かかし
2015-09-03 | 絵本
「かかし」ロバート・ウェストール作/金原瑞人訳
イギリスが舞台。1970年代か?
軍人の父を亡くし寄宿舎で暮らすサイモン。若くて綺麗な母は画家と再婚。妹もすんなり懐く。夏休み、新しい田舎の家に帰省したサイモンは孤独感から心を閉ざし、朽ちた水車小屋へ心を寄せていく。
その水車小屋は怖ろしい事件の舞台だった。その当事者達がある日かかしとなって蘇りサイモン達家族を襲う。
かかしはサイモンの心が産みだした産物なんだろうな、と解釈したので、さほど怖くはなかったけど、思春期の男の子の気持ちを理解しないママ、ひどい。
再婚相手の画家の方がまだサイモンの気持を理解しているみたい。
そのサイモンの気持がヒリヒリ伝わってきて泣けました。
金原瑞人さんの訳はいつ読んでもすごい。
イギリスが舞台。1970年代か?
軍人の父を亡くし寄宿舎で暮らすサイモン。若くて綺麗な母は画家と再婚。妹もすんなり懐く。夏休み、新しい田舎の家に帰省したサイモンは孤独感から心を閉ざし、朽ちた水車小屋へ心を寄せていく。
その水車小屋は怖ろしい事件の舞台だった。その当事者達がある日かかしとなって蘇りサイモン達家族を襲う。
かかしはサイモンの心が産みだした産物なんだろうな、と解釈したので、さほど怖くはなかったけど、思春期の男の子の気持ちを理解しないママ、ひどい。
再婚相手の画家の方がまだサイモンの気持を理解しているみたい。
そのサイモンの気持がヒリヒリ伝わってきて泣けました。
金原瑞人さんの訳はいつ読んでもすごい。