとトランプ大統領が何か関係あるのォ~?


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関係あるのですよ。。。

ゴールデンシャワーというのは、あのきれいなナンバンサイカチのことでしょう!?

 


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あれっ。。。 シルヴィーはよく知ってるねぇ~。。。



インド、スリランカ、ミャンマーが原産のマメ科の落葉樹なのよ。。。 黄色い5弁の花を付けて、満開の時期には、まるで黄色いシャワーを浴びているようなところから、ゴールデン・シャワーと呼ばれるのよ。。。 

シルヴィーはインドネシアの出身だけれど、子供の頃に見たことあるわけ?

見たことあるわよう。。。 果実は薬用とされ、樹皮からはタンニンが取れるのよ。。。 日本にはないのォ~?

日本では沖縄以外では開花しないらしくて、僕は見たことがないよ。。。

。。。で、トランプ大統領がその花を見て感激したとでも言うのォ~?

まさかァ~。。。? その程度のことなら記事で取り上げませんよう。

じゃあ、いったいケイトーの言うゴールデンシャワーというのは、どういうものなのよ?

実は、先月 バンクーバー市立図書館でDVDを借りて次の映画を見たのですよ。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 



ケイトーは2019年1月30日に観てコメントを書き込んだのねぇ~。。。 で、どういう話なの?



次のようなアラスジなのですよ。。。

 


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レッド・スパロー

 

『レッド・スパロー』(Red Sparrow)は、2018年にアメリカ合衆国で製作されたスパイ映画。
監督のフランシス・ローレンスと主演のジェニファー・ローレンスは『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』以来のタッグである。

ネタばれ注意!

類稀な才能と美貌を備えたロシアのバレリーナ、ドミニカは、演技中のパフォーマンスパートナーとの事故により左足を骨折し、バレリーナとしての道を断念する。

手術を終えて退院した彼女のもとに叔父のワーニャが現れる。
彼はドミニカに「長くて半年だぞ」と、国家支援の中で生活する彼女とその母の身を案じる言葉を投げかけ、3ヶ月前に起きた彼女の骨折事故の真実を知らせる。
ドミニカは真実を確かめるために劇場へ足を運び、見てはいけない裏切りを目撃する。
怒りに我を忘れたドミニカは二人の裏切り者を叩きのめすが、政府に勤める叔父の力添えにより罪を免れる。

ドミニカにバレリーナとは別の才能を見出した叔父は、彼女を暗殺事件に巻き込んで逃れられない状況に追い詰めた上で、彼女に“スパロー”(スパイ)としての道を教える。
国に仕えるか殺されるかの二択を迫られたドミニカは、母を想いスパローへの道を選ぶ。

ドミニカが選んだスパローとしての道のりは険しく、国家に仕える娼婦となるための訓練内容は、彼女の羞恥心やプライドを脅かす。
それでもドミニカは、母に言われた「相手に全てを売ってはならない」というアドバイスを忘れず、上官の命令に対し反抗的な態度を見せながらも、他の訓練生とは異なる形で才能を見せつけていく。

やがて上層部における叔父の存在もあって、彼女は政府に認められスパローとしてデビューする。

カテリーナという新しいIDを与えられ、スパイ活動を開始した彼女は、アメリカ人のCIA諜報員であるネイト・ナッシュを標的とする。
ナッシュはカテリーナ(ドミニカ)がロシア側のスパイであることを突き止めるが、彼女は逆に自分がナッシュのために二重スパイとして働くことを提案する。




出典: 「レッド・スパロー」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



トランプ大統領は出てこないじゃない!?



この映画には出てこないのですよ。。。

でも、この映画とトランプ大統領が関係あるのォ~?

関係あるのですよ。。。 あのねぇ~、映画を観て、僕は直感的にトランプ大統領が思い浮かんだのです。。。 それで次のコメントに書いた。

 




デンマンのコメント

Jan 30, 2019

Directed by Francis Lawrence in 2018 based on the 2013 novel of the same name by Jason Matthews, this American spy thriller depicts a complicated intelligent story.

Based on historic Soviet sexpionage and contemporary Russian use of kompromat, the film makes a difference and stands out among ordinary spy thrillers.

However, it puts too much focus on graphic violence and sex.

Although it seems like a mere fiction, the State School 4, a specialist training school for 'Sparrows' or whore-agents, looks real because the infamous Golden shower episode of President Trump might have been created based on such an agent.

I enjoyed the film to the hilt.




2013年に出版されたジェイソン・マシューズの同名の小説に基づいて2018年にフランシス・ローレンス監督によって制作されたこの作品は、複雑怪奇なスパイ映画です。

ソ連がかつて悪用したハニートラップ(セックスピオナージ)や現在のロシアがコンプロマート(政治的弱み/中傷情報)を握る手法などを取り入れて、他のスパイ映画とは違った面白さを演出している映画です。

しかし、ショッキングな暴力やセックスに焦点を当てすぎている嫌味が感じられます。

この映画は、もちろんフィクションですが、プロスティチュート兼エージェントを養成する「国立学校ナンバー4」は実在するような気がします。

 


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なぜなら、トランプ大統領がかつて大統領になる以前に実業家として2013年にロシアを訪問した時の あの悪名高い“ゴールデンシャワー”エピソードは、この実在の学校で要請された「プロスティチュート兼エージェント」が関わっていたと思われるからです。

とにかく、最後まで充分に堪能しました。

(デンマン訳)


 



いったい、その“ゴールデンシャワー”エピソードというのは、どういうことなのよ?



次の記事に中で暴露されています。

 



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ゴールデンシャワー疑惑は一時モスクワで勤務していた英国の元情報機関員が作成した資料を基にしたのもので、トランプ氏が大統領就任前の2013年にモスクワのホテルに宿泊した際の行状がロシアの情報機関によりビデオ撮影されていたという内容だ。

宿泊場所は高級ホテル、ザ・リッツ・カールトンのスイートルームで、同部屋にかつてモスクワを訪問したオバマ前大統領夫婦が宿泊したことを知ったトランプ氏が、複数の売春婦を呼び、ベッドの上で放尿(ゴールデンシャワー)させたという。

“政敵”オバマ氏への腹いせのためとされている。

 


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こうした情報は、米情報当局が大統領就任が決まっていたトランプ氏やオバマ前大統領に報告。

ロシア情報機関がトランプ氏のダメージとなりえる私生活や財務に関する情報をつかんでいると警告した。

ロシア当局によるビデオ撮影は、ロシアが将来的にトランプ氏を脅迫するための「コンプロマット(中傷情報)」収集一環とされる。




『ゴールデンシャワー巡るトランプ氏とコミー氏の会話』より
47 NEWS 地方紙と共同通信のよんななニュース


 



なるほどォ~。。。、最近のトランプ大統領のロシア疑惑は、こういうことに端を発しているわけねぇ~。。。 でも、プロスティチュート兼エージェントを養成する「国立学校ナンバー4」はマジで実在するのかしら?



あのねぇ~、こういうことは昔からソ連の常套手段の一つだったのですよ。。。




『ゴールデンシャワー』より
(2019年2月13日)


 



つまり、トランプはプーチンに弱みを握られているということォ〜?



そういうことですよ。。。要するに、今回の選挙ではトランプが勝った方がプーチンにとって都合がいいのですよ。。。

でも、今回の選挙でプーチンは影響力をかつてのように発揮できるかしら?

 


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今回の選挙でも、プーチンはすでに何らかの秘密工作をSNSを使って始めているかもしれないのですよ。。。



かつてプーチンがやらかした工作を知っているので、NSA(ナショナル・セキュリティ・エージェンシー)が対抗策を取っていると思うわ。。。かつてのようには、容易に影響力を発揮できないと思うわ。。。

でもねぇ〜、ハイテクを使わなくてもロシアの工作員を使えば、群衆を扇動してトランプ勝利に導くことは可能ですよ。。。

そんな事ができるかしら?

その事で、僕はかつて記事を書いたので読んでみてね。

 




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デンマンさん。。。 どういうわけでヒトラーとトランプというタイトルにしたのですかァ~?


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いけませんか?

かまいませんけれど、二人並べるには時代が違いすぎるじゃありませんかァ!

確かに、ヒトラーは1945年に自殺した。。。 でも、トランプ大統領は現在も生きてますからねぇ~。。。

あらっ。。。 デンマンさんはトランプ大統領も自殺すると予測するのですか?

いや。。。 トランプ大統領は暗殺されるかもしれないけれど、自殺することはまずないでしょう!

 


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デンマンさん!。。。 あまり物騒なことをネットで書かないほうがいいですわァ~。。。 上のような物騒な写真を貼り出すと、デンマンさんこそCIAのエージェントに暗殺されますわァ~。。。 うふふふふふふ。。。



嫌な事を言わないでくださいよう。。。

デンマンさんが、物騒なことを言うからですわァ~。。。 ところで、ヒトラーとトランプ大統領に似たところがあるのですか?

もちろんですよ。。。 だから、タイトルに二人を並べたのですよ。。。

でも。。。、でも。。。、どういうわけで急に二人を持ち出してきたのですか?

実は、バンクーバー市立図書館で本を借りて読んでいたら次の箇所に出くわしたのですよ。。。

 



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民主主義というのは、基本的な前提として、100人いれば100人の意見はみんな平等に尊重する、という。
つまり徹底した「相対主義」なのです。
どの人の意見が正しいかということは、あらかじめ言えない。

次の段階として、100人100通りではちょっと多すぎるから3つぐらいのグループに集約する。
30人、30人、40人で3つのグループができた。

だけど、やはりどれが正しいということは言えない。
だからそれぞれ意見をぶつけ合って最後は投票で決める。
これが民主主義です。

つまりどの意見が正しいかは決められないし、もっといえば「正しさ」が問われることもない。
そのつどの投票結果だけが大事だということになる。


むろん、民主主義は、今日では議会の場での多数決ですから、一度は握りつぶされた少数意見が、次の選挙の場では逆転する可能性もありますし、また後になってある決定がどうも正しくはなかった、といった話が出てきたりもします。

たとえば、2005年の郵政選挙です。
当時の小泉純一郎首相は、政治的使命としていた郵政民営化法案が参議院で否決されるや、衆議院の解散に打って出ました。
そして総選挙で小泉自民党は圧勝し、悲願の郵政民営化を果たしたことは周知のとおりです。

 (中略)

ヒトラーのナチスも当初は少数派で、弾圧される側でした。 (略)
しかし選挙をするたびに支持を増やし、最終的にはドイツの頂点に君臨しました。
選挙という民主的な制度の中でヒトラーは登り詰め、あの独裁体制を築いたのです。


しかし、その変化は進歩といえるでしょうか。
断言できるのは、体制が変わったということだけです。

また民主主義が相対主義に基づくとすれば、民主政治にできることは基本的に利害調整だけです。
価値についての議論をしないのですから、異なる思想や世界観を調停することも不可能です。

たとえば、社会民主主義者と、自由競争を基本とする新自由主義者は、議会の場でどんな議論を重ねても、理解し合うことが難しいでしょう。
歩み寄ることができないからこそ、多数決で決めてしまおうということになるのです。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




118-119 & 121ページ
『さらば、民主主義』
憲法と日本社会を問いなおす
著者: 佐伯啓思
2017年5月30日 第1刷発行
発行所: 朝日新聞出版


 



つまり、世界的に悪者とされているヒトラーも民主主義の選挙によって選ばれた。。。 トランプ大統領も、そのような選挙によって選ばれた。。。 それが似ているとデンマンさんは言うのですか?



そうです。。。

でも。。。、でも。。。、そんな事を言ったら、戦後、アメリカの大統領に選ばれたすべての人物も、民主主義の選挙で選ばれたのだから、特に ヒトラーとトランプ大統領が似ているということにはならないでしょう!?

確かに、ジューンさんの言うとおりです。。。 でもねぇ~、戦後選ばれた大統領の選挙とトランプが選ばれた選挙では大きな違いがあるのですよ。。。

どのような。。。?

あのねぇ~、かつてイギリスのチャーチル首相が「民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」と言ったのですよ。。。

つまり、民主主義では「衆愚政治」になりやすいということですか?

その通りですよ。。。

 


衆愚政治

 


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衆愚政治(ochlocracy、あるいはmobocracy)とは、多数の愚民による政治の意で、民主政を揶揄して用いられる言葉。
暴民政治とも呼ばれる。

有権者の大半が知的訓練を仮に受けていても、適切なリーダーシップが欠如していたり、判断力が不十分な人間に参政権が付与されている状況。
その愚かさゆえに互いに譲り合い(互譲)や合意形成ができず、政策が停滞してしまったり、愚かな政策が実行される状況を指す。

また有権者がおのおののエゴイズムを追求して意思決定する政治状況を指す。
エゴイズムは自己の積極的利益の追求とは限らず、恐怖からの逃避、困難や不快さの回避や意図的な無視、他人まかせの機会主義、課題の先延ばしなどを含む。

判断力が不十分な市民が意思決定に参加することで、議論が停滞したり、扇動者の詭弁に誘導されて誤った意思決定を行い、誤った政策執行に至る場合などを指す。
また知的訓練を受けた僭主による利益誘導や、地縁・血縁からくる心理的な同調、刹那的で深い考えに基づかない怒りや恐怖、嫉妬、見せかけの正しさや大義、あるいは利己的な欲求などさまざまな誘引に導かれ意思決定を行うことで、コミュニティ全体が不利益を被る政治状況を指す。

また場の空気を忖度することで構成員の誰もが要求していないことや、誰もが不可能だと考えていることを合意することがある(アビリーンのパラドックス)。

大衆論の見地によれば、大衆を構成する個々の人格の高潔さや知性にも拘らず総体としての大衆は群集性(衆愚性)を示現する可能性がある。
衆議を尽くすことでしばしば最悪のタイミングで最悪の選択を合意することがあり、リーダーシップ論や意思決定における「合意」の難しさは重要な論点となる。
近代民主主義制度においては意思形成(人民公会)と意思決定(執政権)を分離することでこの問題を回避しようとするが、独裁と民主的統制の均衡において十分に機能しないことがある。

 

主な例

歴史上、最初に衆愚政治と看做され、当代および後世の批判となったのは、古代ギリシアの都市国家アテナイである。
アテナイにおける衆愚政治は、上記の問題に加えて、公職を籤引きで決定するというシステムによって、専門的な知識が欠落している者ですら国家の重職に就く場合があるという問題を孕んでいた。

世界で最初に民主主義をなした国家が衆愚政治に堕した事は皮肉であり、民主主義の最大の欠点を表していると言えるが、同時に世界最初であるがゆえに、まだ民主主義のシステムが洗練されていなかった事も考慮する必要がある。

ペロポネソス戦争の後期、メロス島事件を発端としてアテナイ海軍がシラクサ攻略を目指し紀元前415年にシケリア島遠征に出発したが大失敗に終わり、紀元前413年に敗報が届くとアテナイ市民は混乱し、逃げ帰った正真正銘の兵士らの報告を聞いても長い間信じようとしなかった。

やがて真実であると判明すると市民たちは自分たちの投票を棚上げにして政治家を非難し神託や予言に憤りを投げつけた。
これを機に寡頭政治を樹立する動きがおき10人からなる先議委員制度が設けられ、これはのちの「400人会」となって結実する反動勢力の先駆となった。

プラトンは、「民主政」は「衆愚政治」に陥る可能性があるとして、「哲人政治」の妥当性を主張した。

ナチス・ドイツにおいて、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス党)を率いたアドルフ・ヒトラーは、ヴァイマル共和政でのヴァイマル憲法下における民主主義が政局や経済混乱を招いているとして、これを「衆愚政治」と捉え、「民主主義の否定」と「指導者への服従、独裁の利点」を主張し、煽動や民族的な怒りやテロなどに訴えたが、最終的には間接民主制による選挙という合法手段によって、政権と絶対権力を樹立し、民主主義は崩壊した。

エーリヒ・フロムは著書でこの国民心理を「自由からの逃走」と呼んだ。




出典: 「衆愚政治」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



あのねぇ~、民主主義は、ある程度社会が安定していて人々の価値観が共有されており、突拍子もない出来事が起きない比較的穏やかな状態では一定の機能を果たすことができる。。。



現在のアメリカはそうなってない、とデンマンさんは言うのですか?

だってぇ、そうでしょう! アメリカ社会は、どうみても不安定で混乱期ですよ。。。 だから、ヒトラーが民主主義の選挙で選ばれたように、トランプさんも、アメリカが混乱期にあるので、マスコミの予想に反して大統領に選ばれてしまった。。。 ちょうど、ヒトラーのナチスが躍進したときのように。。。

 


ナチ党の躍進

 


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1929年の世界恐慌によって急速に景気の悪化したドイツでは、街に大量の失業者が溢れかえり社会情勢は不安の一途をたどっていた。
さらにヤング案への反発がドイツ社会民主党政府への反感の元となった。

同じくドイツ共産党も社会的混乱に乗じて伸張し、1930年の国会選挙ではナチスが得票率18%、共産党が得票率13%を獲得し、社会民主党の得票率24.5%に次ぐ第2党と第3党に成長し、各地の都市でナチス党の私兵部隊「突撃隊」と共産党の私兵部隊「赤色戦線戦士同盟」の私闘が激化するようになった。
党勢の拡大にもかかわらず待遇が改善されない突撃隊には幹部に対する反感が生まれ、ヒトラーは突撃隊を押さえるためにレームを呼び戻さざるを得なくなった。

1931年9月18日には溺愛していた姪のゲリ・ラウバルが自殺したことにヒトラーは大きな衝撃を受けた。
一時は政界からの引退もほのめかしたが、数日後に復帰した。
しかしこの後菜食を宣言し、肉食を断った。

1932年2月25日には党幹部ヴィルヘルム・フリックの手配により、ブラウンシュヴァイク自由州(ドイツ語版)のベルリン駐在州公使館付参事官となった。
これは名目上のことであり、公務員に自動的に与えられるドイツ国籍を取得するためのものであった。
ドイツ国籍を取得(ドイツ語版)したヒトラーは、大統領選挙に出馬する。
大統領選挙では現職のパウル・フォン・ヒンデンブルク、ドイツ共産党のエルンスト・テールマン、鉄兜団代表で国家人民党の支持を受けたテオドール・デュスターベルク、作家グスタフ・アドルフ・ヴィンター(ドイツ語版)の5名が立候補した。

選挙では「ヒンデンブルクに敬意を、ヒトラーに投票を」をスローガンにし、膨大な量のビラをまき、数百万枚のポスター、財界からの支援で購入した飛行機を使った遊説や当時はまだ新しいメディアだったラジオなどで国民に鮮烈なイメージを残した。
第1次選挙の結果はヒンデンブルク1865万1497票(得票率49.6%)、ヒトラー1133万9446票(得票率30.2%)、テールマン498万3341票(得票率13.2%)、デュスターベルク255万7729票(得票率6.8%)、ヴィンター11万1423票(得票率0.3%)となり、ヒトラーは他の候補と大きく差をつけた2位となっただけでなく、現役大統領ヒンデンブルクの得票率過半数獲得を防ぐ善戦をした。

しかし大統領になるには過半数の得票率が必要であったため、上位者3名による決選投票が行われた。
その投票でヒンデンブルク1935万9983(得票率53.1%)、ヒトラー1341万8517票(得票率36.7%)、テールマン370万6759票(得票率10.1%)をそれぞれ獲得し、ヒトラーはヒンデンブルクに敗れるが1次選挙よりも大きく得票を増やして存在感を見せつけた。
ドイツ共産党にとってはナチスとの差が決定的となったことを物語る選挙となった。

ヒトラーは大統領選には敗れたものの、続く1932年7月の国会議員選挙ではナチ党は37.8%(1930年選挙時18.3%)の得票率を得て230議席(改選前107議席)を獲得し、改選前第1党だった社会民主党を抜いて国会の第1党となった。

 






出典: 「アドルフ・ヒトラー」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



現在のアメリカ社会のように、社会が混乱期を迎えると、ヒトラーやトランプのようなデマゴーグ型指導者を生み出しやすい



どうして。。。?

正義だとか、真実だとか、何が正しいとか? そんなことはどうでもいいのですよ。。。 それよりも、トランプさんのように民衆(ミーちゃん、ハーちゃんや愚民)が聞きたいことをしゃべるのですよ。。。 実際、アメリカ・エスタブリッシュメント(ヒラリーさんもそのうちの一人)の表面だけを取り繕った、当たり障りのないスピーチを聴くよりも、トランプさんのようなアメリカ社会に、そしてヒラリーさんに不満をぶつけるようなスピーチの方が ミーちゃん、ハーちゃんにとっては聴いていて気持ちがいい!。。。 

 


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ミーちゃん、ハーちゃんは、トランプさんのようなデマゴーグ型指導者に拍手を送るのですよ!



ヒトラーも、そうだったのですか?

当然でしょう! だから、当時のドイツのミーちゃん、ハーちゃんは、今からでは考えられないほどにヒトラーに熱狂したのですよ!

 


(hitler4.jpg)



 



もちろん、アメリカにも良識のある市民がいた! だから、彼らは、トランプが大統領になることに反対した!

 


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だけど、トランプさんのデマゴーグに心を奪われて熱狂したミーちゃん、ハーちゃんや愚民の方が多かったのですよ!



それで、トランプさんが大統領に選ばれたのですか?

そういうことです。。。 ちょうどヒトラーが選挙で勝ってドイツのデマゴーグ型指導者になったように。。。




『ヒトラーとトランプ』より
(2018年9月2日)


 



でも、現在、アメリカは混乱期かしら?



混乱期ですよ! そもそも、トランプ自身がアメリカを混乱期に導いているのですから。。。だいたい、大統領経験者が犯罪を犯して裁判にかけられ、有罪判決が出ているのですよ。。。こんな愚かな大統領経験者は、これまで一人もいませんでした

 


(trumpkueo5.jpg)


(trumpkuro6.jpg)

『動画を観る』

 



確かに、これではトランプさんの恥というよりも、アメリカの恥よねぇ〜。。。



この点でも、トランプとヒトラーは実に良く似ている。。。ヒトラーも逮捕され有罪判決が出て、刑務所に収監されましたからねぇ〜。。。

なるほどォ〜。。。つまり、今回の選挙では、トランプが勝って、また大統領になるわけぇ〜?

僕はトランプが大嫌いだから、そうなって欲しくないけれど、まず間違いなく今のアメリカの愚民を見ていると、そうならざるを得ないですよ。。。

じゃあ、50年もすれば、トランプはアメリカの匕トラーとしてアメリカ史ばかりじゃなく、世界史に汚点を残すのねぇ〜。。。

そういうことになるでしょう! アメリカは信用を失い、多分、50年後にはロシアか中国が覇権を握っていることになりますよ。。。

嫌な世界になるわねぇ〜。。。

ここで、もし明治維新を成し遂げたような人物が日本に出てきたら、この混乱期を好機としてアメリカ、ロシア、中国を追い越して日本文化経済大国を築いて世界の覇権をゲットするに違いないのです。。。

そういう人物が今の日本に出てくるかしら?

現在の日本の政治を見ている限り無理ですね。。。

じゃあ、20年後はどうかしら。。。?

更に無理ですね。。。現在、30歳代には神武君のようなダメ人間がおり。。。、

 


(jinmu91.jpg)


『セクハラ止めない神武君』

『神武君 特集』


 



40歳代には工場労働者君のような頑固で愚か者がいますからねぇ〜。。。これでは日本の将来は真っ暗ですよ。。。

 


(facworker.gif)


『現実主義者と工場作業員』


 



でも、この二人だけを取り上げて将来の日本を占うのは馬鹿げたことじゃないのォ〜?



今の日本には、ネットで見る限り こういう人間が増えているのですよ。。。素晴らしい人物を見るのはごく稀です。。。



(laugh16.gif)


【ジューンの独り言】


(bare02b.gif)

ですってぇ〜。。。

あなたが、もし女性であるなら 将来、神武君になるような子供だけは産まないでくださいねぇ〜。。。

お願いします。

ええっ。。。「そんな事は どうでもいいから、他にもっと面白い話をしろ!」

貴方は、そのような強い口調で わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわ。。。

シルヴィーさんが登場する 興味深い面白い記事は たくさんあります。

興味があったら、ぜひ次の記事を読んでみてください。


(sylvie500.jpg)


『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』

『真紀子落選(2013年1月14日)』

『野火(2013年1月18日)』

『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』

『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』

『インドのキリスト』

『宗教戦争』


(sunwind2.gif)

『西部戦線異状なし』

『だらしない政治家』

『マトリックスの世界』

『細菌戦争』

『マルキの闇』

『チ−37偽札事件』

『核弾頭を積んでいた』

『サンダーバード号事件』

『チャーリー・ウィルソン』

『海外美女ダントツ』

『証拠の捏造』

『放射能悲劇』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


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(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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