ここんとこ、激しく仕事をしている。
おびただしい数の打ち合わせ、
すり合わせ、
問い合わせを
膝突き合わせて
と文字通り合わせ技に奔走している状況である。
ある会議で言いたいことを言ったら
そのまま抜けて別の会議へ。
そのまた会議が終わって席に戻ったら、
次の会議のメンバーが待ち構えている。
息つく暇もなく、そのまま突入する。
疲れているのかどうかも分からないうちに
会議は時間を浪費していく。
もうこちらの想いを紙に書いて、
「俺はこう考えているから、
これに沿って仕事をしてくれ」
と言い放ちたい気分である。
それに冗談の一つも言わないといけないかなあ
というdoironの悲しい性(さが)も、
脳みそに鞭打ってしまうから
なおさら疲弊するんだよな。
毎日がそんなだから、
ちょっとしたホッとタイムが
妙に心に残るわけで、
今日は朝のコンビニタイム、
駐車場でホットの缶コーヒーを飲みながら
ふと何気なく、横にある畑をみたら、
秋というのにホトケノザが咲いていた。
早春の耕作地などを彩る、
小さな野草である。
それが、今頃、春よ来いとばかりに
咲き乱れているのだ。
これから寒くなるのに
哀れというほかはない・・
と思いながら、ふとその姿に
自分の身を重ね合せてしまったんだよね。
昨日も書いたように、
今の人生の季節を鑑みるに、
どうも今さらこの歳になって、
あたかも歓喜の夏を迎えているがごとく、
仕事の花を満開に咲かせなくても
いいんじゃないか。
花は終わってそろそろ実りを楽しむ季節(とき)を
迎えていてもいいんじゃないかと、
そんなふうに考えてしまったんだよね。
とはいいつつも、
身の回りにある仕事のつぼみを
ほおっておけないのも、
もうひとつのdoironの悲しい性でもあるわけだ。
明日も分単位で
スケジュールが入っている