読む日々

テーマばらばらの読書日記

高台にある家

2014-08-26 | 
水村節子「高台にある家」

この前読んだ、水村美苗と「母の遺産」の母が書いた小説。

娘の小説読むと、なかなか激しい母だな、と思うのだけど、母の小説読むと、本人にも自覚があったとわかる。

人間関係がややこしくて、家系図書きながらの読書。ちょっと楽しかった。

満足度90

エスコートキッズ

2014-08-23 | 雑感
今日はビッグスワンにてエスコートキッズでした。

行く前にコンビニで食料調達。
そしたら今話題のモノ見つけた。

ドラえもんマン。味は・・・・。もう食べなくていいかな。


スタジアム到着


お!!!レルヒさん@妙高?とブリかつ@佐渡島 発見。


入場です


手をつないだ選手が同点弾を決めるも、ケガで退場・・その後また追加点入れられて残念ながら負け。
まさかの負け。中2日で疲れてたのかなあ・・。
相手チーム、すごくうまいの、転ぶのが。演技派。さすが阿波踊りで鍛えた表現力??地元出身者なんてそういないかとにかくやたら転んで倒れてしばらく動かない。担架の係の方達、しょっちゅう待機。お疲れ様です。


スタジアムのライトアップはきれいでした



あー、残念

母の遺産

2014-08-20 | 
水村美苗「母の遺産 新聞小説」

読売新聞の連載らしい。

明治時代の新聞小説、金色夜叉を読み影響された祖母が駆け落ちして生まれた母。 わがままいっぱいに育ち、自身も婚家を飛び出して妻子ある男と一緒になり、2人の娘をもうける。 その娘のうちの次女が主人公。作者自身がモデルなのか?

長年悩まされて来た母の死を挟み、過去を遡り、そして母の死後、若い女と浮気している夫との離婚、その後の生活のスタートまでを描く長編。

最初 退屈だなぁ、と思いつつ地味に読み進めたけど、その地味さを乗り越えたことで後半の箱根のホテルでの長逗留や、離婚するまでの姉とのやり取りが面白く感じました。姉が自分の幸せを実感し、妹へ遺産の大半を譲る辺りは号泣しちゃいました。

余りに次女の内面描写や、この一族が来た道が複雑過ぎてなかなかうまく描写できないです。

が、とにかく面白かったです。作者のお母さんが書いた小説もあるらしく、ぜひ読まねば。

満足度100

ウェスカの結婚式

2014-08-15 | 
三田誠広「ウェスカの結婚式」




作家・三田誠広が、長男の結婚式をスペインで行った際の顛末。

自身の来し方から、息子たちの性質や子供時代を振り返ったり、ピアニストとなった長男がベルギーで伴侶を見つけ、
そのスペイン人の彼女との関わりに始まり、その親との出会い、そして100人にも及ぶスペインの親族との結婚式まで。

ヨーロッパの旅行記みたいなものか。
バケツ一杯のムール貝とか見てみたいわ。


満足度は60

芥川賞作家だった、この人