犬を抱きながら庭を眺めていたら、
数少ない花をつける梅の木に
メジロがつがいでやってくる。
梅の横に台をこさえて、
家人がみかんを置いてあるので
それが目当てでやってくるのだろうけど、
時折食べ飽きたら、
梅の花を愛でてから
どこへともなく飛んでいく。
いつもつがいで仲のいい鳥だ。
なんでも、
メジロを捕まえて飼っていると
(これは法律上いかんのだろうが)、
つがいの片割れが飛んできて
エサをもってきたりするらしい。
ほんで、鳥かごの周りでチーッ、チーッと鳴き続けるらしい。

我が家に来るメジロも
とてもよく鳴く。
陽だまりで呆けてパーになってる私に

じゃんけんで勝ったつもりでいるのか。
大丈夫、
膝に抱いている犬の名前はグーですから。

メジロの声は、
街の中でも意識していれば、
あちこちで聞くことができる。
この前も、
アルザのロータリーでもその声を聞いたなあ。
梅の花は、
もうすでにあちこちで見かける。
そういえば去年の今頃やったな、
熊取に梅を見に行って、
スピード違反で捕まったのは。

今年は風邪引きやし、
どうやら運勢上私の2月は
あまりよくないのかもしれない。

我が家の梅は、
梅酒にする実を採取するために、
実梅を植えてあるので、
花の数は少ない。
それがこれ。

花が咲き出すと、
家人が近所の公園に花粉の採取に行く。
採取の方法は、企業秘密だ。
今年はいくつ実がなるのかな。

今日は寒さが少し戻ったけど、
縁側にいると
陽だまりと抱いている犬の暖かさで、
春はもうそこまで来ているって感じに、
ジワーッと包まれたな。
風邪引きのため、
一日静かに家で過ごすと、
もうおじいさんになったような気分じゃわい。