欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『大工の測量』に喝!

2014年02月27日 09時25分21秒 | デザイナーズ住宅の欠陥




『測量器具の使い方位、大工でも覚えなさい!』



私は、プロなのに、「道具の使い方が悪い!」とか「知識がない!」事に、

いつも、イラッとします。



先日も、現場で大工が、「レベル」と言う測量器具を使って測量をして

居ました。



この「レベル」なる測量器械は、写真の三脚よりもごつい「三脚」の上に

のせて使用します。



この時に、機械は水平に設置される様に、油の中に空気の泡が浮かんだ、

「円形気泡管」と言う装置で、水平を取ります。



ところが、横で見て居ると、「ちゃんと、水平を取っていない!」のです!

おまけに、作業中に「三脚」を蹴飛ばしても、そのまま「作業続行」して

いるではないですか。



きっと、この家の基礎は、最初から「傾いた」状態で完成するでしょう。



この現場、私の調査とは、全く無関係な「住宅建築現場」です!

看板には、神戸市内の「建築設計事務所」の名前が…



『この家は、最初から、欠陥住宅なのです!』


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