田圃の稲は出穂も済んだのに、昨日も今日も梅雨が明けない。7月も中旬になると、亡父は『出穂には火を焚け(それほどのガンガン照りが稲穂に佳い のこと)ちゅうてのぉ~』と酒を飲みながらよく口にして居った。今年は日照不足で不作かしら・・・東北辺りは冷夏の心配は・・・こんなことは私ごときが気を病んでもせん無いこと。それこそ、『天竺魔物ちゅうてのぉ~』の父の言葉とおりにしておく(天竺=インド らしいが、父の口調では天の神様かな)。

こう梅雨空が続くとジメジメしてくる。肺線維症が進みつつあり高価薬;オフェブ服用となった身体・精神は余計にジメジメしてだるくなる。このままほぉっておくと、身体能が自然対数的に低下する気分に陥る。そこで、なるべく外へ出ての野良作業・散策を愉しむ?ようにしておる。梅雨空の野良は無理でも、散策の雨なら傘を持てば大丈夫と、少しの降りなら出かける。
昨日はお昼前の軽トラでの図書館帰り、傘を差しながら由緒ある忍山神社辺りから鈴鹿川左岸・右岸を2つの橋で結びccwで歩く。たまには脚の向くコースであるが、なにか物足りん。そこで周回3/4辺り(ボンベ製作所の近くから)で西側へ踏み出す。狙いは愛妻が未だ学童の頃に通った小学校。鈴鹿川に接して時節には桜並木の美しい”太岡寺畷ス(縄手)”スグそばで好い場所に思える。ただ、実家からは相当の距離があり妻は大変であったろう と。そのおかげで賢妻・剛妻の今がある と。


今日のお昼も軽トラで新名神を潜り、久しぶりに野登山林道へ向かう。ただし折りたたみ傘を手に歩き出すも、わずかな登り勾配が脚と呼吸に負担を強いて呼吸を意識してしまう。昨年末から、加速度的に呼吸能が低下しておるように感じる。あがらうよう、できるだけ毎日、散策に出るのは不安解消でもある。さてさて、どうなるのやら・・・
幸い1hr弱の林道上り下り(当然、頂上へは無理)では降られなく、雨雲に霞む山水画風の景色を撮りたかったのに、愛機は軽トラに置いたまま。戻って林道をパチリして終わる。今年の最後の巣立ちとなるであろうツバメNo.7の3羽の雛、No.6のツバメ雛5羽までを墜とし巣を乗っ取ったスズメの写真を添えて本日の終わり。No.7の巣立ちは近そうで、しっかりと怖い顔つきになっておりますなぁ~。ツバメ雛の骸を眼にして憎く思ったスズメの親も、写真で見ると・・・



