読む日々

テーマばらばらの読書日記

グウェンの旅立ち

2014-08-07 | 絵本
「グウェンの旅立ち」R.Eハリス作/脇 明子訳  ヒルクレストの娘たち4



とりあえず出てる中の最終巻らしいです。三女・グウェンの物語。


マッケンジー家の3男・アントニーと淡い恋をしていた模様。
アントニーと二人で、ウォチェットまで飛行機を見に行ったことも。その様子が表紙の絵ですね。


で、この巻は、母が亡くなって3年後、グウェンがすっかり庭の農場を自分で切り盛りしつつある状態の時から描かれ、アントニーが戦死した後は一気に30年飛んで、みんなが中年に。

そこで、フランセスとガブリエルの一人息子・トニー(アントニーにちなんで名づけられた)の成長ぶりがアントニーを彷彿とさせ、そのトニーとの関わりから視野を広げたグウェンが、ヒルクレストの籠っていた生活から、外の世界へと意識を向けて飛び立つお話。

泣けたし、面白かった。そしてセーラの大人版とルーシーの物語も書くらしい、とあとがきにあるのに、調べても続きが出てこない!!!

知りたい、読みたい。
出版社に問い合わせればいいのかな・・・。


9/3追記

岩波へ問い合わせてみました。丁寧なお返事をいただきましたが、結局原作者が続きを完成させなかったそう。
それでは読めるわけないですね。残念です。

海を渡るジュリア

2014-08-06 | 絵本
「海を渡るジュリア」ヒルクレストの姉妹たち3
R.E.ハリス作/脇 明子訳




パーセル4姉妹の物語の3巻。

4女、長女に続いて次女のジュリアの巻。

1.2巻ではどうにも陰の薄かったジュリアだけど、彼女に視点を当ててみれば、かなりドラマチックな人生かも。

母を亡くした15歳から、母となり、昔を乗り越えるまでの35歳まで。最初の10年を描いた第3部までは1・2巻とかぶりますが、後日譚としてというか、読者が知りたいとおもってるに違いないその後を、さらに10年すっ飛ばして書いてくれてます。

それまでのみんなの辿ってきたことが無理なく繋がっていてすごい。
1930年、35歳のジュリアに共感しちゃいました。


マッケンジー家の長男・次男と、パーセル家の長女・次女がそれぞれ恋に落ちるのね。
近くにいると恋に落ちやすい、集団の中でその中の一番を人は探す、って記事を最近どこかで読んだけど、
まさにそれを地でいく感じ。
また、まさにお互い同士が相手をキチンと理解できてることがすごい。

お相手のジョフリーは、ジュリアとの関係で自分の存在意義を見つけていくのに、結末は悲しい。
そしてジョフリーの死を乗り越えてジュリアが掴んだ幸せは、過去を乗り越えたのではなく、過去を見えないようにしての生活だったみたい。
子どもが手を離れ、夫婦二人で向き合う事が怖くなり、けれど姉妹やジョフリーの兄のガブリエルの協力で乗り越えていく姿に感動しました。


壮大にお話なので、まとめきれず、この記事読んでる人には????だろうけど^_^;
続き読みたいと思います。

NHK BSプレミアム 「みんなDEどーもくん!」

2014-08-03 | テレビ
このまえ見逃した、しょうこおねーさんの「レリゴー」

YouTubeで見れたけど、再放送があったのでテレビで観れました。

お衣装は


熱唱ですね


どーもくんのリクエストで、急きょ1週間前に曲目変更したんだって


衣装も、この曲用にこの服着てて、「これだとみんなと遊べないから」って、着替えてほかの曲歌ってました。
ピンクのサテン風の、半そでワンピース。
・・・遊べるかどうかの違いなら変わらない気もするけど、2種類見れたのは嬉しいのでヨシとする。

他は
♪キッチンオーケストラ
♪きめたきめた
♪だれにだっておたんじょうび


最初が大人向けだったせいか、残りはかなり小さなお子様向けでした。お子様番組だからなんだけど、そんな中でも聴かせる歌が欲しかったな~


さてさて「Let it go~ありのままで」は、劇中バージョンでした。
もちろんお上手なんですが・・・ここはやはり、松たか子以外の人が歌うなら主題歌バージョンがいいかと
しょうこちゃんが映画観たのかどうかはわかりませんが、あれは世間から逃げたいっていうエルサの心情が乗っかってないと響かないよね・・・。

主題歌バージョンなら、歌詞の通りに歌えばいいので、しょうこおねーさんならきっと完璧に歌えたと思います

えらそーにスミマセン

四月になれば彼女は

2014-08-01 | 
「四月になれば彼女は」吉田秋生



海街diary6巻


ここに書くのは初めてかな。
いつも貸してくださる方ありがとうございます

若い女と不倫して出て行った父と、その相手との間に生まれた娘・すず が、両親を亡くしたと聞き、葬儀の場で「うちに来て一緒に住まない?」と誘った3姉妹。

4姉妹での鎌倉の生活を描いた漫画です。
ものすごく考えさせられたり、ホロリと来たりする本です。


今回は、すずの母方の祖母が亡くなり、一度も会ったことのない孫娘のすずにお金を遺してあって、老舗の呉服店のその家へ姉達と相続手続きのために訪ねていくお話や、中3になったすずに、静岡の高校から、女子サッカーの特待生のお誘いが来て悩むお話など。

女子サッカー
それもあってこの漫画、惹かれるのかも。うちは男子だけど、お姉ちゃん達と練習させてもらってるので、なんだか身近で。


それにしてもいっぱい泣きました、この巻。
親子、肉親の愛情モノに弱いんだよね~


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