読む日々

テーマばらばらの読書日記

マダム・ジョーカー17

2015-11-20 | 
名香智子「マダム・ジョーカー」17巻

うっかりしてると発売日見過ごしちゃってるけど今回は大丈夫だった♪

嵐士と蘭奈が恋の予感?似合うと思うわ~U+2661

蘭丸の友達のママと、ママ友連合であるお家の意地悪姑とマザコン夫をギャフン。いやー、スッキリ(笑)

次巻も楽しみです。

乙女の港

2015-11-19 | 
川端康成「乙女の港」

雑誌「少女の友」に昭和12年~13年、連載された小説の復刻版で、なんと中原淳一の挿絵もちゃんと載ってます。
挿絵が見たくて借りちゃった(笑)
中原淳一の奥様は確か宝塚の女優さんだった記憶が。
お目々ぱっちり多分色白の綺麗な女の子の絵を満喫。

お話は「エス」を描いた学園小説。男女間の恋愛みたいだ(笑)
まあでも。大きいお姉さんに憧れる、ってあったかもね。

楽しみなドラマ

2015-11-19 | 映画・ドラマ
ニュースで発見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151119-00000000-cine-movi

カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」を日本を舞台にドラマ化。

以前読んだのですが、ブログ始める前だったのね💦月日が経つのは早いなあ。ほんの2~3年前に読んだつもりだったけど。
http://blog.goo.ne.jp/dingo468tm/s/%A4%EF%A4%BF%A4%B7%A4%F2%CE%A5%A4%B5%A4%CA%A4%A4%A4%C7

とにかく衝撃的な背景がだんだん明らかになり、学校の子供達を思うと切なくてこわくて。
今年初めのドラマ「ウロボロス」に似てます。この背景知ったとき絶対この小説から原作者は着想したんだな、って思ったもん。

そして大好きな綾瀬はるか。セカチューの世界よもう一度、って期待してます。

シャングリラをあとにして

2015-11-15 | 絵本
「シャングリラをあとにして」マイケル・モーパーゴ作/永瀬比奈訳



表紙の絵がいい。クレア・フレッチャーという方が描いたらしい。


イギリスに住む11才の女の子、セシーの家に突然現れたおじいちゃん。
パパのパパだけど、パパが5才の時に両親が離婚して以来ゆくえがわからなかったらしい。

パパのママと継父はパパが幼い頃事故死し、パパは孤児院で育った。
今はラジオ局の人気パーソナリティー。

幼い頃、実の父が迎えに来ることを夢見てそして裏切られ続けてきたパパはおじいちゃんに素直になれない。
脳梗塞でついた日に倒れたおじいちゃんが「ルーシー・アリス号」という船にこだわるものの昔の記憶が蘇らず、
認知症か何かを疑って老人保健施設「シャングリラ」におじいちゃんを入れてしまう。

おじいちゃんとすっかり仲良しになったセシーは、様々な偶然からおじいちゃんの住まいだった船「ルーシー・アリス号」を見つけ出す。

そして、老人12名とセシーで、昔おじいちゃんを助けてくれた「ルーシー・アリス」を探しにフランスの港への大冒険が始まる。


って感じのお話でした。
いろいろ深い。深すぎて児童書とは到底おもえない。とにかく感動でした。
いや児童書だから可能な人としての真っ直ぐさなのかな。


月にハミング

2015-11-10 | 絵本
「月にハミング」マイケル・モーパーゴ作/杉田七重訳

第一次大戦下のイギリス、シリー諸島。今は無人となったかつての隔離島で発見された少女と、少女を見つけた少年の物語。

今年発刊の本なのでネタバレやめますが、すごい本です!!!

冒険、初恋、戦争、イジメ、なんでもあり。でもゴチャついてない。
児童書なんて侮れない深さ。
映画化してもいいかも。

ルーシーの記憶が戻った場面、心底スッキリした。

借りた本だけど買いたいなぁ。