北国から雪の便りが届いたと
同時に、雪国の息子から
みかん箱がひとつ届いた。
おおこれは、シナノスイートでも
届けてきおったかと思って持つと
軽い
リンゴがびっしり入っているとは
とても思えない。
怪訝に思いつつ開けてみると
なんと中身は夏衣料。
一応洗濯はしてあるようじゃが
くちゃくちゃに突っ込んであった。
長野の服を大阪で衣替えかい。
ブツブツいいながら引っ張り出していると
古びたジーンズの中から
袋がひとつ出てきた。
中味はこれ。
有名な唐辛子屋さんの
ラー油だそうだ。
よし一丁今度の食事当番には
手作り餃子でもチャレンジしてみようと
創作意欲をかきたてられました。
それはどうやら、
子から親への冬の贈り物らしいが
照れくさいんだろうか。
結局、中に手紙らしきものは
いっさい入っていなかった。
まあ、男の子だからこれでいいか。
とミセスdoironにそのラー油を見せてあげると
ああ、それ送るってメール来てたよ、だって。
しっかり連絡取っているんやね。
父親は孤独だ。
と、思っていたら期せずして
最近結婚をして
東京に住む友達からも
学生時代からの友人からも
近況のつづられた手紙が舞い込んだ。
みんな元気でそれぞれの暮らしを
しっかり楽しんでいるようだ。
よかったよかった。
さて、親父は親父で
周りの人たちとの付き合いの中で
楽しくやってます。
って今度こちらから息子に
手紙でも書いてみようかな。
なあんて考えていて思い出した。
そろそろ年賀状に
着手しなきゃってシーズンになりましたやん。