獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

ヘルパー事業所を経営していると月末はいそがしいね。

2024-06-29 23:32:10 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
月末


今日は6月29日、あしたでもう2024年の半分おわるのね。はやいね。


去年の4月に無職になって、もう1年と3か月。あっというまだったな。1年前は、こうやって、日本初の全盲視覚障碍者によるヘルパー事業所、ウエカジハローセンターを私が、設立できるなんておもってなかったね。


去年とちがって、今年の6月はいそがしい私。目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。もしかしたら、役所ではたらいていたころよりもいそがしいかも。
特に、月末、ヘルパーの勤務関野確認、ヘルパー人員基準をちゃんと確保しているか、サービス提供実施記録表にあやまりはないかなど、月末に一度にチェック。これがいそがしいね。


ヘルパーさんと一緒に、この作業。はじめてということもあって、時間がかかるかかる。


そんな作業をしている間にも、郵便やさんがくる。簡易書留。私は、ヘルパー事業所運営のほかに、2016年からずっと、豊中市を相手に同行援護裁判をおこしている。その裁判の資料も届く。いそがしいね。


なので、あした6月30日に東京新宿で行われる宮本佳林のお芝居、ザ アイドル 千秋楽にはいけそうにないな。残念。
仕事をやめて、無職nなったら、もpと自由で気ままかとおもったけど、そうじゃないのね。


でも、日本初の全盲視覚障碍者によるヘルパー事業所設立、私のあとに続く若い視覚障碍者のためにも、がんばらないとね。


このいそがしさも、今月と来月ぐらいだとおもうので、その後は、また、おもいっきり遠征しよっと。


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経済的活動にもつかえるガイドヘルパー制度 重度障碍者等就労支援特別事業の実施自治体がなんと、わずか72自治体しかない。

2024-06-28 19:23:23 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
4パーセント


目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジが、会社を設立し、障害福祉サービス事業所を開設できたのは、ヘルパーさんのおかげ。いろいろな事務手続き、届、書類作成など、私の目の代わりになってくれたヘルパーさんがいてくれたからこそ。
そのヘルパーさんは、豊中市重度障碍者等就労支援特別事業というヘルパー派遣事業によって、派遣されたヘルパーさん。同行援護ガイドヘルパーの資格をもっていれば、この就労支援特別事業のヘルパーにもなれる。


同行援護は、視覚障碍者の外出の解除をする制度だけど、この同行援護は、経済的活動に利用できない。なので、通勤や、就労には同行援護はつかえない。
それじゃ、視覚障碍者は働けないということで、4年前にできたのが、就労支援特別事業。豊中市も2022年ごろからこの制度を開始。
そのおかげで、私もヘルパー事業所を無事たちあげることができた。そして、ヘルパー事業所を運営していくこともできる。ありがたいね。


こんないい制度、経済的活動にもつかえる同行援護とでもいうべき、就労支援特別事業は、日本全国どの自治体dでもやっているわけではなく。なんとたったの72自治体。4パーセントの自治体しかやっていない。


そして、この制度を利用して、就労している視覚障碍者は、なんとたったの69人。この69人のうちの1人が私、盲人ウエカジなのよね。


私のような、障碍者が障害者のためのヘルパー事業所を設立、運営していくには、どうしてもこの特別事業が必要。なので、、みなさんどんどんお住いの自治体に要望していってね。実施自治体リストをみると、小さな町でも特別事業をおこなっている町があるとおもえば、大きな市、政令市、中核市でも、ほとんどの市が実施してないのね。声をあげなくちゃね。




雇用施策との連携による重度障害者等就労支援特別事業 2020年10月スタートの実施自治体のポイント


24年3月31日現在の実施自治体は以下のとおり


実施自治体:72自治体 
利用者 183人(183人のうち視覚障碍者は69人) 
なお、2024年度中に実施予定の自治体は 6自治体


 北海道 
札幌市 北見市


 宮城県 
仙台市


 山形県 
西川町 長井市


 茨城県 
つくば市


 栃木県 
宇都宮市


 埼玉県 
さいたま市 桶川市


 千葉県 
千葉市 浦安市  船橋市 
(2024年度に実施予定は、佐倉市)


 東京都 
江戸川区 葛飾区 江東区 港区 杉並区 台東区 中野区 文京区 北区 
(2024年度に実施予定は、墨田区 目黒区)


 神奈川県 
横浜市 川崎市


 新潟県 
新潟市


 福井県 
鯖江市


 長野県 
長野市 南箕輪村 上田市


 岐阜県 
岐阜市 高山市


 静岡県 
伊豆市


 愛知県 
名古屋市 安城市


 三重県 
四日市市


 滋賀県 
草津市 野洲市  彦根市


 京都府 
京都市 亀岡市  長岡京市 南丹市


 大阪府 
大阪市 堺市   豊中市 箕面市 高槻市 枚方市 泉大津市   
(2024年度に実施予定は、池田市 東大阪市)


 兵庫県 
神戸市 姫路市 伊丹市 加古川市


 奈良県 
奈良市


 鳥取県 
境港市


 島根県 
松江市


 岡山県 
岡山市 備前市


 広島県 
広島市 
(2024年度に実施予定は、三次市


 山口県
 宇部市


 香川県 
観音寺市 坂出市 三木町


 高知県 
高知市


 福岡県 
北九州市 福岡市 
(2024年度に実施予定は、岡垣町)


 熊本県 
熊本市 
(2024年度に実施予定は、菊陽町)


 大分県 
大分市 別府市  由布市


 宮崎県 
宮崎市


以上


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ごみ屋敷の住人に対して、どんな福祉サービスがあるのか。

2024-06-21 22:02:34 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
エクセル


今日は金曜日、ウエカジハローセンターの仕事として、ごみ屋敷住人の家絵へ。日本発の全盲視覚障碍者によるヘルパー事業所ウエカジハローセンター。そのセンターの所長である私、盲人ウエカジ。網膜色素変性症な私。


ゴミ屋敷の整理は、障害福祉サービスの家事援助サービスや身体介護サービスではおこなえない。大宗二にあたるので、だめらしい。障害福祉サービスはああくまで、障碍者の日常生活を補助するサービスなので、部屋のもようがえとか、大掃除などは、対象外。


となると、ごみ屋敷の住人は、ずっとゴミ屋敷にすまわないといけない。福祉サービスのはざま問題。


そこで、ウエカジハローセンターでは、障害福祉サービスの家事援助と身体介護をつかって、そのごみ屋敷の住人の生活相談をうけて、一緒に、部屋の片づけのやりかたをおしえながらやる。部屋のそうじ、かたづけをおぼえてもらって、まzは、これ以上ごみをためないようにすることの援助。これなら、障害福祉サービスの範疇。


それと加えて、金銭管理の相談にものる。ゴミ屋敷の住人は、金銭管理もできない。月の収支をとることができない。
そこで、まzは、一緒に、エクセルをつかって、月の収入のあらいだし。するとびっくりしたことに、30万円のつき収入。そんなに収入があるのに、いつも、お金がないお金がないといっている利用者。こういった障碍者には、だれかがサポートしてあげないといけないのね。月の収入がこれくらいだから、月の支出はこれぐらいにおさえよう。そのアドバイス。おこういったサポートも障害福祉サービスではなかなかできない、家事援助などのサービスのなかに、生活相談というのがあるので、それで、やるしかないね。


こういった、福祉のはざまですくわれてこなかった人をの生活を、すこしでもよくしてあげたいね。それもウエカジハローセンターの使命。




前回ゴミ屋敷にきたときよりも、すこし居住スペースができていたので、そういった変化がやりがいにつながるね。




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日本視覚障碍者団体連合の同行援護事業所等連絡会総会研修会@東京西早稲田 に行った。

2024-06-17 20:36:04 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
26時間


今日は、平日の月曜日。東京西早稲田の日本視覚障碍者センターへ。この建物は、日本視覚障碍者団体連合という、各都道府県にある、視覚障碍者当事者団体の総本山。


そのセンターで、同行援護事業所等連絡会の総会、研修会がひらかれるということで、大阪からわざわざ東京へ。目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。この6月からウエカジハローセンターというヘルパー事業所を開設した私。


全国の100事業所ほどが会員になっている連絡会。私の事業所も、先日、会員になった。年会費3000円。ガイドヘルパーさんと一緒に、総会に参加。


いろいろ興味深い話がきけた。
まずは、来年度から、同行援護従業者養成研修の時間数がかわるとのこと。ガイドヘルパーになって、視覚障碍者を手引きして、報酬をもらう、障害福祉サービスとしてお金をもらうために必要なガイドヘルパーの視覚が、同行援護従業者養成研修。この研修をみんなうけないといけない。
この研修、今年度までは、養成研修一般家庭は20時間で、応用家庭が12時間。合計32時間、療法の研修をうけいようとすると5日間ほどかかる。応用家庭はうけなくとも、一般家庭だけで、ガイドヘルパーとしてはたらける。


それが、来年度からは、一般家庭が28時間、応用家庭が6時間、合計34時間。時間数がふえる。特に、一般家庭の時間数がふえる。これは、いままでは必須とされてこなかった、交通演習、実際に、電車やバスにのって、手引きの練習をする実地研修が、一般家庭にはいってきたため。いままで応用家庭でやってきたことが、一般家庭にくみこまれることになるとのこと。


なので、もし、ガイドヘルパーの視覚をとるには、今年度に同行援護養成研修一般家庭を受けることをおすすめする。来年度からは28時間もかかるけど、当然受講料もたかくなるけど、今年度中だと20時間でとれる。費用も25000円程度。ぜひ、興味ある方は、いまのうちに取得しといてね。


そうそう、話はかわるけど、3日前、6月14日日本武道館Juice=Juice、植村あかり卒業コンサートのあと、とぼとぼあかえろうとしていたら、JJファンの人に声をかけてもらった私。私のブログやYOUTUBEもみてくれているようで、なんと、同行援護研修一般家庭受けました!、ウエカジさんの影響でうけました!とのこと。うれしいね。そんなこともあるのね。このブログや盲人ウエカジチャンネルやっておいてよかった。


そんな、このブログや、チャンエルの読者の人には、ぜひ、いまのうちにガイドヘルパーの資格をとっておくことをおすすめします。


そしてえ、もし、応用家庭までうけたいひとがいるのなら、今年度一般家庭20時間を受講して、来年度、応用家庭の時間数が6時間になるので、なんと26時間で、一般と応用の資格がとれる。これはチャンスだね。応用の資格を取れば、ガイドヘルパー事業所のサービス提供責任者になれるのよね。いそげ。ただ、もしかしたら、20時間の一般の資格しかもっていないと、応用はやっぱり12時間うけないといけないかもしれないね、そのあたりの、制度のきりかわりの情報はまだ、連絡会もつかんでないとのこと。


あと、もうひとつ、驚いたのが、私が、日本初の全盲ヘルパー事業所開設のファーストペンギンではなかったということ。


自慢げに、自己紹介のときに、日本発の、全盲視覚障碍者が設立したウエカジハローセンターの盲人ウエカジですと言ったら、あとで、22年前から、全盲の人がヘルパー事業祖y設立しているよと指摘をうけた。


愛媛県にひとり、さいたまに一人、全盲視覚障碍者で、みずからヘルパー事業所を設立した人がいるとおしえてもらった。サービス提供責任者の視覚や、介護福祉士の資格も、全盲視覚障碍者が取得し、ヘルパー事業所を運営しているとのこと。びっくり。


これからは、日本発というかんむりをつけて、自己紹介できないな。がっかり。
まぁ、就労支援特別事業を利用して、全盲視覚障碍者が、会社を設立し、ヘルパー事業所の指定をうけたのは、やっぱり、私が日本発。なので、今後も、日本発とは言っていこう。


なんか老舗和菓子屋の、本家、総本家、元祖問題とよくにているね。結局、行ったもんがちになっちゃうのよね。


連絡会の総会、研修会のあと、おなじ建物の中にある、ニッシレン、日本視覚障碍者団体連合の事務所へ。日本で初の全盲弁護士、タケシタヨシキさんが、会長をしている団体。盲人ウエカジアポなしで、陳情。


直接は、あえなかったものの、事務局の人に、私の要望をつたえておいた。ニッシレンと連絡会がつくっている、同行援護ハンドブック事業者変の中に、同行援護では政治的活動ののときには使えないという記述を削除してくださいという陳情。きっと、今年度中には、この表現がハンドブックからなくなるだろうね。期待しよう。


何度も言うけど、同行援護で利用できないのは、通年かつ長期にわたる外出、経済的活動、社会的に不適当な外出、この3つだけ。政治的活動や宗教的活動にともなう外出時、同行援護は使えますから!! これは声をダイにしていいつづけないとね。


その後、駅に向かう途中で、9年ほど前にたちよった中華店、シンセイトにいってみる。たしか、500円でからあげ定食がたべれたお店。いまもその値段かなとおもったら1000円とのこと。この10念で物価があがってしまったね。とうことで、日高屋にいって、大森チャーハンと、野菜たっぷりタンメンをたべる。おいしいね。


PS
同行援護事業所等連絡会の運営委員に立候補したものの、わずか5票しかはいらず落選。来年こそは、運営インになって、すぐにでも、ハンドブックから政治的活動には同行援護はつかえないという記述を抹消しないとね。清き一票よろしくおねがいします。


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視覚障碍者がたちあげたヘルパー事業所の6月売上を計算してみた。

2024-06-12 23:59:20 | 全盲視覚障害者によるヘルパー事業所開設プロジェクト
16時間


今日は、朝8時から24時まで、ヘルパーさんと一緒にすごす。よく、ハロプロメンバーは、卒業コンサートで、メンバーとは、家族以上にいつも一緒にいるとよく言うけど、障碍者とヘルパーもそうだね。目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。6月から視覚障碍者によるヘルパー事業所を経営している。


そのヘルパー事業所で、片腕となってくれている常勤のヘルパーさん。その人が、今日はずっと事務所にいてくれて、作業。私のやることの補助をしてくれる。時間はかかるけどありがたいね。
そのヘルパーさんと一緒に、私の立ち上げたhるぱー事業の収益を計算してみた。まずは6月1日から10日までの10日間の事業所の収益を計算する。


カイポケという介護ソフトをつかっているので、ヘルパーがサービスを提供した実績を管理でき、そのサービスの報酬単位がすぐわかる。たとえば、同行援護を2時間、昼間、障害支援区分3の視覚障碍者がうけた場合、報酬単価は601単位。この報酬単価に地域課さん10.72をかけると、6430円となる。これが、同行援護2時間やった場合に事業所に入る収益。この中から、ヘルパーに払う報酬を差し引いたものが事業所の収益となり、そこから、事業所のけいひをさしひいたものが、利益。


そんな計算をすると、10日間で、12万円。きょたくかいごと同行援護のサービスの報酬見込み額。


これに、豊中市では、同行援護と同等な報酬となっている、豊中市重度障碍者等就労支援特別事業もくわわる。私が、経済的活動をする場合に使えるヘルパーサービス。この特別事業の10日間の収益が、12万円。


ky宅介護、同行援護、それに特別事業をあわせて10日間で25万円のしゅうえき。単純に3倍すると、6月の見込み収益、75万円。


計算してみてびっくり、こんなに収益あがるのね。


さらに、これに、特定事業所加算とか、介護職員処遇改善加算とかつけば、さらに収があがる。びっくり。


この75万円のうち、ヘルパ@法主として50マン、事務所経費として15マン、それでも10万円はのこるね。わたしは、無報酬で働こうかとおもっていたけど、私も報酬を得られるかもしれないね。うれしいな。


はてさて、皮算用はここまで、はたして、ほんとに、こんなに収益があがるのかな?


みなさんも、ぜひ、ヘルパー事業所たちあげて経営してみてね、自らの障碍が資本になります。障害資本主義です。


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