銀婚式
2015-09-01 | 本
篠田節子「銀婚式」
家族を連れアメリカへ赴任した証券マン。ところが中学生の頃から恋焦がれて結婚した妻は病を得、それを鬱と誤解した夫を許せず子供を連れ日本へ帰国、離婚。その後会社は倒産。損保会社へ再就職するも、そこで鬱を発症。知人の紹介で仙台の三流大学の講師へ。そこで生きがいを見出していく。
別れた妻は、両親の介護に奮闘。影響が1人息子へ。
息子を励まし、元夫婦はそれぞれの親を見送り、気づけばまた歩み寄ろうとしている。
あのままいってれば今年が銀婚式ね、と。
なかなかスピーディーかつ心理描写は充分で楽しく読めた。
満足度80
家族を連れアメリカへ赴任した証券マン。ところが中学生の頃から恋焦がれて結婚した妻は病を得、それを鬱と誤解した夫を許せず子供を連れ日本へ帰国、離婚。その後会社は倒産。損保会社へ再就職するも、そこで鬱を発症。知人の紹介で仙台の三流大学の講師へ。そこで生きがいを見出していく。
別れた妻は、両親の介護に奮闘。影響が1人息子へ。
息子を励まし、元夫婦はそれぞれの親を見送り、気づけばまた歩み寄ろうとしている。
あのままいってれば今年が銀婚式ね、と。
なかなかスピーディーかつ心理描写は充分で楽しく読めた。
満足度80