ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

山麓リボンの道14 北野道へ

2016年01月09日 20時50分49秒 | ウォーキング

さあ、これで布引の滝は探索し終えました。

ここからは川沿いを
どんどん下っていきます。



道には「神戸市」のマークがついた
昔からの橋が架かっています。



「砂子橋」です。

ここで、橋の下をのぞくと、
水の流れがちょっと曲がったりしています。
これは、水が地層に沿って
流れて行ってることを
表しているんだそうですが、



ちょっとわかりにくかったですかねえ。

ところでこの布引の谷を子供のころに
毎日のように訪ねていた有名人がいます。

誰だと思います?

あの映画の評論で
「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」
といってた淀川さんです。
横尾忠則さんとの対談集でそういってます。

そう、彼はこの近くに住んでいたことがあるのです。

新開地で映画付けで育った淀川さん。
彼が夢見た世界に
布引の神滝は結び付けてくれたのかもしれませんねえ。

そんな谷に「サヨナラ」をいいつつ、
さらに下っていきますと、

おお~新神戸駅が見えてきました。



あれ?最初に布引中の横で渡った
香字橋のところでも、
新神戸駅がありましたよねえ。

あちこちうろうろ歩いても結局、
新神戸駅ひと駅分の距離も
歩いてないじゃないですか。

新神戸駅がでかいのか、
それとも世間が狭いのか。
なんか驚きでした。

さらに下っていきますと、
間違っちゃいけないのが、
ここでリボン道に入る前に、
再度山から下りてくる道があります。



昨年山から下ってきた道です。

それに入ってはいけません。
その少し先の神戸駅に到着する直前に、
「北野道」と名付けられた
山入り口当たりの散歩道の
のぼり道が現れてきます。



この道が「山麓リボンの道」の
山コースに選ばれています。

ここに入っていきましょう。



道はしばらくのぼりが続きます。

こんな危険な場所に架かる木の橋も越え、
エッチら上っておっても、
新神戸駅は左に続きます。



いやあ、大きな駅です。

新幹線に乗るのに、
こんなにあるかなあかんかったら大変やねえ。

あ、新幹線が入ってきました。



こうして見ていると、
新幹線って天井が
いまいちきれいじゃないですねえ。

と、このあたりから道は
さらに上り、左に曲がっていき
新幹線はトンネルへと入り
その上を歩くようになってきます。

でもさすがに神戸ですねえ。
何となく高そうな犬を連れた
ハイソな夫婦が歩いて来たりします。

山の中に入ったなあと
景色を眺めていたら、
なんか木の枝の間に
ちらっと動くものが見えます。

カラス?

トンビ?

いやあ、そうではなくて



「神戸布引ロープウェイ」でした。

さあ、この辺りで北野道は
中間点のようです。



がんばって山道をせっせと下っていきますと、
前方にイノシシよけようの
策がありました。



ふむ~最近はこういう施設も多いですねえ。

熊野古道、葛城の道でも
たびたび見かけます。

看板では、こんな風に
イノシシ注意と書かれてありますが、
ん?これはどちらのイノシシを
避けているんでしょうかねえ。

たぶん、新幹線への迷い込み防止だろうから、
これから歩く方にイノシシがいるのかもしれませんね。

そうしているうちに、
道は「港みはらし台」から、



昨年歩いた神戸異人館街の上部に出てきます。

昨年天井の飾りを見るべく
訪ねた異人館のうろこの家では、
屋根のところに
五郎丸のポーズで掲げられてあった
サンタクロースが飾られてありましたねえ。



それが今や裏手に
こんな感じで置かれてありました。



むむ~、裏部隊を見ちゃったもんね。

さて北野道はぼちぼち終わりです。
ちょっと人気のない家の庭には
もうスミレがいっぱい咲いています。



今年はぬくくて
あちこちで花が変な咲き方をしているようですねえ。

桜が咲くのも早いかな。

まあ、あちこちうろうろ歩き回る身としましては
そういう傾向は悪くはないんですけどね。

あと一話続きます。