朝刊で地方鉄道の再編計画「再構築協議会」を知る。
その1.大糸線のこと。懐かしく想い出したのは、現職時代に職場同輩のM井君と新潟出張の帰りに悪戯心で利用したこと。
車窓からの姫川両岸の荒々しさが気に入り、是非にドライブしたいものだと言い合った。リンク先を見つけるのに難儀する整理されないブログ。2005年のことで、先にジープで走ってきた彼に負けじと出かけたものの、平凡なドライブとなったようだ。
当たり前である。姫川河岸の河辺にそう大糸線の車窓の眺めをドライブに求めようとするのは虫が良すぎる。河岸上部の平坦部を走る道路から、河岸の壁を望めようもない。二人で笑い合った秋である。今でも職場に現役な彼とはイロイロ不断に連絡を取り合って、最近は呼吸の苦しさまで聞いてもらっておる。ところでリンク記事にも記したとおり、学生時代の合宿で夏場のスキー民宿に泊まりこんだ。35年も経ち大糸線・南小谷駅のイメージが残るわけでなく、射撃場のあったゲレンデを探し出すのに苦労した。
(10/9に追記;10/8朝刊で知ったことに大糸線がJR西日本線であること。日本地図で観るとJR東海か東日本と思う。黒四ダムを造ったのが関西電力だったこととも繋がるのかしらん)
その2.残念ながら再編にも追い付かず廃線の三江線である。畑にも出られない暇マを潰すTV、番組欄で見つけると再放送であろうがなかろうが録画するのは六角精児「呑み鉄本線」。2018年に挙げられた三江線の風景はよろしかった。とある下車駅のホームから見る夕暮れの静かに水を湛えた江の川、暗黒色の(?)墨絵風なのが佳い。かわった駅名だったかな とぼんやりした記憶を基に検索して、とりあえず、潮駅としておきます。脱線、番組中必ず流れる六角の「ジーゼル」、呑みタイムの「お父さんが嘘をついた」はもとより、彼が謳う島倉千代子「愛のさざ波」に大変と癒されております。
その3.2.同様にTV番組。プロ撮り鉄・中井精也さんによる我ら三重県北部のあすなろ鉄道、三岐鉄道北勢線が再放送された。3路線しかない国内のナロー軌道の2つが三重県にあって現役なのだ。ブログ色添えに北勢線のレトロな車両と珍しい”捻じり橋”の写真をパチリして無断借用する。2枚目の図では中井さんの寫したい橋に目を向けるよう走る列車を”わざと”ぼやけさせるのです と分かりやすい言葉が気に入っております。
あすなろ鉄道の八王子線終点の西日野駅は、第2職場での溶接技量検定試験の会場を借用したポリテクセンター三重に近く、愛知県からの試験立会員を何度も迎えた。その折も狭軌が762mm幅であることに興味もなく、したがい単に狭いだけでナロー軌道と呼ばれるので、76=ナロとの駄洒落には頭が回らない偏狭な私。そして”あすなろ鉄道”の名は明日はなろう檜に のあすなろ樹からの命名のほかに明日へのナロー鉄道の意味もあるのかしら・・・