せっかく伏見に来たのですから、
もう少しあちこち回ってみましょう。
こういう造り酒屋の壁が並ぶ場所はいいですねえ。
昔の我が家の周りの
大きな家なんかを思い出しました。
当然、この辺の食堂はお酒を飲める
ところが多いのですが、
車なので遠慮です。
で、ここが伏見の土佐藩跡です。
西郷隆盛もこの辺りをうろついたんですかねえ。
ここが、黄桜の展示場がありますが、
まあどこもよく似た感じでしょうから
スルーしました。
ただねえ、ここで見かけたのですが、
おおきな水タンクを持って
うろうろしている人がいました。
どうもあとで調べたら、
この伏見地区には、
先ほどの月桂冠の井戸のように
名水がわくところがあちこちにあるようで、
それを集めて回っている人も
おられるそうです。
ん?歩いていくとこの辺りの
商店街は「竜馬通り」というようです。
そのあたりにある案内板を見てみると、
どうやら「坂本龍馬」に関係しているようです。
え~、ここは四国ではないんですが~。
案内板を見てみますと、
龍馬の定宿「寺田屋」というのが、
この伏見にあったため、
この辺りは龍馬が新しい日本の夜明けを夢見て
駆け抜けた場所だといわれています。
なので、この辺りが全国でも珍しい
人名が商店街の名前になっています。
こんなお店もここに並んでいます。
その商店街を出たところにあるのが、
この「寺田屋」。
この横には寺田屋事件の石碑や。
龍馬とおりょうを結んだ旅館の
女将が紙としてまつられ、
若い男女の守り神として祀られています。
ここでこの前にある「寺田屋はま」を
写真に撮ってたら、
ある高齢のおじさんが近づいてきて、
「どっから来たんやあ」といってこられました。
え~っと、なんかさっきの酒屋の
ボランティアのおっちゃんのようです。
「大阪」から来たことを告げると、
龍馬がここで何をどうしてたか
などという話を始めました。
まあまあありがたいので、
聞かしていただいたのですが、
話の内容は普通の観光案内でしたな。
そんな時間を過ごして、
さあ、そろそろ初もうでです。
伏見稲荷に行くために電車に乗りましょう。
中書島から電車に乗って、
5~6駅進むと稲荷大社の駅に出ます。
さすがにこの辺りは、
人の多さが異なります。
駅前は人でいっぱいです。
そこで、いなりずしとうどんの
昼食を食べてから、社に向かいました。
本殿のほうは意外に好いていましたね。
ここでまず、せっかく来たのですから、
おみくじをいただきました。
まあ、ほかの社で大吉をもらったのだから、
上はないだろうけど
せっかくここまで来たのだからと、
買ってみると・・・
おお~なんてことでしょう。
大吉より上はないと思っていたのに、
さらに上がありました。
「大大吉」です。
これはありがたい。
大切に保管しましょう。
あの有名な赤鳥居をくぐって、
奥社奉拝所まで生き、
「おも軽石」に並んでみました。
ふーむ、かなり軽かったので
これは願いがかないそうですな。
さらにそのあと、
赤い鳥居をもう少し上まで潜って
入っていったところで
今日はここまでにしとこうと
引き返すことにしました。
なにせ全部歩いたら
2時間ほどかかるそうです。
まあ、きょうは「大大吉」も貰ったことだし
これくらいにしときましょう。
またあわてて駅まで戻り、
再度電車で中書島まで戻りました。
ここから車でまた1時間運転して無事帰宅。
昨年結構遊んだ伏見で、
一年間の厄払いと
新年の遊びがさらに充実しますようにと
お祈りをあげつつ、
初もうでの旅、無事終了です。