読む日々

テーマばらばらの読書日記

レーナ

2016-07-05 | 絵本
「レーナ」ジャクリーン・ウッドソン作 さくまゆみこ訳



オハイオ州チャンシーでは、白人が虐げられている。
そこへ転校してきたレーナと、黒人のマリーの友情。

母を亡くし父から性的虐待を受けているレーナと、裕福だけど、こここにいたら死んでしまう、と母が伊江を出ていってしまったマリー。二人には黒人も白人も同じ人間だという思いが根底にあり、同じく母がいないという共通点もあり距離を縮めていく。
しかし妹へも父の魔の手が伸びつつあるようになった時、レーナは妹をつれ姿を消した。

国全体が貧しい国はまだ幸福なのかも?等考えさせられた。日本にも今、貧富の差が忍び寄りつつあるし、児童の6人に1人が貧困家庭だと言われている。

政治、なんとかならないのか?

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