義父の墓が当麻寺にあります。
義理の兄が東京にいるので、
その墓守はほとんど
doiron家がやっています。
白い墓石ではなく、
黒石で作った洋墓なので、
たまに行って蜘蛛の巣を
落としてあげたりしないと、
汚れが目立って仕方ありませんので
時折出かけて行っては
墓の掃除なんかをしています。
この墓を築いたのが、
ちょうど1年前の春でした。
墓地の周りの山々に
タケノコがちょうど生える季節で、
開眼式が始まる前に
地元の山仕事のおじさんと話をしていて、
タケノコをもらったことが
ありましたなあ。
その開眼からちょうど
一年がたちました。
この時期には当麻寺はボタンの季節なので、
その見学も含めて出かけていこう
ということになったのでした。
そこまでは高速を走って
1時間もかかりません。
あっという間に到着です。
ちょっと離れた無料駐車場に
車を止めて歩いていきましょう。
途中こんな道標があることは、
もうこれまでのブログに
何度も書きましたねえ。
本堂に入って階段を
てくてくと登り、墓に到着です。
ウヒャー、蜘蛛の巣だらけですから
せっせと磨きましょう。
「とうちゃん、きれいにしてあげるね~」
持参してきたお掃除道具で
磨いてピカピカにしてあげましたよ。
しっかりお参りをして、
さあそれでは境内の
「ボタン園」に入っていきましょう。
ボタン園の切符売り場には、
あの陀羅尼助の製造釜が
飾られていましたよ。
あの「役行者」が創世したといわれる
最古の和漢薬です。
昔、萩のエイドで持参してきていた、
「陀羅尼助」を飲んでたら
めちゃ注目を集めましたな。
あれがねえ、こんな窯を用いて
作られていたんですねえ。
で、これがボタンです。
いろんな種類が植えられているんですねえ。
この日は白い藤の花も咲いていました。
それにしてもあでやかなボタンの花々。
見ているとちょっと
気持ちも晴れてきますねえ。
ゆっくりと眺めまわして、
門前のお店でニューメン定食を食べて
帰ってきたdoiron家なのでした。