doironが絵を書くときに
何が必要かというと、
上手なデッサン力、
というのではなくて
筆、水彩絵の具、紙、パレット
ぐらいが必要になってくる。
その内訳はというと
筆は使いつけのものがあるねえ。
よく使うのは面相筆というやつだ。
絵具も近頃は水彩で
様々な色があるちょっと
専門的なやつを使っている。
そして紙は絵に合わせて
変えているが、多くは
F3サイズのスケッチブック風の紙が多い。
中には粗目の紙を使うときもあるので
いろいろと目で見て選んだりしている。
パレットは100均の
使い捨てがほとんどだ。
でもねえ、そんな風に、
絵の具や紙などは専門的になると
なかなか手に入らないのだ。
第一身近なところに
文房具屋さんが少ない。
なのでたいていは
大阪市内にある画材店に
出かけて行って
購入することが多くなる。
そこなら絵具も透明や不透明などもあり、
様々な色も購入できるし、
紙も種類がたくさん置かれていたりする。
筆だってたくさんあって、
気が向いたら予備に買ったり、
こんな筆も面白いかもと
選んだりもできるのだ。
そんな店が、天王寺に1軒、
梅田に1軒があり、
ほかの用事と合わせて
出かけて行った時に
立ち寄るというパターンで
利用することが多い。
あとはアリオの文具コーナー
みたいなところかな。
doironを取り巻く文房具屋というのは
だいたいこんな感じなのだが、
つい最近和泉市の郊外に
でかい文房具屋が開店したことを知った。
山の方に行く時に大きな看板が
上がっているのだ。
その店の名も「文具のブンゾウ」という。
そこはまわりにはスーパーや
寿司屋、フィットネスクラブまで
あるというちょっとした
複合施設になっている。
先日、歩きに行った帰りに
思い立ってその店に
立ち寄ってみることにした。
広い駐車場があるのだが、
意外に止まっている車は多い。
第二駐車場もあるのだが、
平日の昼間であるからまだまし。
何とか第一駐車場に
車をとめることができた。
中に入っていくと、
超おどろきだ。
え、これが文房具屋?
というほどフロアが広い。
筆記用具やノート、
ホッチキスなどの文具に加えて
文房具を入れるような
カバンまで置かれている。
こ、これはすごいじゃないか。
なんでこんな和泉の郊外に
こんな大きなお店が、
というほど立派だ。
ではひととおり歩いてみよう。
ボールペンの書き味を試したり、
ノートを眺めたりしながら遊びます。
でもなあ、ここにもあんな
天王寺の画材屋さんで買うような
絵の具があったらいいのになあ
とか思いつつさらに
店内をうろついていると、
ああ、ここにスケッチブックが
いっぱいあるじゃないか。
以前、鳳の文房具屋で
スケッチブックを探したときに、
一般的によく使われるサイズのものが
なかってがっかりしたけど、
ここはそんなことはないし、
それどころか紙質を変えて
別のものもいろいろと
そろっているではないか。
ああ、これはさっそく
一冊買おうと思って
カートに入れることにした。
で、ふと後ろを見ると、
おお~なんとdoironが
いつも買っているブランドの
絵具もそろっているでは
あ~りませんか。
ウヒャー、これはうれしいですよ。
よく見たらそのコーナーは、
doironのような下手な絵描きを
喜ばすような筆や鉛筆などの
画材が一通り
備えられているではないですか。
無いのは不透明水彩絵の具くらいかなあ。
でもまあこれくらい
そろえられていれば、
ありがたいものだ。
天王寺や梅田まで行かなくても、
ほとんどがここでそろうから、
非常にうれしい。
絵を描くことを趣味にしつつも、
田舎に住んでたら
なかなか画材調達も
大変やなあと思っていたのに、
これで大助かりとなります。
そんな道具を眺めながら、
ではまたまた寒い日とか
雨の時には、頑張って
絵を描くかあと、
doironの気持ちをプクプクと
ふくらませたのでありました。
ブンゾウさん、ありがとう。
いやあありがたいお店の開店
というお話でした。