週末だ。
練習もしないといけないのだが
優先順位では生活と仕事なのだ。
てなわけで
仕事をサクッとすませてから
今日のお仕事、夕食当番に
とりかかった。
今日の調理は
冷蔵庫を確認すると
これがよいようだ。
すき焼き
う~ん、<料理は創造だあ>
学生の頃、いろいろ
料理もやったが
これだけは作ったことがなかった。
なんか、自分の中では
特別な鍋がいるようで
敷居が高かったのを
覚えている。
それに、一人もしくは二人くらいの
食材の用意も難しいしね。
だから、思えば
シェフdoironを自認する割には
意外にも初調理なのであった。
ま、食卓の上で調理するのを見ていたり
お店で作るのを見ていたり
しているので、おおよそは
手順を心得てはいるつもりだ。
問題は食材の
下ごしらえである。
<料理は下ごしらえだあ>
まず、お肉はどれくらいの
大きさだったっけ?
店で食べたときは
豪快に、ペローンと一枚
入れていたような気がするのだが
我が家ではそうも行かないだろう。
スーちゃんの咀嚼能力に合わせて
手頃というか口頃というか
そんな大きさに切ってやる必要が
あるだろう。
そして他にどんな食材が
使えるかと見てみると
まず、ネギ。
それからシイタケ、豆腐、ミツバ
う~ん、あとシラタキと
麩が足りないなあ。
で、早速買いに行った。
麩はすぐに解決!
「すき焼き麩」なる名前の
ぴったりの食材をゲット。
ついでに、容器に入った
わりしたも発見したので購入。
これで悩みはぐんと少なくなったぜ。
問題はシラタキだ。
それってどんなふうに売ってたかな?
もしかしたら、乾燥させた
はるさめみたいになってたっけ
と、どぎまぎしながら探したら
ちゃんと、豆腐売り場の横に
液体に入って売ってました。
またひとつ賢くなりました。
帰宅後、少し悩んだのが
このシラタキ、
前処理は必要ないんだろうかってことだ
これは、料理の師匠に聞いて解決。
食材のカットはすべて
スーちゃんに申し付けて
すき焼き鍋を探す。
まだ、台所の収納の状況が
すべて頭の中にあるわけではないので
何か変わったことをしようとすると
必ず、まず捜索しないといけないのだよ。
<料理は準備だあ>
流しの下に潜んでいた鍋を
発掘して、スーちゃんの作業も
終わったのを見計らって
まず、肉を投入。
このとき、昔は白い油の固まりと一緒に
炒めていたようなのだが
それは発掘できなかったので
サラダオイルで代用した。
こんな感じ。
う~ん、肉を炒めると
一気に香りが立ち込め
料理をしてる~ぅって気になりますな。
<料理は香りだあ>
焼き目がついた頃に
購入してきたわりしたを
ドボドボと投入。
かなり味が濃さそうなので
不安だったが、ビンに
そのまま投入とかかれてあったので
それを信じて思い切って注いだ。
<料理は度胸だあ>
次に、時間がかかりそうな
ネギとシイタケを投入。
それから、豆腐、シメジ
それとあらかじめ水で戻しておいた
麩を軽く絞って入れる。
そうそう、スーちゃんは
すき焼きに入ってるうどんが好きなので
忘れちゃいけない。
最後にミツバをパラパラと入れて
蓋をして、あとは待つだけだ。
おっと忘れていた
doironはすき焼きに入っている
卵が好きなので
殻を割ってそのまま隅っこに落としてやった。
あの取り皿に生卵を落としておいて
そこにすき焼きを入れて
食べるというのは
どうも好きになれない。
卵は、少し煮て味をつけ、
やや固めの半熟風にして食べるのが
たまりませんな。
こうして出来たのがこれ
シェフdoironのすき焼き処女作だ。
どうです、うまそうっしょ。
実際、まいう~でしたあ。
う~ん、
<料理は感動だあ>
**doironの薀蓄講座~**
何故、「すき焼き」というのか
その昔、農機具の
鋤(すき)で肉を焼いていたり
したことからこの名前が
あるようです。はい。