ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

孫を訪ねて18切符8

2020年02月06日 20時54分02秒 | 生活

やがて松本駅に中津川行きの
各駅停車が入ってきます。

ほんのわずかな着替え等の荷物と、
電車に乗る前に買ってあった
弁当を持って乗り込みます。
まあここからだと、
北アルプスの山々が見える
右側がいいですね。

座席はやはり空席もあるほど
すいています。
ちょっと見ていると、
時刻表を持った高齢者なんかも
3人ほどいましたね。
きっと18切符で旅を
しているんでしょうねえ。

doironも、1枚だけ切符が
残りますので、新年になったら
旅をしようと思っていますから、
あんな感じで電車に乗るんでしょうねえ。

電車は南向いてとことこと
進んでいきます。
まわりはやはり雪の景色ですねえ。
でもこの時間になったら
景色はかなり明るくなってきます。
いいですねえ、
のんびり景色を楽しみながら
電車に乗るのは。
町の景色の中には中山道を
連想させるような看板とかも
あちこちにあります。

ああ、ここを歩いてみたいなあ
と思ってしまいます。

実はもう中山道歩きの本は、
古本屋さんで手にいれてあるのです。
あとはミセスのご理解ですな。

とはいえこんな寒い季節を
歩くのはあきませんよ。
村と村の合間で神に見放されたら大変です。
気候のいい春や秋に
歩くのがやはりいいでしょうねえ。

18切符を活用して、
歩きに来るのがいいんじゃないかと、
景色を見ながらこっそり
考えているdoironだったのでした。

この区間は、駅の名前も面白いですねえ。

ここは洗馬(せば)といいます。



中山道洗馬宿に起因しています。
ここで木曽義仲(源義仲)の家臣が
義仲の馬の足を近くの清水で
洗い癒したことから伝えられる場所です。

そして「奈良井」という場所もあります。
中山道の中でも標高の高い宿で
あったといわれるところです。

こんな浮世絵も残っています。



きっと当時だったら難所
だったのでしょうねえ。

中山道というと京から江戸へと
続いていく道で、
参勤交代でも通る道ですねえ。
熊野古道のように、
病気平癒とかの重い理由は
少なかったのでしょう。
何となく旅気分を満喫するような
人も多かったのかもしれませんね。

まだまだ雪景色が続きます。

ではこの辺で買ってきた
弁当を食べましょう。
あ、もうビールは飲み始めています。
ここで買ったのはこんな弁当です。



じゃーん、釜めしです。

雰囲気ありますねえ。
雪景色を楽しみながら、
ビールも飲みながら
のんびりいただきましょう。



松本でいただいたお蕎麦も
おなかに残っていますので、
のんびり食べていきます。

そうして電車は木曽福島の駅に
近づいてきます。
すると、かなり雪もなくなってきましたね。

ここからは木曽川の景色が
目を楽しませてくるようになります。
ビールも回ってもうこの辺は上機嫌です。
眠くもなるのですが、
景色も見ないともったいないです。
頑張って景色を楽しんでいきましょう。

そして松本で電車に乗ってから
2時間24分後に中津川に到着です。
ここでは約30分ほど時間がありますから、
また途中下車しましょう。

往路でも下車しましたねえ。
少し歩いて中山道くらいまで
行きたかったのですが、
ちょっとミセスも
いやがっていますので、
自粛しました。

ここから次は名古屋まで
1時間25分の旅です。

さあ、では出発しましょう。
席はもちろん確保です。
この区間は単に街中を走ることが多く、
かなり熟睡しました。
今度目覚めたら、
もう名古屋市内でしたね。

そして名古屋で10分の乗り継ぎで
大垣行きに乗車、
大垣では20分で米原行きに乗ります。

この区間は混んでますね。
最初は立って途中から座ったですね。

で、米原では5分で
大阪までいける快速です。

この時点で時刻は16時17分。
大阪から快速に乗って
和泉府中へ。

到着は18時36分という
復路の旅でした。

一泊という忙しさだったけど、
十分旅気分を満吉しましたし、
孫も順調に育っているようで、
とても満足した18切符旅でした。

終わり