梨木香歩「からくりからくさ」
再読です。手持ちのもの。
友達が 読みたいというので貸して、返ってきたのでついでに読みました。
なーんにも憶えてなかった。
15年近く前の本ですが、「手仕事」と人形の「りかさん」は憶えていたんだけど、ストーリーや、その裏に流れているテーマ、みたいなものを きれいさっぱり忘れてました。
なので、初読の本みたいに 引き込まれて一気読みできました。
主人公の蓉子の祖母が遺した家に、蓉子の知り合いや知り合いの知り合い、の4人の、20歳前後の女の子達が共同生活を始めます。蓉子には、祖母からもらった「りかさん」という市松人形がいて(あって、じゃなくていて、です)最初はこの人形の謎解きみたいなテーマで進みます。
あとは「織物」だったり「絵画」だったり、「マイノリティ」だったり、「生と死」だったり、盛りだくさんのテーマが見え隠れしています。
後半はそれらのテーマが集大成といった感じで絡み合って どーーーん となりますが、泣けて泣けて。
あとでこれ読んでも、ストーリーは思い出せないだろうけど、とにかく色々積め込まれていて表現できません。
満足度100
再読です。手持ちのもの。
友達が 読みたいというので貸して、返ってきたのでついでに読みました。
なーんにも憶えてなかった。
15年近く前の本ですが、「手仕事」と人形の「りかさん」は憶えていたんだけど、ストーリーや、その裏に流れているテーマ、みたいなものを きれいさっぱり忘れてました。
なので、初読の本みたいに 引き込まれて一気読みできました。
主人公の蓉子の祖母が遺した家に、蓉子の知り合いや知り合いの知り合い、の4人の、20歳前後の女の子達が共同生活を始めます。蓉子には、祖母からもらった「りかさん」という市松人形がいて(あって、じゃなくていて、です)最初はこの人形の謎解きみたいなテーマで進みます。
あとは「織物」だったり「絵画」だったり、「マイノリティ」だったり、「生と死」だったり、盛りだくさんのテーマが見え隠れしています。
後半はそれらのテーマが集大成といった感じで絡み合って どーーーん となりますが、泣けて泣けて。
あとでこれ読んでも、ストーリーは思い出せないだろうけど、とにかく色々積め込まれていて表現できません。
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