『フランスで、昔、庭は紳士淑女の乱れた楽園だった!』
今日は、日本の庭ではなく、「フランス中世の貴族の邸宅の庭」について、
書かせて頂きます。
まず、皆さんに知って頂きたいのは、昔の貴族の邸宅に、今の様な「トイレ」は、
存在しませんでした。
「椅子式のおまる」の様なモノは、あったようですが、今の住宅にある「便所」は
無かったわけです。
中世のフランス貴族の女性は、すその広がった、いわゆる「フランス人形」みたい
ないでたちをしていました。
これは、「庭でトイレ」をしやすい様に、考えられた衣装です!
あの、ふわっとしたスカートは、トイレしてる姿を、隠す為のモノでした。
…庭がトイレだったなんて、驚きですが…
当時、庭には、もっと、刺激的な「使用方法」があったのです!
『男女の密会場所』としての性格も、あったのです。
…よく、中世の貴族の女性は、「父親の分からない子供」を産みました…
では、どうしてでしょうか?
中世の「貴族の館」には、必ず庭に「離れ」がありました。
その「離れ」の中には、今の世の中なら、大型のジャグジーみたいな、
巨大な浴槽があって、貴族社会の隠れた社交場みたいな施設です。
…当時は、この様な「隠れた男女の社交場」に、夜な夜な貴族社会の
男性、女性が集まり、「遊興にふけっていた」訳です。
その様な中で、「父親の分からない子供」が、誕生するのも、不思議で
無い訳です。
…今の日本では、「庭のある家」を持つなんて、「贅沢な事ですね!」
でも、よほどのお金持ちで無いと、広い庭なんて持てませんから、
災害の時に、「庭をトイレ」に使うのも難しいかもしれません!
世界3位の経済大国になった日本も、「家は兎小屋のまま」なのは、
寂しい限りです。