読む日々

テーマばらばらの読書日記

2016-09-20 | 小説・現代
青山七恵「繭」


34歳の二人の女性が主人公。
前半は若くして独立した美容師の舞の視点から。
ヒモっぽい元美容師の夫を養いつつ、DVをしてしまう。のちに、だんだん、殴られるのもこの男の作戦か、みたいな部分も見えてくる。すごく可哀想。ふつーにしてれば幸せになれそうな子なのに。

後半は舞夫婦と同じマンションに一人で住む、旅行関係の営業職の女性。実は舞の旦那とは旧知で、彼に頼まれて舞のと友達になるべく近づく。怪しい彼氏持ち。

意外と?健全な精神の持ち主な私にはさっぱり理解不能な登場人物達。何がしたいの?どうなら幸せなの?さっぱりわからない。

よって、満足度35くらいかな。

好きな人がいること

2016-09-20 | 映画・ドラマ
月9、昨夜が最終回。

最初は、あまりのあり得ない設定と美玲ちゃんの、スミカスミレではハマってたわざとらしい演技に辟易して、観るの挫折しかけたドラマ。けど野村周平君見たさに見続けるうちに、山﨑賢人くんに嵌った♡

基本ツンデレキャラに超弱いので(笑)けど、そのキャラがどハマり。視線、表情だけで真実を語り続け、突然行動起こす役をとっても自然に演じてた。

最終回も、彼女の幸せを考えて、不器用に身を引こうとする。
三浦翔平くん演じるお兄ちゃんが、野村周平くん演じる末っ子に「あの不器用な夏向がだよ?誰かの為に自分の気持ち精一杯我慢してるんだ。尊重してやりたくない?」みたいなセリフ、夏向のキャラを凝縮して表してて切なかった。
美玲ちゃん演じる美咲が、お店の鍵をメモ書きとともにディッシュプレートの間に隠してたのを発見した時の夏向の涙目に悶絶しそうに。

いやー、素敵なハッピーエンドでよかったわ。
ストーリー的には未回収のエピソードとか、どーなってるん?等、ツッコミどころ満載だけど、この夏は山﨑賢人くんに出会えて年甲斐もなくときめくことができて楽しかった♫

しばらくブームが来そう(笑)なので、映画も行っちゃう予定。