スーちゃんの頭の体操のために、
毎朝、昨日は誰と話をした？
とか、
今日は何日？
みたいな質問をしてやっている。
今日も、日付を尋ねたところ
カレンダーを見ながら
散々考えた挙句に１８日だと。
ま、水曜日はデイサービスが休みなので、
その翌日だから木曜日と考えたのだろう。
そこまではよかったのだが、
もう彼岸も済んだということには
考えが至らんかったんやろね。
日付け周りのことを
いろいろ教えて
ようやく答えの３月２５日にたどり着いた。
さあて、たどり着いたのはいいが、
では今日は何の日？
と聞くとキョトンとしている。
そうかわからんのか。
悲しいな。
今日は親父の誕生日なのである。
生まれたのは、
平成、昭和を超えて
大正の１１年だ。
これだけ齢を重ねると
こちらの方も、
１、２歳勘違いしたところで
大差ないと大雑把に考えてたら、
今年でいくつになったのか
ごちゃごちゃになってきた。
そこでこの際、
年齢早見表で
しっかり確認しておくことに。
そしたらなんと、
もうあと１０年足らずで
早見表からはみ出そうではないか。
８８歳。
世に言う傘寿（さんじゅ）だ。
何故、傘寿なのか。
これは漢字の構造を見れば
わかりますよね。
しかし、あの歳で
今だにパソコンをいじり、
毎朝１時間以上歩き回る
と言う元気さは見事と言うほかはない。
日曜日には太極拳の会合にも顔を出し、
ほぼ毎日友達と
喫茶店でお茶を飲んでだべってもいるのだ。
doironもこれだけ生きられるだろうか？
脚には太いボルトを１本と、
心臓にはペースメーカーが埋まっているのだが、
とても身障１級とは思えない親父。
今日も、誕生日に何か買って帰ろうか
て聞くと、
「ケーキ」
だと。
胃も丈夫なようだ。