読む日々

テーマばらばらの読書日記

ガラシャ

2014-05-22 | 
宮木あや子「ガラシャ」




細川忠興の妻、ガラシャ夫人は、小学生の頃、大河ドラマ「おんな太閤記」で岡まゆみが演じてたのを見て興味が湧き、以来いろいろ、彼女が記載されている本を読みました。永井路子の「朱なる十字架」もガラシャが主人公で、たいていどんな本も忠興とは断腸の思いで引き離され、味土野での隠遁生活が彼女に信仰心をもたらした、という展開になってます。

宮木さんの歴史小説は、新解釈が多いので楽しみにし読みました。
確かに新解釈。
味土野で、イケメンと出会い恋をしたり、その人への思いを絶ち切って夫の元へ戻ったのに側室がいて傷ついた、と。

そしてガラシャをキリシタンへと導いた清原家のマリアはガラシャそっくりで、最後は身代わりとなり、ガラシャは味土野で恋しい男と一緒になり、女の子を産むと。

面白かったですが、それはないでしょうね。。戦国武将の娘が、夫の側室如きで傷つかないはず。


それにしても秀吉の身勝手さ、いやらしさ、はわたしが思う通りの描き方です!!ここは大満足。

小説としてはかなり面白かったので、満足度は100

お家さん

2014-05-20 | 映画・ドラマ
http://www.ytv.co.jp/oiesan/
読売テレビ開局55周年記念ドラマ。録画してたのを昨夜やっと観ました

原作は玉岡かおる。2年半前に読んでました。

原作も「おもしろかった」と、大筋しか覚えてなくて。ドラマ観ながら、「ああそうだった」とか思いながら。

千って原作にいたっけ?料亭は覚えてるけど、その女将がよねの夫の隠し子だったりした?

あと、奥さま連中と仲良くして、そろいの着物作って制服みたいにしてたと思うんだけど、そのような描写はなかった。

なんとなく、ドラマより原作の方がおもしろかったかも

コンカツ?

2014-05-17 | 
石田衣良「コンカツ?」



仲良しのアラサー4人組が同居し、理想のオトコを探す物語。

恵まれた容姿・職にありながら、いやだからこそいい出会いがないというか、そんじょそこらのオトコでは釣り泡なすぎて理想のヒトに出会えないのかな。

途中で出てくる、派遣で苦労するカップルとか、女はバカで男は威張る、みたいなタイプがそろった合コンの方が現実的か。


サラサラ読めました。が、それだけ。

満足度50

大草原の小さな家の料理本

2014-05-16 | 絵本
大草原の小さな家の料理本」

バーバラ・M・ウォーカー=文 ガース・ウィリアムズ=絵 本間千枝子・こだまともこ=共訳



すっかりはまった大草原シリーズ。かあさんことキャロラインの子供時代を描いた「クワイナー一家シリーズ」を読んだ後買ったのですが、やはりローラシリーズを読まないと面白さがいまひとつで、今回やっと隅々まで読みました。

お話の抜き書きと、そのレシビ。
実際作ったりはしないけど、想像して目と脳で楽しく頂きました。

ブラックバードのパイ、怖かった

またじっくり読んでみます。