ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

確定申告

2010年03月09日 23時46分40秒 | 最近の出来事
本日、早退させていただき
確定申告に行った。

われわれサラリーマンにとって
通常はあまりしない手続きだ。
doironも記憶のある限りでは
昭和58年に
家を建てて、
住宅取得控除のために
申告して以来だ。

やろうと思えば、doironの
心臓手術や
ばあちゃんの入院なんかでも
医療費控除の申請が出来たんだが
なんとなく敷居が高かったのと
面倒くさかったため
していなかったのだ。

今回の確定申告の原因となったのが

ふるさと納税

自分の住んでいる市ではなくて
職場のある市にお世話になっているということで
控除限度額内での
寄付をしたということだ。

この寄付は、目的となる市に
住民税を納めるようなもので、
納めた金額マイナス5000円が
所得税及び市・府民税から控除される。

例えば、
10万円を寄付すれば
それが限度額以内であれば
翌年の所得税及び市・府民税が
9万5000円安くなるって寸法だ。

さて、その確定申告なのだが
ふるさと納税をした担当部署から
申請用紙をいただいて
ここ2、3日の間、書き方を
勉強していた。
書くために絶対必要なのが
源泉徴収票だ。

これまで何気なくもらい
何気なく引き出しにしまっていたが
申告のためには
絶対欠かせないものだ。

申告書を埋める数値は
ほとんどそこに書かれてある。
源泉徴収票をこんなにじっくり眺めたのは
これまであまり記憶がない。

書きかたの説明とにらめっこし
巻末についている
下書き用紙に
鉛筆ナメナメしながら書いてみて
職場の税担当に確認してもらい
準備を整えていた。

我が住居地の市の確定申告は
スポーツジム近くの大きな会場を
税務署が借り上げて行っている。
なので、スポーツジムと
同じ駐車場に車をとめて行こうと思い
車で出かけた。

案の定、会場の駐車場は
満車で順番待ちの車が
路上にあふれている。
やはりな、とニヒルに微笑みながら
ジムの駐車場でもある
地下Pへ。
ところが、そこも車の行列が・・・
一瞬に判断をして
その先の100円Pへ。
通り過ぎざまに見れば
そのPも入るまで10分待ちであったぞよ。

これはただ事ではないぞ。
申告会場に何かが起こっているに違いない。

すこし遠いPから雨の中
を歩いて申告会場に行くと
そこには恐ろしい光景が
広がっていた。

まるで、USJの
バックトゥーザヒューチャー並みの
行列が目に入った。
え?行ったことないくせにって
ところが、最近、内緒で奥さんと
行ったんだなこれが。
そのことはまた書くとして
とにかく、ジュラパー並みの
行列が・・・もういいか。

しかも並んでいるのは
ほとんどが高齢者。

あれは、今思えば
医療費控除の申告者が
大半なんでしょうねえ。

ど、どうしようと思って
申告書を握り締めながら
途方にくれていると
すたすたと近づいてきた
係りの人が
「もう書いてあるんなら
こちらに出していただくだけで
いけますよ」という。
見ると、2、3人しか並んでいない。

申請書はほぼ完璧に出来ているはずだ。
あとは会場で確認だけすればいいと
思っていたのだが、
その係りの人が
「もし足りないところや不備なところがあったら
後日電話で聞きますから」といってくれたので
その部分は
申告の数値と関係ない部分だし
きっとこう書くのだろうと思っていたので
その列に並びながら書き足すことにした。

チョチョイと書き込んだところで
順番が回ってきた。

係りの人は電卓を叩いて確認するどころか
申請用紙の数値を
見ようともしない。
どうも確認したのは
ハンコと添付書類の有無だけのようだった。

あれよあれよという間に
あっけなく申告は終わった。

意外に簡単でしたな。

こんなに簡単なんだったら
来年こそは
医療費控除の
申告をしようと思ったぜ。

紙オムツ、デイサービス利用などの
スーちゃんの分や
オヤジの診察代も馬鹿にならんしな。
きっちり領収書を貯めておこうと
心に誓ったdoironなのであった。

ところでグーちゃんの医療費は
控除の対象にはならないのかな?

確定申告を終え、
納税者の義務を果たした満足感と
高い敷居を乗り越えて
またひとつ大人になったワイと
気をよくして帰路についた
doironなのであった。