さて、今年も昨年に引き続き
喪中ではありますが、
とりあえずは心をあらためるために
正月にはひっそりと初もうでにも行きました。
だいたい氏子の神社からは、
年末の奉納に備えて、
神札や干支人形がもらえる引換券を
いただいているのでそれをもらいに行きます。
近所の人たちが氏子総代になっているので、
挨拶をかわしつつね。
ほかにも、市内の別の神社に
歩いて行ったりもします。
ことしはその神社でおみくじをいただきました。
やった~、昨年は末吉でしたが、
今年は「大吉」でした。
初もうではもう一つ、
昨年あちこち歩いて気になった神社があったら、
そこを選んで訪ねてみたりもするわけで、
今年は伏見稲荷がよかったので、
行ってみることにしました。
まず向かったのが、
稲荷ではなく
まずは伏見の中心地へと向かいました。
車は、淀川歩きでも使った
伏見港公園の有料駐車場に止め、
稲荷に行く前に伏見中心地を
ウロウロと歩いてから行くことにしたのです。
もう最近のウロウロは、
かならずこういう行動が
ついて回ります。
先ずは十石舟の乗り場のほうへと
向かいましょう。
こんな看板を見ながら進んでいきますと、
おお~十石舟の乗り場です・・・
とおもって川を見ますと、
水があまりありません。
そしてそこに止めてある
数層の船を見てみたら、
みんなおおきなビニールシートが
張られたままです。
あ、そうかあ、
まだ正月休みかな?
と思っていたら、
なんと十石舟は
4/1~11/30の間しか
動いていないようです。
そうなんやあ、休みやったんです。
10月に淀川に来たときは、
楽しそうに動いていたのになあ。
残念でした。
ではここからさらに歩いていきましょう。
すると、その橋の近くにあったのが、
「月桂冠大倉記念館」
まだ有料の区間見学には
入っていないので入ってみましたあ。
これが、月桂冠のお酒になる湧き水です。
少し飲んでみましょう。
う~ん、何となく柔らかいような・・・
水道水ではなさそうな・・・
とたよんないものですな。
それからまずはいったん庭に出て、
広場を眺めます。
でっかい杉樽や
杉玉を見かけながら、
ふとある建物の屋根を見てみますと、
おお~月桂冠の案内看板の後ろ、
屋根の上にとまっているのは
「コサギ」ですかねえ。
どうもよくわかりません。
あちこち見学して帰りに見かけた時も
一羽増えて
まだ屋根の上にすっくと立っていました。
さて、資料館の中に入りますと、
まず目につくのがお酒の作り方です。
むむ~ドブロクとはかなり違います。
そしてここには、
さまざまな道具が並んでいます。
そしてこれが麹桶。
手を伸ばして中の写真を撮ってみますと、
中身は空っぽでした。
が、桶の底に小金が転がっているのはなぜ?
賽銭のようなもんでしょうかねえ。
え~っと、これはできたお酒を詰める便なんですが・・・
こうしてみるとなんてことはない
ように思えますが、
実は右の小さな便が一升瓶で、
三本並んでいるのが18リットル瓶。
つまり1斗瓶なわけです。
まあ、そんな見学をしながら
お酒の歴史も一緒に勉強して
展示室を出ていきますと、
さあ、お待ちかね試飲コーナーです。
小さなグラスで、
お酒を3倍飲ませていただきました。
「今日はどちらから来られたんですか?」
と聞かれたので
「大阪の泉州です」と答えると
「ああ~あのだんじりのところですね」
と帰ってきました。
実はこのお酒の試飲を案内している人は、
月桂冠の人ではなく、
地域のボランティアなんだそうです。
その人は実はかつて
大阪に住んでいたそうなんです。
ふーんと話を聞きながら、
その人のお酒の飲み方なんかを
丁寧に聞かせていただきました。
どうもありがとうさんでした。
出がけに、お土産屋さんによって、
酒かすや湯葉を買って帰りました。
そんな荷物を抱えつつ、続く。