辻希美 結婚します会見 を見た。

　　就職面接。想定問答集を用意する。かならず聞かれる志望動機は完璧につくりこむ。面接時にはおぼえたそれをはき出す。

　　今日の朝の芸能ニュース。０６３０からのめざまし芸能ニュースを家を出る前にみる。

　　辻希美と相手杉浦太陽が記者にきかれて答えるプロポーズの言葉。関西弁でプロポーズ原稿用紙半分ほどあろうかと思う長文のプロポーズの言葉を再現してみせる。

　　そのようすは、まるで就職面接の学生のよう。必死に記憶をたどっての言葉。昨日の夜一生懸命おぼえたことがよく分かる。

　　おそらくプロポーズの言葉なんてなかっただろうし、その時にもらった真珠の指輪もおそらくここ数日間でだれかが買いに走ったのだろう。

　　後づけありの麻雀ほどおもしろくないものはない。それは記者会見でもそう。辻希美だけにつじつまあわせの会見はうんざり。


　　けれどけれど・・・、つくられて記者会見とあとづけのプロポーズの言葉でも、あのアホまるだしの屈託のない辻の笑顔の前ではどうでもいいこと。

　　これが現代のアイドルのひとつのおわりの形なのだろう。