読む日々

テーマばらばらの読書日記

四月は君の嘘

2016-09-30 | 映画・ドラマ
「四月は君の嘘」



山﨑賢人くんに会いたくて(笑)やっと観にいけた。

母の死からピアノが弾けなくなってしまった天才ピアニストと、破天荒な弾き方をするヴァイオリニストが出会い、彼女から刺激を受け再びピアノに向かい合える。

けれど彼女は・・・

うーん。ストーリーとしては今ひとつ(*_*)何も響いてこなかった。
青春映画としては青空エールのほうが断然よい。

けど!

広瀬すずも、山﨑賢人くんも、演技上手い!!!!

二人とも、かをりと公生にしか見えない。特に山﨑賢人くんは、この人は、本当に役になりきる人なんだ。

バラエティの山﨑賢人も、柴崎夏向な山﨑賢人も欠片も見つけられなかった。

同じような役ばっか、とかいう批判的な書き込み読んだりしたけど、いやいやいや、上手い。自然にうまい。

同じ鎌倉、湘南が背景でもドラマとはまったく別な人物。

そこになんだか感動した。

板谷由夏も亡き母の友人役、ものすごくよかった。

主題歌のいきものがかりも、普段あまり好きじゃないけど、この映画には合ってた。

うん。出演者達に感動した映画。

残り者

2016-09-30 | 小説・江戸時代
朝井まかて「残り者」


江戸城開城前夜。天璋院の呉服の間で働く りつ は、城を出る寸前に針が気になり呉服之間へ戻る。すると、天璋院の愛猫サト姫を捜す御膳所の中年賄い婦お蛸と出会う。
仕方なく共にサト姫を捜す途中、御三之間で居残るちかが。
そしてなぜか御中臈の ふき が、静寛院の呉服の間で働くもみぢと共に部屋にいた。

残り者となってしまった女達が、江戸城開城を見届けるお話。

それぞれの人生や考えなどと共に、天璋院篤姫や静寛院、和宮親子の徳川を大事に思っていた様子などが描かれ面白かった。

16年後の様子も最後描かれており、たった2日を空っぽの江戸城で過ごした女達がお互いを大事に思い続けていた様に胸を熱くしたりして。

かなーりおもしろくてオススメ。
満足度100


そして、「本」カテゴリーの投稿、これで700本だ!